後片付けの日。ただ淡々と汗をかいて作品を箱詰め。
職員の方と一緒に梱包作業を終え、一息ついた私は
特別に1Fの展示を見せていただくようお願いしました。
ご来場いただいた先生のスポーツ写真展。
私は自分の会場につきっぱなしで、見ていなかったのです。
先生には失礼ながら、「片付け終了後、拝見して帰ります」
とお伝えしてあり、了承いただいた上で、職員の方も対応してくれ
ほぼ貸しきり状態で鑑賞できました。
ひとつの種目を数枚に、かたや数種目を一枚に表現。
クローズアップの横顔。背景が黒く落ちたところに選手をいれて際立たせる。
身体の一部分を切り取った造形美。
直線、曲線、建造物など入れたスポーツシーンの全体像。
パノラマ、タテ位置を2点組んでまとめたものも・・・。
先生の個性が強く出た力作でした。
しかしながら以下、アマチュアのつぶやきとしてお聞き流し下さい。
4ケタ数字のみが並ぶ年代のキャプション、寂しかったです。
19○○で整理番号化されているような気がしました。
そして先生のプロ育成セミナーからプロになった方がたくさんいらして
先生と同じ表現方法で発表されているのを見ているからか
作品に引き込まれていない自分がいました。
でも40年という歴史、カメラもフイルムも十分に発達しておらず、
写す人間の技術にゆだねられていた時代の白黒作品を構成され
大変な労力だったと思います。
以上、アマチュアの見解です。アマチュア=シロウトと笑って下さい。
益々のご活躍をお祈り申し上げます。