思い出のノーサイド

カメラがつなぐパス ラグビーを撮り続けて

写真展報告・追伸

2007-11-03 02:01:17 | ラグビー・思い出話

後片付けの日。ただ淡々と汗をかいて作品を箱詰め。

職員の方と一緒に梱包作業を終え、一息ついた私は

特別に1Fの展示を見せていただくようお願いしました。

ご来場いただいた先生のスポーツ写真展。

私は自分の会場につきっぱなしで、見ていなかったのです。

先生には失礼ながら、「片付け終了後、拝見して帰ります」

とお伝えしてあり、了承いただいた上で、職員の方も対応してくれ

ほぼ貸しきり状態で鑑賞できました。

 

ひとつの種目を数枚に、かたや数種目を一枚に表現。

クローズアップの横顔。背景が黒く落ちたところに選手をいれて際立たせる。

身体の一部分を切り取った造形美。

直線、曲線、建造物など入れたスポーツシーンの全体像。

パノラマ、タテ位置を2点組んでまとめたものも・・・。

先生の個性が強く出た力作でした。

しかしながら以下、アマチュアのつぶやきとしてお聞き流し下さい。

 

4ケタ数字のみが並ぶ年代のキャプション、寂しかったです。

19○○で整理番号化されているような気がしました。

そして先生のプロ育成セミナーからプロになった方がたくさんいらして

先生と同じ表現方法で発表されているのを見ているからか

作品に引き込まれていない自分がいました。

 

でも40年という歴史、カメラもフイルムも十分に発達しておらず、

写す人間の技術にゆだねられていた時代の白黒作品を構成され

大変な労力だったと思います。

以上、アマチュアの見解です。アマチュア=シロウトと笑って下さい。

益々のご活躍をお祈り申し上げます。


写真展報告・最終日10月14日

2007-11-01 20:38:00 | ラグビー・思い出話

閑散としたビジネス街を歩き、最終日の会場へ。

新しい出会い。なつかしい再会。すぎた4日間を振り返りながら

いつもと変わらない点検と準備をしてお客様を待ちました。

昨日と違いすぎる静かな会場。午後1時近くなのに、入場者数5名。

ひよっとして「13名の土曜日」は、振り出しに戻り

「日曜日」になるのでは・・・。

 

不安がよぎった瞬間、札幌の知人が来てくれました。

お墓参りもかねて上京したとの事。嬉しいです。気がまぎれました。

「少し前ツアーで中国一人旅してきたの。これで3回目。」

自分より12歳以上年齢が上なのに、行動力にはいつも驚かされます。

札幌では受付をお願いする仲なので、つい札幌展へのご協力を

打診してしまいました。ご快諾いただけ感謝です。

 

その後メーカーギャラリーの方、1Fのギャラリーで個展を開催中の

プロの先生がプロ育成セミナーの生徒さんを連れて、

東京不惑倶楽部の方、明大スポーツの方など続きました。

心配だった13名は軽くクリアでき、良かったです。

 

でも私の考えでは、入場者数は極端に少ないとがっかりですが、

ただ入って通り過ぎていく方が多いより、立ち止まり、振り返り

何度も見に来る方に恵まれれば、幸せと思っています。

今回は一度来た方が、再度お友達を連れて見にこられるケースが

多く、自分の作品が心にしみる何かを与えたと思えば悔いはありません。

「ラグビーが好き」「写真が好き」

「ラグビーはよく知らなくても競技場に行ってみたくなりました」

「知り合いが写っていて感動」「撮ってくれてありがとう」

作品に寄せる思い、ラグビーへの夢や理想について

吸い上げられた数字を、恥じることなく記憶しておきましょう。

午後6時。数取器のカウンターは、52名を記録して終了しました。