もの創り アドリブ工房日誌

工房アドリブでの作業と作品 
反省と発見
試行錯誤と整理整頓
満身創痍と創意工夫

懐中時計の再生2

2013年06月07日 | 日記
ゼンマイの内端の香箱真の引っ掛け部分の近くが切れていました。
ゼンマイを焼き戻して引っ掛け部分を再生しましたが、
組み立てて時間調整していたら、
又、ゼンマイの真ん中辺りが切れていました。
恐らく、90年以上も古いので、ゼンマイも金属疲労しています。
真ん中でロー付けして動くようにしました。
ただ直す丈では面白くないので、
ダイヤル穴を開けて、テンプと香箱が見えるようにしました。
丁度、目の様に見えるので、
眉毛を描いてみました。
因みに、懐中時計は小さい方が新しいのです。
大きい方のは100年以上経っています。
大きい方をベースに作られています。
この時計のブランドネームはラビッツヘッドです。
ダイヤルにブランドネームが有るのは
無い時計より新しいのです。