店の自動ドア。人が来たら開くけどそのまま開けっぱなしになる怪現象が。電源を一度オフーオンにすると閉まる。で、人が来たら開いてそのまま閉まらない。上のセンサーとかエアダスターで吹いたりしても治らないので、修理業者に電話したら「柱の横に付いているセンサーに汚れは無いですか?」。見るとセンサーにでっかい虫がしがみ付いてやがる。こいつか原因は。払いのけて無事修理?完了。いろんなトラップあるな。
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車は鶴岡に入り海岸線越しに鳥海山が見えてきた。山頂付近には雲がかかっているけど、やっぱキレイな山だなぁ。クラゲドリーム館を過ぎて酒田市内へ。懐かしい道なんだけど酒田を離れてちょうど5年、結構道って忘れてるね。さてここからさらしなさんへ行くにはどう通るんだったっけ?
スマホのナビ頼りで車を走らせていたけど、酒田在住時でもそんなに走った事ない道を案内されて、突然さらしなさんが現れて行き過ぎる。車を戻して駐車場を見たら満車。そういえば奥側に駐車場あったっけ?と車を走らせたけど、僕の知っている駐車場が見当たらない。店にもどって確認したら第二駐車場は移転したようで無事駐車完了「麺工房さらしな」さんへ13時着。
この時間でも三組ほど待ち。20分ほど待って着席。さて何を食べましょうかとメニューを拝見。以前は冊子状になっていたけど、A3一枚もののメニューに変わったのね。品数もちょっと少なくなったような感じがしたけど、主要なメニューは健在。以前はワンタンチャーシューメン一択でしたが、今回はせっかく来たので「いいとこ取りラーメン」の大盛りを。
いいとこ取りは二種類のチャーシューとワンタン、メンマ、味玉が載っている、いわゆる全部入り的なやつ。注文して思い出したけど、庄内のラーメンって普通盛りでも他地域の大盛りあるんですよね。履歴を見るとココで一度も大盛りを食べた事がない。あと、ラーメンが出てくるまで時間かかるんだったよな、たしか。さらに20分待って着丼。
スープはオーブンでローストした豚骨や自家焙煎した煮干し、庄内由良産の鯛の焼き干しを使用とのこと。あっさりしていながらもコクのあるスープはこの店でしか味わえないもの。庄内産の「ゆきちから」を使用した自家製麺は全粒粉で味わい深くモチモチ。ワンタンも同じく「ゆきちから」を使用していますが、極薄の皮を使用しているのでふわふわやわらか。レンゲですくっても餡が分離して皮がとろけてゆく。
山形の・・というか、庄内ラーメンのレベルはものすごく高い。見た目インパクトのある背脂ギットギト系も好きなんですけど、こういうシンプルに見せかけて実は奥が深すぎるラーメンの味は、なんか試されている感じがしてラーメン好きにはたまらないものがあります。やっぱり改めて思ったけどね、庄内で大盛りを頼む時は麺量をお店の人に確認してからの方がいいね。途中から美味しさよりも苦行になりました。腹苦しい・・・。
つづく。