独り

曙太郎さんの死去のニュースにもびっくりしたけど、僕と同じ歳だったって事にもびっくりした。

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今日、相方が地元の友達と新潟市内でお泊まりということで今夜は一人。仕事帰りに銭湯行ってスーパーで晩飯と酒買って帰宅。TVも点けずに音楽とラジオ聴きながら飯食って呑んでパソコンの前に座っていると、独身時代（正確には同棲前か）はこうして毎日を過ごしていたっけなぁ、と。東日本大震災前は20時の閉店時間だったので、そこから銭湯行って晩飯は22時ごろ。呑んでブログ書いて深夜1時就寝がルーティン。

八戸時代はありがたい事に周りが銭湯だらけだったので、サ残しても閉店時間に間に合う銭湯とか把握していて、午後は「今日はどこの銭湯に行こうか」なんて考えながら仕事していた。あと、照明を暗くしてヘッドホンで音楽を聞いてたっけなぁ。パソコンに入れた音源を聞くんじゃなくて、CDプレーヤーにCD入れて直接CDプレーヤーにヘッドホン繋げて聞く。CDプレーヤーの前で簡易椅子に座って歌詞カード眺めながら呑んでたっけなぁ。懐かしい。

先ほどまで、いつもラジコのタイムフリーで聴いている「9の音粋 木曜日 クリス松村」をリアタイ聴取。気まぐれでメール送ったら読まれてしまいました。で、今は「SCIENCE FICTION /宇多田ヒカル」を聴いています。確かに結婚してから音楽をじっくり聞く時間は無くなったかな。これは音楽だけじゃなくて読書とかもそうなんだけど。今までの自分のペースで結婚後も過ごせるかと言ったら、それは多分ありえない。お子さんが居たら尚更だろうけど。

結婚によって自分のペースが崩されていく過程は、長い間独身だった僕にとって多分苦痛だったと思う。それに加えてお互いの家族間のしがらみとか面倒な事とか色々押し寄せてくる中で、自分の心の中にある城を崩さざるをえない状況に陥り、最終的に今までの自分を諦める。時に自分の心に向き合って、このどうでもいい駄文を時間をかけて綴るのも、貴重な時間だった訳で。でもね、人間って変化に合わせて知らないうちにアップデートされるんですよね。

例えば進学とか就職とか結婚とか離婚とか子供が生まれるとか親が亡くなるとか。常に変化が起きる中で、自分のペースを崩されても、しっかりとした自分というものを持ってアップデートしていけば大丈夫なんです。逆にいうと変化がない人生ってツマラナイかも。変化を恐れず、変化を起こして、変化に順応して、また新たな変化を迎える。それが人生かもしれません。なんか最近ね、人生にもっと冒険を！とも思う訳です54歳にして。まだ何も予定無いですがね。