画像は義母モノの第4話制作中からの切り抜きです。
主人公のお嫁さんがメインの回です。
先日ウチの嫁さんが部屋の片づけをしているときに、僕が処分に困って長年棚の奥にしまいこんでたヤバいものを発見しました。
ダンボール箱にぎっしり詰まった、異常な量の大人のおもちゃです。
今まで何度も軽蔑の眼差しは浴びてきましたが、今回は歴代でも1位かもしれません。
嫁「なんでこんなにあるの?頭狂ってるよ」
僕「使いまわされたらイヤでしょ。その人ごとに新品を買えばこうなるよ」
嫁「自慢?なんかいろんな意味でうわぁ…ってなる」
嫁「で?これどうやって捨てるの。戸別回収なんだよ?」
大人のおもちゃはプラスチックと各種ゴムと電気部品の混合体ですから、分解してそれぞれのゴミの日に適切に廃棄しないといけません。
いつかはやらないといけないと思っていたけど、こうして発掘されたということは今日がその日なんだ…と覚悟を決めました。
で、いざ始めると多くのおもちゃが経年劣化で不気味なエメラルドグリーンのぬるぬるに包まれているのです。
これ、緑青もしくは青錆ですよね。
今はそうではないらしいですが、僕が子供の頃は猛毒だと言われていました。
大人のおもちゃには出力可変装置や電池ボックスの電極とか内部に銅が多く使われているもんで、劣化したゴムから出た謎の液体がそこに侵入して惨事に。
しみ出した緑青がピンクやブルーやスケルトンのゴムを染め上げ、なにやら芸術的なまでに全てがキモい緑色に染まっています。
一応使い捨て手袋をしながら作業しました。
ただ、大人のおもちゃはありがたいことにいい意味で頑丈な作りではなく、パカパカしていて意外と分解作業は楽でした。
唯一、最も堅固な作り(?)のローター可動部などはパイプカッターなどを利用してチョコエッグのように真ん中からパカっと割って中からモーターを取り出します。
ゴム製の複雑なものは、大抵はシリコンゴムのような柔らかい中身に通常のやや硬いゴムで外殻をコーティングしてあって、二重構造になってるんですね。
これもニッパやカッターを使って切り裂いたり刻んだりして、廃棄に出すとき出来るだけ原型をわからなくさせていきます。
でも、色合いがピンクのものがほとんどなのでどれだけ原型を崩して刻んでも結局はそれがエログッズの何かの集合体だと誰でも気付くと思います。
まぁ…もう諦めるしかないです。
嫁さんも観念してくださいや。
そして、さまざまなおもちゃから取り出された動力の主役であるマブチモーターの数ですが、その数なんと全部で27個。
モーター部はやや密閉度のある部品で包まれているのでどれも状態は良く、はっきり言って捨てるにはもったいない、何かで流用できそうなパーツではあります。
でも仕方なく捨てますよ、有効な活用法も見つからないので。
しかし床に並べられた大量のマブチモーターを見ながら、さすがに若き日の自分の狂気と性欲におののきました。
こんな磁力でブンブン動くメカメカしい動力を、よくも平気で女性の体内に入れようとしたものだなぁと。
当時の僕の感覚で言えば、こんなもの世の中のみんなが使ってる(?)ことだし、なんなら売られてるし、定番商品もあるし、まぁ今を楽しむべきっしょ!と。
そもそも女性側のリクエストだってこのなかに数個はあるわけだし、男も女も若さってそういうことじゃん!と…。
そういう思考停止にも近い感覚で、このモーターを包んでいたガメラの甲羅みたいなのとかマージマタンゴみたいなモノを平気でぶち込んでいたんですね。
そんな感じでなんとかそれぞれを素材ごとに分別し、戸別もしくは集積所にてゴミ回収の日に間に合わせました。
これがですね、この作業が僕の2024年のゴールデンウィークの中の一日だったりするわけです。
※追記
別の段ボールに詰め込まれていた、おそらく2軍扱いだった大人のおもちゃたちがまた再び発掘されました。
分解し、新たにマブチモーター16個が取り出せました。とりあえず来月の回収に出す予定です。
いつかの自分、本当にどうかしてる!