9月某日~
結婚後、延ばし延ばししていた新婚旅行・・・
海外でなくて妻には申し訳なかったのですが
4泊5日で北海道のツアーに行ってきました。
行きは寝台特急・北斗星で。
かなりレトロで良い感じの外観です。
もはや発車は1日1本なのだそうです。
かなりの旅情が期待できそうです。
食堂車の予約が取れなかったので、お弁当です。
ベッドはちょうど僕の身長でつま先がなんとかギリギリ
伸ばせるくらい(182cmくらいが限度?)でした。
揺れはすぐ慣れましたが結構あります。
窓が小さいのだけが残念です。
盛岡あたりまで眠れず車窓を眺めていました。
ここ、宮沢賢治のイーハトーヴォ郷に入ってからは
闇夜に浮かぶ深い森のシルエットや山の稜線、
黄金色の田畑にポツンと灯る裸電球の街灯、
野中の小さな踏み切りの赤色燈の流線などを眺めるうち、
気分はジョバンニとカンパネルラになっていました。
目が覚めると妻はもう起きていました。
「いま北海道入ったよ」
うわ、あの屋根の形!!
限りなく黒板五郎さんち的な!!
やった~北海道だ!!
北斗星の終点、札幌です。
寝台特急大好きな妻にとっては
あっという間の距離だったそうです。
僕は寝付けなかったので長かったです。
旅情は「大分麦焼酎・二階堂」のCM並にあります。
ここで特急スーパーおおぞら号に乗り換えます。
詳しいことはわかりませんがパンタグラフ?が
なくて運転中のうなり音が大きい電車でした。
終点・釧路駅まで向かいます。
なんとなく秋の日差しです。
釧路駅から観光バスで釧路湿原へ。
展望台です。
もう日没寸前なので展望台から眺めるだけでした。
歩かないとぜんぜん楽しくないです。
屈斜路湖湖畔のプリンスホテルに宿泊。温泉あります。
朝夕ともバイキングでした。
寿司とローストビーフばかり食べてました。
翌朝、明け方の屈斜路湖。
静かで美しい湖です。
前日に予約しておけば1人2500円で
ガイドつきでカヌーに乗れます。
心の底から乗るべきだと思いました。
この日も早々に出発し知床半島を目指します。
途中、オシンコシンの滝などを観光。
知床半島到着。
展望台から望む知床連山。
何もかもがでっかいです。すごい。
知床五湖。
一湖二湖から先はガイドがいないと駄目だそうです。
ぶっちゃけ、一湖二湖でも楽勝で熊が出るそうです。
熊が出る頻度が比較的低いはずの一湖にビビリつつ到着。
ヒルムシロやらタヌキモ的な水草が自生していました。
魚は意外にも普通にフナが泳いでいました。
あっ、ルールルルルルだ!
知床の生き物は人をあまり意識しないので
ものすごく近くで見れます。
もしふざけて石などを投げたりすると純君みたいに
五郎さんからフルスイングでビンタされるので、
マジで絶対に駄目です。
エゾシカです。
ここまで立派なオスのエゾシカは
めったに見れないそうです。
お昼近いせいか、群れで現れました。
なお、ヤックルと間違えて乗ったりすると
振り落とされる恐れがあるかと思われます。
あとヤックルはアシタカとシュナしか乗れない動物です。
途中、オホーツクライン沿いの川には
鮭の遡上が見られました。
かなり満身創痍のご様子でした。
斜里の、地平線までまっすぐに見える道路。
「いい旅夢気分SP」で岩城晃一と金子昇両氏が
このまっすぐな道をバイクで疾走していました。
来世に運良く人間に、そして男に生まれてきたならば
次こそはここを大型バイクで走るのが似合うような
野性味のある男になりたいです。
昼食。
さっきのボロボロになりながらも頑張っていた鮭を
思い出しながら、遠慮なくモリモリ食べました。
三浦半島育ちで新鮮な海産物を食べて育った僕でさえ
北海道の魚介類の美味しさには完全に脱帽です。
網走の天都山展望台。
風が・・・さ・・・さささ寒いッ!!
なんという気温差!
あ、網走湖です。
寒さを忘れるほど美しい湖でした!!
北見の近くの温根湯温泉到着。
宿の近くでもの欲しそうなキタキツネ発見。
エキノコックスという死に至る病気を持っている
そうなので絶対に接触してはいけないそうです。
旅館で出たカニづくし膳。
タラバや毛ガニなどを食べました。
タラバのしゃぶしゃぶはもう一度食べたいです。
毛ガニはたらいのなかで熱した溶岩で茹でます。
一心不乱に食べきりました。
翌朝、層雲峡へ。
銀河流星の滝を観光。
途中、さらに気温が下がり初雪が降りました。
拝啓、恵子ちゃん。日本は結構広いです。
ここらへんの山岳地帯は紅葉が見られました。
渓流沿いで妻の記念写真を撮りました。
美瑛の色彩の丘。すごい景色です。
途中、ケンとメリーの丘と木も見てきましたが
近くに売店が出来たり駐車場が出来たり
・・・ううむ。
後藤純男美術館にて昼食。
すばらしい日本画が見れました。
これまで後藤純男氏を知らなかった
自分の無知に、恥じ入るばかりでした。
十勝連峰。昨日が初冠雪だそうです。
上富良野から富良野へ。
夏にちょっと来て良いところだとか
結構ひらけてるのねとか言うと
居酒屋で酔った五郎さんにからまれるので
心の中で静かに堪能しました。
ドラマ「北の国から」は続編について構想だけは
一応あるそうですが、純と結ちゃんの離婚だけなら
ともかく、なんと蛍と正吉の離婚まであるそうなので
ホントそれだけは絶対勘弁して欲しいと願っています。
空知川。
五郎さんや中畑さん、草太兄ちゃんがイカダ下りレースに
参加した川であり、また東京に帰る母・令子の乗る列車を
蛍が涙をこらえて川岸を走りながら見送る名シーンの
舞台となった川です。
見れて感動でした。
「母さん、雲が今日もきれいです。
母さんが見たっていう雲はわかりません。
だけど、その雲を僕と蛍はどれだったんだろうと
ときどき話しており・・・」
(北の国から・最終第24話より)
かなり駆け足でしたが北海道観光を終え
帰りはフェリー「さんふらわぁ ふらの」で
船中泊しながら帰ってきました。
大洗港に着いての第一声は「本州、蒸し暑ッ!!」
でした。
結婚後、延ばし延ばししていた新婚旅行・・・
海外でなくて妻には申し訳なかったのですが
4泊5日で北海道のツアーに行ってきました。
行きは寝台特急・北斗星で。
かなりレトロで良い感じの外観です。
もはや発車は1日1本なのだそうです。
かなりの旅情が期待できそうです。
食堂車の予約が取れなかったので、お弁当です。
ベッドはちょうど僕の身長でつま先がなんとかギリギリ
伸ばせるくらい(182cmくらいが限度?)でした。
揺れはすぐ慣れましたが結構あります。
窓が小さいのだけが残念です。
盛岡あたりまで眠れず車窓を眺めていました。
ここ、宮沢賢治のイーハトーヴォ郷に入ってからは
闇夜に浮かぶ深い森のシルエットや山の稜線、
黄金色の田畑にポツンと灯る裸電球の街灯、
野中の小さな踏み切りの赤色燈の流線などを眺めるうち、
気分はジョバンニとカンパネルラになっていました。
目が覚めると妻はもう起きていました。
「いま北海道入ったよ」
うわ、あの屋根の形!!
限りなく黒板五郎さんち的な!!
やった~北海道だ!!
北斗星の終点、札幌です。
寝台特急大好きな妻にとっては
あっという間の距離だったそうです。
僕は寝付けなかったので長かったです。
旅情は「大分麦焼酎・二階堂」のCM並にあります。
ここで特急スーパーおおぞら号に乗り換えます。
詳しいことはわかりませんがパンタグラフ?が
なくて運転中のうなり音が大きい電車でした。
終点・釧路駅まで向かいます。
なんとなく秋の日差しです。
釧路駅から観光バスで釧路湿原へ。
展望台です。
もう日没寸前なので展望台から眺めるだけでした。
歩かないとぜんぜん楽しくないです。
屈斜路湖湖畔のプリンスホテルに宿泊。温泉あります。
朝夕ともバイキングでした。
寿司とローストビーフばかり食べてました。
翌朝、明け方の屈斜路湖。
静かで美しい湖です。
前日に予約しておけば1人2500円で
ガイドつきでカヌーに乗れます。
心の底から乗るべきだと思いました。
この日も早々に出発し知床半島を目指します。
途中、オシンコシンの滝などを観光。
知床半島到着。
展望台から望む知床連山。
何もかもがでっかいです。すごい。
知床五湖。
一湖二湖から先はガイドがいないと駄目だそうです。
ぶっちゃけ、一湖二湖でも楽勝で熊が出るそうです。
熊が出る頻度が比較的低いはずの一湖にビビリつつ到着。
ヒルムシロやらタヌキモ的な水草が自生していました。
魚は意外にも普通にフナが泳いでいました。
あっ、ルールルルルルだ!
知床の生き物は人をあまり意識しないので
ものすごく近くで見れます。
もしふざけて石などを投げたりすると純君みたいに
五郎さんからフルスイングでビンタされるので、
マジで絶対に駄目です。
エゾシカです。
ここまで立派なオスのエゾシカは
めったに見れないそうです。
お昼近いせいか、群れで現れました。
なお、ヤックルと間違えて乗ったりすると
振り落とされる恐れがあるかと思われます。
あとヤックルはアシタカとシュナしか乗れない動物です。
途中、オホーツクライン沿いの川には
鮭の遡上が見られました。
かなり満身創痍のご様子でした。
斜里の、地平線までまっすぐに見える道路。
「いい旅夢気分SP」で岩城晃一と金子昇両氏が
このまっすぐな道をバイクで疾走していました。
来世に運良く人間に、そして男に生まれてきたならば
次こそはここを大型バイクで走るのが似合うような
野性味のある男になりたいです。
昼食。
さっきのボロボロになりながらも頑張っていた鮭を
思い出しながら、遠慮なくモリモリ食べました。
三浦半島育ちで新鮮な海産物を食べて育った僕でさえ
北海道の魚介類の美味しさには完全に脱帽です。
網走の天都山展望台。
風が・・・さ・・・さささ寒いッ!!
なんという気温差!
あ、網走湖です。
寒さを忘れるほど美しい湖でした!!
北見の近くの温根湯温泉到着。
宿の近くでもの欲しそうなキタキツネ発見。
エキノコックスという死に至る病気を持っている
そうなので絶対に接触してはいけないそうです。
旅館で出たカニづくし膳。
タラバや毛ガニなどを食べました。
タラバのしゃぶしゃぶはもう一度食べたいです。
毛ガニはたらいのなかで熱した溶岩で茹でます。
一心不乱に食べきりました。
翌朝、層雲峡へ。
銀河流星の滝を観光。
途中、さらに気温が下がり初雪が降りました。
拝啓、恵子ちゃん。日本は結構広いです。
ここらへんの山岳地帯は紅葉が見られました。
渓流沿いで妻の記念写真を撮りました。
美瑛の色彩の丘。すごい景色です。
途中、ケンとメリーの丘と木も見てきましたが
近くに売店が出来たり駐車場が出来たり
・・・ううむ。
後藤純男美術館にて昼食。
すばらしい日本画が見れました。
これまで後藤純男氏を知らなかった
自分の無知に、恥じ入るばかりでした。
十勝連峰。昨日が初冠雪だそうです。
上富良野から富良野へ。
夏にちょっと来て良いところだとか
結構ひらけてるのねとか言うと
居酒屋で酔った五郎さんにからまれるので
心の中で静かに堪能しました。
ドラマ「北の国から」は続編について構想だけは
一応あるそうですが、純と結ちゃんの離婚だけなら
ともかく、なんと蛍と正吉の離婚まであるそうなので
ホントそれだけは絶対勘弁して欲しいと願っています。
空知川。
五郎さんや中畑さん、草太兄ちゃんがイカダ下りレースに
参加した川であり、また東京に帰る母・令子の乗る列車を
蛍が涙をこらえて川岸を走りながら見送る名シーンの
舞台となった川です。
見れて感動でした。
「母さん、雲が今日もきれいです。
母さんが見たっていう雲はわかりません。
だけど、その雲を僕と蛍はどれだったんだろうと
ときどき話しており・・・」
(北の国から・最終第24話より)
かなり駆け足でしたが北海道観光を終え
帰りはフェリー「さんふらわぁ ふらの」で
船中泊しながら帰ってきました。
大洗港に着いての第一声は「本州、蒸し暑ッ!!」
でした。