高千穂町は天孫降臨の地としてもだが、神々が住まれる場所としても古より尊ばれてきた。
この時期に行っても別段目新しいものはないが、南阿蘇から1時間もあれば行けるので立ち寄ってみた。
五ケ瀬川に流れ込んだ溶岩が、急に冷えたことでできた柱状節理が両岸にそそり立つ。
この日は雨上がりでボートがお休みだったので水面が寂しかった。
真名井の滝は水量も多く、いつもより美しい放物線を描いている。
紅葉が遅い高千穂もあと一月程すると、真名井の滝周辺を色鮮やかに彩る。
その頃は、紅葉の写真を追いかけあちらこちらに行き、撮り疲れしてここに足が向くことはないだろう。
多分。