クリスマスローズの学名であるヘレボルス・ニゲルは、ギリシャ語のHeleninとboraの造語である。
それぞれ「殺す」と「食べ物」を現わし、食べれば死ぬということを意味している。
海の中道海浜公園に咲いているクリスマスローズが、すべてそうなのかわからないが手を差し伸べるのは止めたほうがよさそうである。
葉っぱに触っただけで皮膚に炎症を起こしたり、水泡ができたりすることもあるので、眺めるだけにしたほうがよさそうだ。
彼らは美しい花の姿をしながら、ひたすらうつむいて警告を発しているのかもしれない。
私に触ってごらん、ホラ花を指で持ち上げてごらん、綺麗な顔がもっとみれるわよと。