グローバルビレッジ(1)~サンライズ号乗車記

2010-05-04 20:24:02 | 旅行
ご無沙汰していました。無事にパソコンも復旧しましたので、これから数回にわたって、先週木曜日に東京へ行った際の旅行記を書いていくことにします。


以前にも書きましたが、先週の木曜日は、今までに海外インターンに行った人たちで集まって、発表会のようなものをしよう、という企画がありました。そのために東京に行ってきましたが、行きは神戸と東京を結んでいる夜行列車、「サンライズ出雲」号を使いました。

この列車は、「サンライズ出雲」号と「サンライズ瀬戸」号が、前者は東京~出雲市、後者は東京~高松を結んでいるもので、上り列車の場合、三ノ宮にも停車するので、この列車を使って上京可能、というわけです。


かくして、人生初の個室寝台となりました。

乗車の2週間ほど前に最寄り駅まで切符をとりに行ったのですが、その時に切符が売り切れていたらどうしよう、と心配していました。噂では、上り列車は関西(神戸・大阪)~関東の需要が高い、と聞いていましたし、日にちが日にち(祝日)ということもあって、半分ダメモトで聞いたら、出雲号も瀬戸号も空室があるとのことでした。正直安心しました。


そして、今回の部屋は一人用B寝台個室、「シングル」です。




部屋が狭いので、いい写真を撮るのが難しいです。

値段は、個室料金が7350円、特急料金が2830円、運賃が、学割を使って約7千円。
学生の僕にとってはとても痛い出費ですが…

しかし、値段が高いというだけあって、設備も快適です。

部屋の中にはハンガーがありましたし、バックパックを置くスペースもあります。食べ物や小物を置くテーブルもついていましたし、鏡もあるので身だしなみも部屋の中でチェックできます。





音楽設備もついていて、シングルの場合NHKのFMラジオと、就寝用のBGMが聞けます。




窓も大きいので景色も眺められますし、カーテンも遮光の機能がいいので、安心して寝ることができました。


この列車は、三ノ宮を0時13分、大阪を0時34分に出発した後は、関東圏にしか停車しないのですが、特に大阪からの利用が多いらしく、僕が乗った時もホームで短い列を作って、乗客が列車を待っていました。


大阪を過ぎたあたりから睡魔に襲われて寝てしまいましたが、気付くと夜明けの静岡。そこからもう一度寝たのですが、次に目を覚ますと小田原を通過していました。


今までも何度か寝台列車を利用したことがありましたが、開放寝台なので、他の方のいびきがうるさくてしっかり眠れなかったり、そもそも寝台が小さすぎて、お世辞にも快適だとはいえませんでした。しかしこのサンライズ号に使われている車両は、プライベートも確保されていますし、部屋の大きさも十分あったので、もう一度と言わず、何度も使ってみたいと思いました。


それと、要望を言えば、下り列車も大阪・三ノ宮に停車してほしいですね。帰りは夜行バスを使ったのですが(夜行列車がないため)、やはり横になれないのは辛いです。東京に住んでおられる方が、家に帰るのに寝台列車で横になれる選択肢があるのがとてもうらやましいです。数年前に廃止になった「銀河」のような列車がもう一度復活しないでしょうか。


東京での写真です。




最新の画像もっと見る