この夏、青春18きっぷで訪れたい7つの地域①

2012-07-28 23:32:51 | 旅行
今年も、青春18きっぷのシーズンがやってきました。
夏休みや休暇を使って、今年もどこかに旅に出る方もいらっしゃるでしょう。
また、「今年の夏に18きっぷデビューします!どこに行こうかな♪」という方もおられるのではないでしょうか。


今回から三回に分けて、僕が高校生、大学生の時に僕が実際に訪れた日本各地のうち、青春18きっぷで訪れてみたい場所を7つ、厳選して紹介します。

7つの地域と言っても、実際は結構広い範囲にまたがって「1地域」としている所もあります。

僕が訪れた時期は、必ずしも夏場ではありませんし、18きっぷ以外の方法で訪問した場所もあります。

しかし、18きっぷのメリットは、なんといっても「スローな旅ができる」ところ。

時間の経過や、人とのしがらみを忘れられる場所を紹介します。
目的地まで、18きっぷを使うのもいいでしょう。
目的に着いてから、18きっぷを使うのもいいでしょう。

旅に答えはありません。きっぷを手にした皆さん、一人一人がそれぞれの「色」を持った旅をされるように、そして、その際に少しでも参考になればと思い、今回のエントリを書いていきます。

今回は、18きっぷのルールのおさらいと、7つのスポットのうち二つを紹介します。



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<はじめに>

青春18きっぷのルールについて、もう一度復習しておきましょう。
(あくまで簡単なものです。より細かいルール・例外・特典などは、駅の窓口等で調べて頂ければと思います。)

・ 日本全国、JR全路線全区間の普通列車自由席が乗り放題(快速列車も乗れます)。
・ 特急列車、新幹線には乗れません。乗る場合、乗車券と特急券等が必要です。ただし、快速列車等でも、指定席を使う場合は、別途指定券の購入が必要
・ きっぷは5枚綴り、11500円。販売個所はJRの窓口。
・ きっぷ一枚で、一人1日使用可能。一人で5日間使うも、5人で日帰りの旅に行くのもOK。もちろん、3日間は一人で旅して、残りの2枚を大事な人と日帰りで…というのも、大丈夫です。
・ 一日=0時~23時59分まで。ただし、東京・大阪の特定区間では、終電まで有効。

…ようするに、「使い方次第で大化けする、貧乏旅行の友」ですね(笑)。


これから紹介する場所については、簡単なものになってしまいますが、適宜写真を載せますので、「日本にこんなところあるんだー。行ってみたいなー」と思って頂ければ幸いです。


青春18きっぷについてのおトクな情報や裏技は、こちらの電子書籍にも載せてあるので是非ご覧下さい。


青春18きっぷを使う時に知っておきたい18のこと


<①北海道/道央・道南地域>

普通列車の本数が格段に少ない北海道です(札幌周辺をのぞく)が、人気のない地域を、窓をあけて風の音を聞きながら旅するのは格別。列車に乗りそびれると、次の電車まで○時間待ち、ということもざらにあるので、スケジューリングはしっかりとしたほうがいいですが、普段特急列車で慌てて通過してしまう景色も、味わうことができます。

・ 小樽 言わずとしれた港町。札幌との間には列車本数が多いので、手軽に行けます。赤レンガ倉庫など、スポットについてはいろいろあるので、長時間滞在するのもいいかと思います。

・ 函館本線 小樽~倶知安~長万部 山の中をひたすら走ります。途中、羊蹄山がきれいに見える場所もあり、「癒し」を求めるのであれば、この路線をのんびり旅してみましょう。列車本数は一日数本なので、途中下車する場合は、綿密にスケジューリングを。

・ 函館本線 長万部駅・森駅 長万部から函館にかけて、太平洋が見える地域を線路がのびています。特に、長万部駅の「かにめし」、森駅の「いかめし」は、とても有名な駅弁ですので、賞味の価値あり。

かにめし




いかめし





<②青森県~秋田県/ねぶた、竿燈祭りと五能線白神山地をめぐる旅>


・ 東北の夏と言えば、なんといっても「東北夏祭り」でしょう。僕は2010年の夏に、「東北6大夏祭りをすべて見に行く」という旅を、18きっぷで成し遂げました(合計12日間)。
その時に見た夏祭りで、特に印象に残ったのが青森ねぶたと、秋田竿燈祭りです。祭りの規模、そして伝わってくるエネルギーの量が圧倒的に違います。









・ ねぶたの巡行、竿燈の豊穣祈願(持ち上げる提灯は、一面に実った稲穂を表しています)。関西在住の僕にとって、このスケールの祭りは初めてでした(京都の祇園には行ったことありません。苦笑)。青森、秋田の皆さんが祭りにかける思いというか、力強さをひしひしと感じました。


・ 五能線(青森県川部駅~秋田県東能代)は、日本海の海岸線を進むローカル線。季節列車「リゾートしらかみ」は全車指定席ですが、津軽三味線の演奏もありますし、日本海を間近に見られるのも圧巻です(僕は、この路線の秋田県側で見た海が、日本で一番美しい海だと思っています)。途中下車のおススメは、「十二湖駅」。バスで日本キャニオンの入り口まで行けます(バス本数は少ないので、要確認)。ここには神秘の湖「青池」があり、湖面の蒼さは目を奪われます。






今後、南に下っていきます。どうぞお楽しみに!




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