恋と愛の違いは何なのか?

2009-08-30 15:53:32 | 自分の思想をめぐる冒険
まず、手元にある電子辞書を引いてみました。

恋=・特定の異性に強く惹かれること。また、切ないまでに深く思いを寄せること。
  ・土地、植物、季節などに思いを寄せること。

愛=・親子、兄弟などがいつくしみあう気持ち。また、生あるものを可愛がり大事にする気持ち。
  ・異性をいとしいと思う心。男女間の、相手を慕う情。
  ・ある物事を好み、大切に思う気持ち。
  ・個人的な感情を超越した、幸せを願う深く温かい心。


…なんだかイマイチわかりにくい。
自分は、以下のように思ってます。



恋と愛にははっきり違いがあると思う。

それは、「恋は自分の中でするもの、愛は何かに対して表現するもの」だということです。

愛っていうと漠然としてわかりにくいですが、たとえば感謝の気持ちっていうのは愛の一種ではないでしょうか。何かしらの形でお世話になった人(あるいはもの)に対して、たとえば言葉で、またあるいはプレゼントをすることで、私たちは感謝の気持ち(=愛)を表現しているのだと思います。
たとえば、好きな人に対して何かしらの行為をすることも、愛の表現の一種であると思いますし、家族内で、親の手伝いをするというのも、子どもから親への、普段の感謝の気持ちの表現ではないでしょうか。

だから、愛というものは言葉であれプレゼントであれ、または音楽とかであってもいい、何かしらの形で表現されるものなのだと思うんです。


一方で、恋っていうのは愛と違って、そういう気持ちを表現できないものだと思います。

例えば。

誰か好きな人がいるとして、その人に対して何かしたいと思うけども、向こうからすると特になんとも思われない、それに自分の方でも恥ずかしい思いとかが先行して何もできない状態を、恋と呼ぶのだと思うのです。

また、一人暮らしをする、中には自分の生まれ故郷を思い出して、郷土料理とか風景であるとか、親を懐かしく思う人があります。そういうときには「故郷が恋しい」って言いますよね。それも、単にそれらを懐かしく、もしくはいとしく思うだけで、それらに対して特に何か気持ちを表現するわけではない。何か感謝の気持ちを表すっていうのは、いわゆる「愛情表現」なのではないでしょうか。すなわち、愛という表現がふさわしい。


だから、こんな自分ももっと愛情表現していきたいと思います。やっぱり自分の中だけでこらえるっていうのは苦しい。どんな些細なことでもいいから、何かしらの気持ちを素直に表現していきたいと思いました。

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