自分にしかできないこと

ってなんなんだろう？

と最近考えます。

難しいです。というかそんなに簡単に答えがでるものでもないでしょう。


自分が今まで生きてきた20年弱、

その中で出会ったこと、出会った人、

それらが作った価値観世界観

そういうものが、今の自分を作っているのだと思います。


今までの生きてきた道は、考えようによれば一つにつながっている、と考えることもできると思います。

その中で、自分の中に蓄積されたものは何なのか？

その考えを持って、自分にしかできないこと、自分ができること、というのは何かないのか？

そういうことを考えるのも、また楽しいです。


僕の中での、特にウエイトの高いものは「旅行」と「言葉」です。

旅を通して今まで訪れてきた場所、そこで見た世界、

それは誇りに思っています。

「こんな場所がある、あんなものがある」と、自分が実際にこの目で見たものですから、強く、自信をもって言うことができる。


それと言葉。

言葉は、「気持ちを伝える手段」だと思うんです。

日本語にせよ英語にせよ、考えとか概念とかを言葉にするわけですから、

言葉には世界観が横たわっていると思うんです。


その中で、僕は「日本人にしか感じることができないもの」というのがあるのではないか？とも思います。

桜が散る時の美しさ、命の儚さ…

そういうものは、私たち「日本人」の心の一番底を流れているものだと思うんです。

旅を通して、そういう世界を少しでも見たい。

少しでも近付きたい、触れたい、

ということも思うようになりました。


そして、そういう場所、概念があるということを伝えることができればいいな、と強く思います。

でもそのためには、まず自分が「身体の中に」取り込まないといけません。

実際に体験、経験するということ。

いろんな世界を知ること。

それが、僕にできることだと思っています。


それを伝えることができれば、どれほど幸せでしょう。


「文化教育」とでも名付けましょうか。


やはり、普通の人生よりはこういう道のほうが向いているのかもしれません。

そのほうが自分の生命力も強くなっていく気がします。


どんな社会起業があるのか、最近調べたいと思っています。