Akatsuki庵

日々と向き合って

気楽に付き合いたい茶道なれど、、、

2012年06月06日 00時00分18秒 | 軽茶(かるちゃ)
最近、「茶道と気楽に付き合うって、どういうことなんだろう」と考える。
それから「本格的な茶道って、どういう定義?」ってことも考える。


まだ初心者だった頃に購入した風炉釜。

熱心に習いたかったからじゃあない。
面倒くさかったから

「習いに行く」のが面倒で、斜め向かいの奥さんに自宅に教えてに来てもらう形で習い始め、
そうすると風炉釜を始め、稽古の前後に持ち運ぶのが面倒なので、半年も経たないうちに購入。
もちろん、電熱器~もとい電熱炭も一緒に購入。

当時は「もうすぐ21世紀になろうかという時代に、今さら炭なんて~」と思ってた。

まさか、20年経って炭手前の稽古をすることになろうとは


やっぱり“気楽に茶道”といえば、野点かなぁ
NHK・BSプレミアム『美の壺』、本日(6/6 19:30-)は「和のピクニック 野点」。
見るべしっ サイト
にほんブログ村 その他趣味ブログ 茶の湯・茶道へにほんブログ村
blogram投票ボタン
人気ブログランキングへ人気ブログランキングへ
応援ヨロシク致しマス
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カフェで過ごす時間

2012年05月14日 00時00分24秒 | 軽茶(かるちゃ)
世間様より十日ばかり遅れて、連休に入る。
となれば、久しぶりの里帰り。

先日の事故ですっかり評判が落ちてしまった夜行バス。
確かに徐々に明らかになっている背景は、業界にとっては氷山の一角なのかもしれぬ。
だけど、全てのバス会社が危険だと回避してしまうのはいかがなものか。

回数券を購入するほどよく利用する私としては、一応は良心的で安全なバスを選んでるつもり。
もっとも、それを言うと薮蛇。「そんなに使うのに、何故帰らないの???」
だから、黙ってお小言を頂戴してる。

ところで、今回は定刻通りに到着してしまった。
やはり第二東名開通の効果と週末千円終了の影響か。
正直なところ、私にとっては困る現象
どんなに、のんびりしても時間が余ってしまうから~。
かくして、美術館が開く10時までの時間を潰すべくカフェに入る。
抹茶ラテで約1時間、お気に入りの茶道本を読んで粘る。
“カフェ読書”って、私は苦手。
でもオフィス街にある土曜朝の店内はお客も少なくて。
しかも、いるのはほとんど一人客。
それぞれに自分の時間を過ごしてる。

だんだん集中して、本の世界に入りこめて、楽しかった。
気がつけば、いつの間にか動き出す時間。

なるほど、カフェタイムもたまにはいいかも、ね。

にほんブログ村 その他趣味ブログ 茶の湯・茶道へにほんブログ村
blogram投票ボタン
人気ブログランキングへ人気ブログランキングへ
応援ヨロシク致しマス
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雨で足止め~

2012年05月04日 00時00分48秒 | 軽茶(かるちゃ)
せっかくの休日、美術館に行こうと思っていたのに、
季節外れ?の大雨のため見合わせた。
天候回復したら午後からでも~と思ったけれど、結局は躊躇して出そびれた。

もったいなかったかな。

灰形の練習したり、ネットサーフィンしながら秋の旅行企画立てたり。
あるいは溜まった録画を見たり。
今回はたまたま?旅紀行が多かった。

最近は朝に作る抹茶ラテだけと、今夜のブレイクタイムに。
あら、「六甲のおいしい水」だ。
最近は富士山の水を買うことが多かったけど、安売りしてたのかなぁ。
もうすぐ関東では六甲の水が飲めなくなる。
ハウスさんのブランド変更で「おいしい水 富士」と「おいしい水 六甲」になるとか。
関東では「富士」、関西では「六甲」で販売の範囲を分けるのだそうな。

飲めないとなれば、それはそれで寂しい。

これが発売されたのは1983年。←ラベルに印刷されてる。
当時は六甲山中?(←裏六甲)に住み、山間を走る電車で通学していた。
蛇口を捻れば“六甲山の水”。

それが全国展開する商品になるのが不思議だったなぁ。
思えば、あれが“水”について日本人が意識したハシリだった?かも。

そう思うと感慨深い。
そして、抹茶は“おいしい水”で点てたい。

にほんブログ村 その他趣味ブログ 茶の湯・茶道へにほんブログ村
blogram投票ボタン
人気ブログランキングへ人気ブログランキングへ
応援ヨロシク致しマス
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

もっと抹茶を

2011年12月27日 00時00分04秒 | 軽茶(かるちゃ)
毎朝飲むホットミルクの牛乳が足りなくて、抹茶ラテ。

そういえば最近、自宅で抹茶を点ててないなぁ
稽古も行ってないし。

先週、話し合いで稽古場を訪れた折り、後輩たちの点て出しで一服した。
座敷で待っていると、キッチンから戸惑いの声が聞こえてきた。

心配したけど、出されたものはキレイに点っていた

「おうちで点ててないでしょ~」と聞くと、「ハイ
点前座とキッチンで立ったままで点てるのでは感覚が違うから、慣れるためにも自宅で点てた方がいいヨ。
って言いながら、自分はサボってたなぁ。

もっとも、未開封の20gがまだ2缶冷蔵庫にある
干菓子もいっぱい。

稽古再開までさらに一カ月あるから、自宅で練習しておかないと。。。と反省

<お知らせ>
gooブログさん推奨の「人気ブログランキング」に「茶道」カテゴリーが新設されました。
今までは仕方なく「美術館ギャラリー」でエントリーしていたけれど、苦戦していて。
やっと、しっくりしたカテゴリーに乗り換えられます。
今後は「にほんブログ村」に加えて、「人気ブログランキング」へも投票していただけるとウレシイです。

にほんブログ村 その他趣味ブログ 茶の湯・茶道へにほんブログ村
blogram投票ボタン
人気ブログランキングへ人気ブログランキングへ
応援ヨロシク致しマス
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

風邪予防に濃くした薄茶

2011年10月12日 00時00分09秒 | 軽茶(かるちゃ)
喋りすぎて喉が痛くなったのかと思ったけど、本当の原因は空気の乾燥みたい
咳が出て止まらなくなり、体がぽっぽしてくると~
そう、風邪気味のようで

だから、今夜は大事を取って旅行の話は控えます。
今回は「茶の湯どっぷり京ツアー」だったので、書きたいんだけど

抹茶は風邪の予防に効果があるんだっけ。。?
と、薄茶を多めに入れて点てる。
お菓子は職場土産に配った余り物。
生八ツ橋の秋限定・栗あん。
一つずつ袋に入ってる生八橋って初めてだったので、割高だけど買っちゃった
水は染井の名水。
にほんブログ村 その他趣味ブログ 茶の湯・茶道へ
にほんブログ村
 blogram投票ボタン 人気ブログランキングへ人気ブログランキングへ
応援ヨロシク致しマス
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鶴亀の和三盆

2011年10月05日 00時00分25秒 | 軽茶(かるちゃ)
☆今月はワケあって、10月23日までは省エネ型のblogにするよう、心掛けさせていただきます。
あしからず。

急に涼しくなると、朝の一服が恋しくなってくる。
(すみません。最近忙しくて、また朝の自服サボってました)

久しぶりに抹茶一服。
お菓子は先週の稽古にて、姉弟子さんからいただいた和三盆糖。
鶴亀。敬老の日の御祝で町内会から支給されたんだって。
「主人がね、けったくそ悪いから稽古場に持ってけって

ほー。そういうもんなんだ。
長寿を祝われるより、自分が老人だと認められるのがイヤ。

まぁ、抹茶を喫まなくて、甘い物が苦手な人には有難迷惑かもね

しかし、一個が大きい
写真撮るために二つ並べたけれど、食べたのは一つだけ。
残りはまた明日。

京都旅行が近付いてきた。
天気予報をチェックしながら、ボチボチと荷造り。
フリークポイントの確認とコースのシュミレ-ションも暇さえあればやってみる。
本当に京都は探せば探すほど、“掘り出し物”が出てくるから、面白い
にほんブログ村 その他趣味ブログ 茶の湯・茶道へ
にほんブログ村
 blogram投票ボタン 人気ブログランキングへ人気ブログランキングへ
応援ヨロシク致しマス
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

茶は服のよきように点て~って、コト?

2011年08月25日 00時00分49秒 | 軽茶(かるちゃ)
昨夜(8/23)はblogを書いていたら、大きなニュースが2件がら流れて、
「へ えっ」と気が散っちゃって
話が中途半端になってしまった。

誤解しないようにお願いしたいのですが、
「薄茶は三口半で吸いきれるように点てる」ということは、全てに通用することではない。
きっと。。。

茶道を教えていらっしゃっる先生それぞれにお考えもあるでしょうし、
流派による違いもあると思う。
「そういう考え方もある」という、あくまで参考程度に読んでいただけたらと思いマス。
ただ、聞いていて「ナルホド」と思ったことも確か。

一口めで熱さを確認するのも道理だし、よって二口めは安心して味わえるのもまた然り。

三口めで泡をきれに吸い切れるようにして飲むのも、“美学”と“思い合い”。
泡が茶碗の見込に残らないようにしておけば、拝見の時もスムーズ。
茶席で相客から拝見を乞われることは充分に想定内のこと。
よって、キレイに吸い切るのは当然のマナー。
(吸い切り後に懐紙で見込を清める所作は見ていてもあまりいい感じはしない

また、茶事教室では「(茶事では)短縮の美学を」とよく言われる。
薄茶一服とはいえ、ダラダラ飲んでるじゃないわヨってコトかも

本来は点前座から亭主が主茶碗で客一人ひとりに点てるもの。
それを考えたら、客はサッサと薄茶を飲んで亭主に返して時間短縮すべき~。
と心構えは茶人として当然でしょ。
ということなのだろう、と思う。

三口半に点てる“亭主”としてのテクニックも必要だし、
三口半で吸い切る“客”としてのテクニックも必要なのかな、とも思う

男性か女性かで三口半の量も変わってきそうな気もする
これからお茶を点てる相手を見て、相手の三口半を瞬時で判断する配慮とか
(って、水屋で点て出しなんて以ての外になっちゃうけど

どんな点てられ方でも泡を残さず吸い切る客としても技量をマスターするとか

そんなことを考えれば、三口半は茶席内の、茶事や茶会のことで必要なのであって、
自宅でリラックスして飲む分には多少は大服でもいいと思う。

まぁ、ワタシの場合、自服の分量についても、常に三口半で点てられないし
自服する際にも泡を残さずに吸い切ることも出来てない

だから、まずは自宅で飲む時は練習として、三口半を心がけていこうと思ってる。

ということです。
あくまで参考ですから あしからず。
にほんブログ村 その他趣味ブログ 茶の湯・茶道へ
にほんブログ村
 blogram投票ボタン 人気ブログランキングへ人気ブログランキングへ
応援ヨロシク致しマス
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

薄茶三口半の意味

2011年08月24日 00時00分17秒 | 軽茶(かるちゃ)
最近、自宅で薄茶を点てて飲むようにしている。
朝夕2服ずつ~といきたいところだけど、それは厳しい
比較的余裕の朝か、もしくは比較的余裕のある夜か。。。

たかが薄茶、されど薄茶。

先々月の灰形&茶事教室で初めて薄茶を点てた時、先生が「自服してごらん」。

まず、泡の粒が細かくないとダメ出し1
次にフツーに飲んで、3口半で飲み切れず、ダメ出し2
さらに、吸い切った後の茶碗を見せたら「泡が残ってる」でダメ出し3

「何考えて薄茶飲んでるの?」

そこで説明を聞いて、「ひょえ~ まったく考えてなかった~」と思った。
思ったけど、そのまま忘れていた。

そして、この前の茶事教室で水屋から見学していたら、再度同じ説明をされていた。
それで、あっ 忘れてたぁ

三口半の最初の一口めは熱さを確認、二口めで味わう。三口めは泡を残さないようにして、最後の半口で吸い切る

なるほど~と思っても、いざ実践するのはなかなか難しい。
数年前、他の社中が茶会をした際にお点前でお手伝いしたら、リハーサルで「小服すぎる
以来、なんとなく3口半より多めに点てる癖がついていた

そこから修正しなきゃならない。
そして、飲み方。
泡が残らないように、残らないように~。

出来た?

ただ、泡がねぇ  まだまだ。
点て方と飲み方と。

日常でも練習できることはある
にほんブログ村 その他趣味ブログ 茶の湯・茶道へ
にほんブログ村
 blogram投票ボタン 人気ブログランキングへ人気ブログランキングへ
応援ヨロシク致しマス
コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

和菓子の日に給湯流茶道?

2011年06月17日 00時00分30秒 | 軽茶(かるちゃ)
さて、6月16日は「和菓子の日」ということで、朝はカバンに一服セットを入れた。

今までのカバンだと弁当箱と抹茶セット籠は一つのカバンに収まらなかったのだけど、今回は入る
しかも、そんなに重たくない

朝9時すぎ老舗の和菓子司に立ち寄った。←とくに記念日のイベントなし

主菓子は鉄線(外郎)、じょうよ饅頭(河原撫子)、葛菓子(あじさい)がある。
でも、今回は饅頭。
なぜって、「抹茶、抹茶」と思って準備したはよいけれど、楊枝とか懐紙は忘れたし
『河原撫子』の文字を見て、「あ
そうだ、日曜日に見た花はカワラナデシコだったヨ~と思い出した。

(茶席で茶花として入っているのかしか見たことなくて。自生していると、どうもピンとこない?)

ホントは水無月があればと思ったけれど、あれは京都の和菓子だからね。
江戸ではあまり馴染みがないのかもしれない。(なかった)

水無月に入っている小豆。
赤い色の小豆は悪いものを払う力があるとされているそうで、
それで京都などでは6月30日の「夏越の祓え」に水無月を食べる習わしがあるんだって。
お菓子を食べて厄よけ招福を願う行事「嘉祥」とは直接の関係はないけれど、
同じ6月、同じ厄よけつながりで似てるね。

ワタシなりの給湯流茶道、周りにヒトがいなかったので楽しかった。
(ヒトがいると、恥ずかしい
にほんブログ村 その他趣味ブログ 茶の湯・茶道へ
にほんブログ村
 blogram投票ボタン 人気ブログランキングへ人気ブログランキングへ
投票ヨロシク致しマス
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

おうち抹茶で新発見?

2011年05月01日 00時00分38秒 | 軽茶(かるちゃ)
端午の節句が近いので、こいのぼり。
まさに「鯉幟」。
ここ数日、風が強いから右に左によく泳ぐこと。


半月ぶり?抹茶を点てた。


「抹茶は他の茶殻がでないから、野点にはいいんだよねぇ」
と言ったのは、きむらとしろうじんじんさん。
煎茶もだけど、コーヒーも紅茶もちゃんと淹れようと思ったら、生ごみが出てしまう。
だけど、抹茶は出ない。
インスタントコーヒーやインスタント紅茶、昆布茶など粉末系はゴミは出ない。
だけど、“インスタント”という作り物味は否めず、“本格的”ではない。
本格的で手軽なのは、抹茶だけ
その代わり?茶筅が必要だけどね。

それと事前に篩にかけるのが面倒。
でも、1ヶ月前に気がついた。というか、忙しすぎて不精した
缶から直接スプーンで1杯掬って、茶碗に入れた。
「ダマになるかなぁ」と思いながらシャカシャカしたけれど、飲んでみるとダマがない。
以来、味をしめて(?)篩うのをやめた。

改めて、「なぜダマができないのだろう?」と考えた。
抹茶は缶に入ったまま、さらに密封ビニール袋(ジプロック)に入れて冷凍庫に入れてある。
思うに、湿気は完全に遮断されている。
冷凍庫から出して、茶碗に掬って、そこにお湯が入るまでせいぜい30秒。
つまり、短すぎて湿気を吸収する暇がないノダ。

通常、稽古にしろ茶会にしろ、まず湿気の多い水屋で棗ないし薄器に入れ替えられる。
蓋はされてあるもものの、そのまま水屋にいる時間は最低でも小1時間もあろうか。
棚に荘られたとしても、すぐ近くには風炉ないし炉にかけられた茶釜に湯が沸いた状態。
つまり、とても湿気のある環境にいるわけだ。
よって、湿気のある場所での待機時間が長いから、篩っておくことでダマになる時間を遅らせている。
だけど、自宅で飲む際は待機時間はないに等しいから保存環境に湿気がなければ篩うに及ばす。
そういえば、うおがし銘茶の抹茶の点て方教室でも「篩わなくていい」って言われたっけ

なるほど やっとナットクしたヨ。

これからはますますお手軽抹茶タイムが増えそう。
にほんブログ村 その他趣味ブログ 茶の湯・茶道へ
にほんブログ村
 blogram投票ボタン 人気ブログランキングへ人気ブログランキングへ
投票ヨロシク致しマス
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

抹茶ラテの茶碗はズブ掛けで

2011年02月22日 00時01分27秒 | 軽茶(かるちゃ)
パンダちゃん
2頭のパンダが上野に到着しましたねぇ。(公開されたら見に行かなくちゃ)
ちょうど10年前に白浜へパンダを見に行きました。(その時の
あの時、赤ちゃんだった良浜(ラウヒン)はもう4頭も出産した立派なお母さんだもんなぁ

なんてことは茶道blog的には関係ないことで
(ネタ切れ期間に入っちゃったので、ついつい脇道にそれたくなっちゃう)

3日前に抹茶ラテの作り方を紹介しましたが、一つ書き忘れました。
合わせる抹茶を点てる際に用いる茶碗は高台がズブ掛けになっているものが望ましいデス

「ズブ掛け」という表現で正しいのかどうかは、ちょっと自信がないのですが、
つまり、こういうことで↓

左側の茶碗は高台まで釉薬がかかっているけど、右側(抹茶ラテの上)の高台は土みせになっているわけで。

抹茶茶碗からマグカップに入れた時、抹茶の露が茶碗の外側にツツーッと流れてしまうわけですヨ。
それが土見せのところまで伝ってしまうとねー
土身に染みちゃうのです。
そうなると、洗ってもとれません。
もちろん、マグカップに注いだ後、すぐに茶碗を洗えばいいんですけどネ。
念のため、高台まで釉薬がかかっている茶碗を使えばそういう染みにはならないので、安心かなと思いマス。

コメントもいただいたんだけど、方法としては温かい牛乳(ホットミルク)で抹茶を点てるやり方もありかと思います。
ワタシに抹茶オーレを教えてくれた友人はそうしてました。
「使い古した茶筅を使えばいいんだヨ」とのことでしたが、使い古したら青年部での点て出し用に回してたので、
当時のワタシはストックがなくてね
習い始めの頃は茶筅の傷み方も早かったけれど、最近は点て方も上達したのか茶筅の保ちもいいし。
竹に牛乳の臭いがついてしまいそうな気がして。
(で、フツーに点てた薄茶とホットミルクを合わせる方法に落ち着いたワケ)

そういえば、昔、各の高い会場の薄茶席でお運びのお手伝いをした時のこと。
エラいセンセイから「茶席から下げる茶碗を重ねて」と指示があった。
(濃茶席にお客で入った時も、2つ重ねて下げていく男性の先生方を見てビックリしたなぁ)

通常は左手を下に右手を上に茶碗2つを重ねないように下げてくる習慣があったから、なかなか出来なくて。
センセイから何回も「重ねてって言ってるでしょ」と叱られながら、戸惑いながら重ねてた。

後日、支部の先生に報告した折り、茶碗を重ねて下げる所作の話をしたら、「お茶碗をちゃんと見たの?」
へ?
と、そこで何でもかんでも重ねればいいというワケではなく、ズブ掛けの茶碗だから重ねてよかったんだヨ。
教えていただいて、やっと「なるほど~」と納得した。

エラいセンセイが言ったことを鵜呑みにするのではなく、その理由と意味を考えること。
そのことの大切を実感したなぁ。
以来、ズブ掛けの茶碗を見ると思い出すし、茶会の時も高台を気にするようになった。

と、いろいろと思い出に浸る夜

にほんブログ村 その他趣味ブログ 茶の湯・茶道へ
にほんブログ村
 blogram投票ボタン 人気ブログランキングへ人気ブログランキングへ
応援ヨロシク致しマス
コメント (7)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

抹茶ラテ

2011年02月19日 00時00分56秒 | 軽茶(かるちゃ)
最近、風邪予防薬代わりで抹茶をよく点てる。
ただし、ラテにして

大きめのマグカップに牛乳を半分(200cc)注いで、ラップをかけて電子レンジへ。
ほぼ同時にお湯60ccを沸かす。
その脇で冷凍庫から取り出した抹茶缶からスプーン1杯分を茶漉しで篩う。(直接抹茶茶碗へ
漉し終わる頃にお湯が沸騰するので、湯冷ましカップ経由(←茶杓と同じ)で抹茶茶碗へ注ぎ、シャカシャカ
そして、点て上がる頃に電子レンジがチン
マグカップのラップをとって、抹茶茶碗からカップへサッと入れて合わせる。
出来上がり

この間、2分弱。
たいぶ、手軽に作れるようになった。
(後の洗い物が増えるけど

最近は複数のメーカーから市販の「抹茶ラテ」が出ているけど、どうもねぇ
泡立ってないし、甘ったるい気がしてね。

なので、買わない。
自分で作るのが一番いっかな

甘味は自宅にテキトーにある和菓子で。
大抵はカリントウとか金平糖とか和三盆など日持ちのする干菓子。(←自宅の常備品)
灰形の先生は「自宅の常備品菓子は羊羹よ」って仰ってたけどね

ただ、なぜか羊羹はよくもらう。
正月明けには羊羹じゃないけど、羊羹っぽい最中をもらった。
福袋に入ってたののお裾分け。(←どーゆー福袋かは聞かなかった)
塩瀬総本家の袖ヶ浦最中。
食べる直前にあわせるから皮がサクサクして美味しかった。

一緒に入ってたミニリーフレットを読むと、「初めて饅頭を売り出した林淨因の子孫で~」
あぁ、そういえば建仁寺でもそう聞いたなぁ、この前。

なんてことを考えながら過ごす、週末前の夜。
(日曜日の茶事が流れちゃって なんか気が抜けちゃって

にほんブログ村 その他趣味ブログ 茶の湯・茶道へ
にほんブログ村
 blogram投票ボタン 人気ブログランキングへ人気ブログランキングへ
応援ヨロシク致しマス
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

朝から冷たい抹茶

2010年08月08日 07時10分15秒 | 軽茶(かるちゃ)
やはり、残暑は厳しい

こう暑いと、家にいるよりも冷房がよく効いたビル内にいた方がエコ。
(かもしんない)
レインボーブリッジとお台場のフジテレビを眺めつつ、
330円のカレーライスを食べながら、昨日はつくづく思った。
(まるで、都会の中の避暑地ダ)

夏の抹茶のお供に~と、先月買った梅芯庵のメレンゲ菓子「こぼし」。
抹茶を点てる元気すらなくて、外出先でペットボトルのお茶の友で食べたが、イマイチ
「やっぱ、抹茶じゃなくっちゃ

と反省して、今朝しきり直し。
にらんだ(?)通り、冷水点の抹茶によくあった

なんか、朝顔ちゃんも夏バテしながら咲いているような。

まだ7時すぎだというのに、もう蝉時雨。

今日は涼を求めて、どこを彷徨おう?
★ランキングも夏バテ気味? どうぞヨロシクシマス。
にほんブログ村 その他趣味ブログ 茶の湯・茶道へ
にほんブログ村

blogram投票ボタン
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

まずい抹茶!?(@_@;

2010年05月23日 00時01分42秒 | 軽茶(かるちゃ)
ここ1ヶ月くらい、とある知り合いに抹茶の点て方をレクチャーしている。
ある日突然に「私に茶道を教えて」って、頼まれて
もちろん、ボランティアで

たしか、数年前にも同じヒトから同じ事を頼まれて、盆略点前をしたら、
モノの見事に引かれてしまった
さらに「抹茶は篩わなきゃダメよ」と言ったのが追い討ちをかけて
「面倒だから、もういいや」と云われちゃったんですけど~

確かに、全く茶道の心得のないヒトに「抹茶は篩ってから」とは酷な言い方デシタ
あの頃は、ワタシ自身が融通が利かない未熟者でした
でも、なんでまたヤル気になったの?

春先に京都を旅行して、行く先々で抹茶とお菓子があって、
それに外国人観光客がとても喜んで抹茶をいただいていたのを見かけたそうな。

「よし 海外旅行をした先で野点を披露できる日本人になるゾ
と決心したそうな。

と云われても、にわかには信じ難い。
「じゃあ、次にお互いの都合が合う日曜日にでも~」と一瞬逃げて、時間をおいた。
で、その直前の金曜日の夕方に「この前、言ったことに変更はないよねぇ?」と念押し。
決心が変わっていないのを確認をした上で、
約束の日曜日に、小さな野点セットと自分が愛用している野点籠と茶筅、湯冷まし諸々と
抹茶と茶漉しをビー玉を持参した。

まずは目の前で抹茶缶を開封し、1服分を計れるスプーンですくって、
ビー玉を入れた茶漉しで直接茶碗に篩ってみせた。
(茶を篩うのはさほど面倒ではないノダということを実践してみせた)

我ながら、なんという不精なやり方だぁと思ったが、
後から丸久小山園のサイトを閲覧したら、全く同じ事を紹介してたこちら
お湯も湯冷ましに50~60ccを計って、抹茶茶碗に抹茶に直に当てないよう祖注ぐんだよ~。
(柄杓の代わりだからねぇ)
で、茶筅でシャカシャカ~。

え? シャカシャカが上手くいかないって?
これが口で説明できれば、誰も苦労はしないんヨ
こうなるために、一体何年習って、いくら投資したと思う?
(なるほどぉ~と妙に感心されてしまった

で、飲んでもらったら、「美味しいっ
とりあえず、ヨカッタ

じゃあ、この小さな野点籠セット(野点用の茶碗、茶筅、湯冷まし器、一服スプーン)をお貸しします。
この抹茶(←コレは半額ほどお代金をいただいたケド)もどうぞ。
おうちで練習してねぇ
でも、一度だけではマスターできないだろうからと、
その後、3回ほど愛用の野点セットで抹茶を点てるところを見せては練習してもらった。

「いつになったら野点編まで行くの?」と聞かれたけど、
「まず、肝心の抹茶が美味しく点てられるようにならなきゃ、始まらないっしょ」と説得。

4回やったので、「そろそろ盆略点前の配置で点てる段階に進もうかな」と思っていたら、
「この前、自宅で点ててみた」と報告あった。
「あら で、美味しく点てられましたぁ」と聞いたら、
この世のものとは思えないくらいに、不味かった

ガーーーーンっ
「な、なんで、ですかぁ お教えしたようにやったんですかぁ

で、もう一度、抹茶を漉すところから説明のやり直し。

よくよく聞くと、茶漉しに抹茶を入れたものの、なかなか落ちない(篩えない)から
面倒になって止めて、直接、缶から茶碗に入れてしまったそうな。

「も、もしかして、その茶漉し、網が二重になってませんかぁ?」
と、持参した一重網の茶漉しをホレホレと見せる。
(でも、二重網でもビー玉使えば漉せるんだけど 使ったのかなぁ)

茶杓で抹茶をすくって、茶碗に入れるところを見る。
「ちょっと待ったぁ。今のその量 ホラ、抹茶スプーンに移すと半分しかない」
そして、携帯用ポットからお湯を注ぐところを見る。
「あの、お湯の量が50~60CCより多いっす

少ない抹茶に大目のお湯を注いで、ちんたら時間かけて茶せん振ってたら、
それは確かに不味くもなるヨ

「やっぱり、配分は大事だねぇ
って、今までの4回のレッスンは何だったんだぁ
でも、やっとナットクしてもらえたから、よしとしよう。

てなわけで、野点までの道のりは遠い

と、数日前の読売新聞夕刊を眺めながら(→こちら)、人知れずタメ息

★前途多難ですが、ランキングには御協力を~
にほんブログ村 その他趣味ブログ 茶の湯・茶道へ
にほんブログ村


コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

桜餅

2010年02月23日 06時12分23秒 | 軽茶(かるちゃ)
子供の頃から餡が苦手だった。
その中で唯一、桜餅だけは好物だった。

でもねぇ。
関東の桜餅はワタシの好きな桜餅じゃなくて
「キミの云う桜餅は『道明寺』のことだョ」と言われたって

先日、お散歩中に『桜餅』名の桜餅を発見
京都に本店がある和菓子司だった。

好物と供にいただく一服もまたオイシイ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする