Akatsuki庵

日々と向き合って

応挙館茶会

2019年11月19日 08時33分17秒 | 茶会/茶事

前回からの続き~

正倉院宝物を30分の開館繰り上げで観て、

月一回の呈茶(茶会)の整理券もgetできた。

問題は茶会の受付まで、約3時間あるということ。

そして、その間は博物館の敷地内にいなければならないということ。

以前だったら、パスポートがあったから出入り自由だった。

が、今はできない。

うぅ~

最初は悪あがき。

今日、5000円払って、プレミアムパスに入ろうかと思った。

しかし、それは得策ではない。

どうせ入るなら、奈良博のに入るのが一番マシかも。

検討して結論出すだけでも、30分消費。

平成館の休憩スペースにいるのももったいないので、散策に出る。

庭園へ。

ここに入れるのかぁと思うと、やはり嬉しくなる。

そして、思う。

今ある状況と環境を受け入れて、その中でベストを尽くすしかない。

そこで楽しめたら、最高じゃないか、と。

まず、昼食の吟味。

館内3か所の食事処に行ってみる。

東洋館のレストランも法隆寺宝物館も高い!

平成館のたん熊弁当も高い!

で、イラついている自分に気づく。

そうだ、空腹だからイライラするんだ。

で、正門前で700円の弁当を買った。

ワゴン車の弁当を買うのも、実は初めて。

青空ランチも久しぶり。

食べたら、気持ちも落ち着いた。

あと、2時間きっている。

それから従来の常設エリアの鑑賞。

即位の年ならではの企画展示も。

東洋館も最上階まで行ってみた。

で、12:55がきた。

応挙館は100年前、佐竹本三十六歌仙絵分割が行われた場所。

絵巻物の写しのコピーのコピーも見せてもらった。

お茶とお菓子もおいしくいただきました。

昨日、京都の展覧会は来場者が10万人超え。

後半、メディアにかなり露出したしね。

10館で5万人ということは1日5000人だから、倍増。

ラストスパート、がんばってください!

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久しぶりにお茶会へ行った~

2019年04月18日 06時59分52秒 | 茶会/茶事

先週末、横浜の三渓園で催されたお茶会に参会してきた。

 三渓園も久しぶり~

 桜もぎりぎり咲いていた。風で花弁がひらひら舞う風情がなんとも言えない美しさ。

菖蒲の時季には少し早かった~

お茶会は暁庵さんといって、同じgoo!で「暁庵の茶事クロスロード」というblogを更新されている方が主催されたもの。

この6月でblogを始めてから丸10年になられるということで、区切りとして開催されたとのこと。

暁庵さんと知り合ったのは、もちろんblogがキッカケだ。
私のblogは2007年10月14日に開設して、その日のうちに更新を初めてから暁庵さんより早い。
だから、サイトのアドレスはhttps://blog.goo.ne.jp/akatsukianになっている。

実はblogタイトルを決める時、「暁庵」にしようかと当然のことながら考えた。
だけど、「あまりにもベタすぎて、恥ずかしいなぁ」と思って、他にも想像の選択肢を保たせるためにローマ字表記にした。
(赤月庵とか明槻庵とか朱月庵とかもイメージできるでしょ)

だから、ちょうどblogを初めて2年経って、3年目に入った時、なんとなーく「暁庵」で検索したらヒットしたので、ビックリした。

しかも、同じ茶道をテーマにしていて、生活圏も何やらクロスしているようで~

「なんとかして、会ってみたい!」と思った。

で、その希望が叶ったのが、それから1年近く経った2010年秋。

暁庵さんが横浜の瀬谷区にある長屋門公園でお呈茶をされた時に募集したお手伝いに応募して、参加したのだった。→こちら

長屋門へは翌年の春もお手伝いに伺うつもりでいたけど、
東日本大震災があって計画停電があったりなかったりで混乱する時期だったこともあり、
私が遠慮させていただき、その翌春にお手伝いに参加した。(雛人形が圧巻だたった)→こちら

その後、暁庵さんが3年間の京都留学に出られ、戻っていらした直後の長屋門茶会のお手伝いに参加した。→こちら

暁庵さんは京都留学中にたびたびお茶会を開かれたのだけど、日程の関係で私は参加することができなくて、
それでもよく京都へは行くのだからと、暁庵さんの京都のお住まい近くのゲストハウスに泊まって、お宅訪問もしたっけ。。。

企画力と行動力、知識の深さにおいて、尊敬すべき存在。

ということで、知り合うキッカケとなったblogに因んだお茶会ということで、寄せていただいたのだった~

濃茶席の春草廬も感慨深い。

 

三渓園の建物公開も夏の暑い時期に2度訪れたことがある。2008年の夏 2009年の夏

織田有楽斎の茶室で、9つの窓があるのを数えたっけ。

その茶室内で暁庵さんのお点前で濃茶をいただけるなんて、まるで夢のよう~
(退室の前に、しっかり窓を数えて9つあるのを確認したし)

蓮華院もよかった。

待合の中もステキ。(思わず、写真を撮ってしまった)

 

薄茶席の準備を待っている時に、相席のお客様の一人が「そういえば、上野のトーハクにも春草廬というお茶室がありましたよね?」

咄嗟に「原三渓さんが松永耳庵さんに茶室をプレゼントして、扁額だけがあちらにある~」としどろどもろに口走ってしまった。

ん? あれ? なんか、変だぞ~。

今から思えば、スマホを持っていたのだから、その場で検索して確認してから説明すべきだった。(関係性が真逆だった)

↓↓↓当時のblog抜粋↓↓↓
最初は春草蘆
 川端瑞賢が淀川改修工事の際に建てた休憩所。

 横浜の三渓園にも同じ名前の建物があるけど~。
 あれ? 三渓園から移築???

 原三渓さんが三渓園内に移築しようとして建材のまま放置しておいたのを、
 松永耳庵さんが茶の湯を始めた際に、その建材と有名な書家に書かせた「春草蘆」扁額をプレゼントした。
 で、耳庵さんは所沢に移築した。

 後年、松永さんは茶道具一切とともに茶室も東博に寄贈。
 上野に再移築されるにあたり、扁額だけが三渓園に返され、織田有楽斎作と伝わる茶室に掛けられた。
 だから、建造物としての関連はないとのこと。
 (ややこしい~)
↑↑↑↑以上、出典はこちら ↑↑↑↑
 
あぁ、恥ずかしい。(10年前のことだしねぇ)
 
という失敗はあったものの、薄茶席もそれは素晴らしくて、とても満足。胸いっぱいで三渓園を後にしたのだった。
 
そのまま、社中のお稽古に直行。(ものすごい空白で困った。途中でパンを買って、控え室で食べた)
この日はちょうど行之行台子。色無地で登場した私に相弟子たちが「え? 行台子のために、わざわざ着て来たの~」
 
「いや、まさか~」と手を振る左右に振る私に、姉弟子さんが「本来は色無地で稽古するもんなんですっ!」
 
おかげさまで、午後も有意義な稽古ができました。
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茶事疲れ?

2019年02月25日 08時50分49秒 | 茶会/茶事
今朝方は雨が降ったけど、
昨日はいいお天気。

お世話になった方の祝賀の茶事に参会。

お客として、四客だから座ってるだけなのに、
アフターの会とかあって、
帰宅したら、もうグッタリ。

写真はなんだけど、
外露地から見た茶庭と青い空、
春の陽気がよかった~

着物は衣紋抜けたと思ったら、前がゆるゆる。

胸元にいろいろ詰め込むからさぁ。

久しぶり過ぎて、正座の耐久時間も短くなり~

そして、(後略)

茶道は奥深い。

とっても素晴らしい。

だけど、とても恐ろしい。

一夜明けて、着物を片付けながら、思う。

私には過ぎ足る分だと。
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初釜

2017年01月16日 08時10分45秒 | 茶会/茶事
昨日は初釜。

いつもの色無地に、一番締めやすい袋帯で無難に。

外腰掛は寒かった。

青空と澄んだ空気の中の露地は美しかった。

及台子に永楽さんの皆具。

ブリブリの香合、二重釜、松の蒔絵の炉縁。

懐石は祝膳。

御雑煮。

向付に強肴が3種、八寸でサクッと。

中立ちは寒いから寄付にて。

島台で濃茶、続き薄。

10人いたので、4時間近くかかった。

後、お香の勉強会が3時間。


長かった。


帰宅し、テレビ見てビックリ。

京都やなごやか、広島までもが雪景色。

京都の街を歩き回ったのは6日前。

数日違いでスゴイことに。
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除夜釜

2016年12月30日 04時02分36秒 | 茶会/茶事
夕方4時半に席入り。

寄付で白湯をいただく。

銅鑼による除夜の鐘が鳴り始めたな、
と思いつつ、外腰掛けへ。

主客の御出会い、席入り。

床には「歳月不待人」

室内は行灯が一つのみ。

暗い。

亭主挨拶の後、一之膳。
(小さな盆、小吸物椀には年越蕎麦)

炭手前。

埋もれ火をあげ、三炭を入れた後、
客が一本ずつ炭を継いだ。

亭主が若水を汲む。

二之膳。(半月盆に煮物椀(お煮しめ)と盃。一献

このあたりで銅鑼は108鳴り終わる。

二之膳が下がって、三之膳。

半月盆に煮物椀と向付。

今度はしんじょ。
盃台が回って一献。

向付は鯛の和え物。

強肴が二品、赤飯がつき。

八寸。

膳が下がり、菓子が出て、中立ち。

後座は椿。

濃茶。

で、挨拶、退室。

時刻は8時過ぎ。

ほんとは大晦日23:45くらいからやるんだけどね。

2日早く体験。(時間も前倒し)


今年の茶道納め。


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跡見の茶事

2016年12月14日 07時46分34秒 | 茶会/茶事
そういう茶事がある~とは知っていたけど、
そんなハイレベルな茶事はまだまだムリっ!

と思っていたので、体験できただけでもラッキー。

稽古茶事なので、今回は流れを体験したくらい。

"前の茶事に参加した客"役でリスタート。


退出して、亭主とお見送りの挨拶(無言)で交わす。

外腰掛は本来なら円座や煙草盆が片付けられているところだけど、
別の客がいた。
(多くても4人まで)

一人一人に黙礼をしながら、去る。

前の客が全て去った後、亭主が登場し、 向い付が始まる~

その様子を見学し、席入りにまた混じって茶室へ。

中は薄茶の設え。

薄茶一腹いただき、粗飯を~

半月盆には小吸物椀と向付←小さい

小吸物は、にゅうめん~

一献あって、八寸出て、ごゆっくり~←実際はゆっくりなんてせず。

お盆下げていただき、すぐ挨拶、退出~

この間に席中の雰囲気、主客の会話からその日の茶事を想像する~

難しい。

実は前の茶事に出てから、わかるけど
跡見だけだったら、??だ。

おこぼれにあずかるハイエナみたい~

あ、未熟すぎるコメント~

まぁ、いい勉強ができた。


それにしても、1回茶事に寄せてもらうと
次の茶事の約束がもれなくついてくる~

年末年始だし。

年末年始は義理茶事と言ってネ、云々~

逃げられず~

今年の唯一にするはずが年末にもう1回。

思わず、財布の中身を気にかける。
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開炉の茶事

2016年12月13日 13時26分16秒 | 茶会/茶事
なかなか思うように更新ができない今日この頃。

先日、久しぶりにお茶事に参加した。

趣向は開炉。

まぁ、11月にやりたいところではあるが、年内ならまだセーフか。

床間の掛け物は一行物。

『歳月不待人』(歳月、人を待たず)

ハッとしたなぁ。

本当に今年はそう感じた。

床柱には五幣をいっぱいつけた笹飾りがくくりつけられており、
炉の四隅にも白い皿に御神酒、塩、五幣が供えられていた。

ご亭主の初炭手前、湿し灰を炉中に撒く音が気持ちよく響く。

端正な湿し灰。

私も同じように湿し灰は創ったけど、
まだ撒いたことすらない。

撒きたい。

と思いつつ、後ろに下がった。

懐石は祝膳。

半月盆に織部の舟形の向付と煮物椀。

箸を取り上げたら、まずは煮物椀から~

出汁としんじょの美味なこと!

お酒が出て、向付に。柿なます~

強肴が二品、お赤飯。

最近、食物摂取の際は炭水化物は後がよいとされる。

一汁三菜だとそうもいかないけど、
この祝膳なら理に叶う?

八寸が出て、お酒いただいて。

お膳を下げていただき、主菓子をいただく。

ん? 亭主から中立ちの指示がない?

椿の蕾の練りきりをいただく。

ワケあって、中立なく濃茶へ。

で、退出~

本来は中立も後炭も薄茶をちゃんとある。

お稽古のカリキュラムの都合上、割愛。

で、次の茶事へ~

慣れてないから、???
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久しぶりにお茶会へ

2015年11月02日 09時12分49秒 | 茶会/茶事
今日は、、、というか昨日の夕方に雷ピカピカゴロゴロとなってから、
お天気が急変。

今日は大荒れ

昨日の雲一つない晴天から一気の急降下に呆然としている。

さて、昨日はお茶会に寄せていただいた。



1席あたりの定員と所要時間をはっきりと明記しているのって、斬新だなぁ。

お客の側としては待ち時間に対する心構えができる、というか。
覚悟?ができるので、待っている時間も有意義に過ごせた。

ただでさえ、緑いっぱいの空間の中で立ち止まる時間は持っていないので、
景色をボーっと眺めたり、同行してくだった方とお喋りをしたり、
久しぶりの再会に思い出話をしたり。

昔のクセで茶会は朝駆け!とばかりに早い時間に到着してしまったことから
(お茶会の)主催の方々と門前で遭遇。

ちょっと恥ずかしかったけど、今思うとむしろお茶会最中の方がゆっくりご挨拶も出来なかったので
事前にご挨拶する時間を持てたことはよかった。

今では懐かしささえ感じる搬入や準備の様子も垣間見ることができて、興味深かった。

お席は濃茶、薄茶、茶箱の3席に点心席。


濃茶席は○寿祝いのお席。

一行物の『複可来』(また来るべし)が印象に残った。

利休好の及台子も脚の部分が上品。
取り合わせとしては少し“遊び”だけど、江戸末期の蒔絵棗と
小ぶりの了入の黒楽茶碗。
大樋焼の加賀光悦写の赤楽茶碗も素敵だな~と
会記と見ながら上座にあるお茶碗を遠目に眺めた。

私が濃茶をいただいたお茶碗もなかなかステキ。
この釉薬は萩焼っぽいけど、なんか違うなぁ。

末席ですぐ隣が亭主さま。

本来、正客以外の客が席主と会話を交わすなんてNGなんだけど、
以前から顔見知りの先生ということもあり、
小声で「センセ、このお茶碗は?」と質問。

お答えは「ケンバ」。

周囲の方の方が詳しくて、「あぁ、仙台の」

伊達藩の御用窯だった堤焼乾馬窯。

こういう窯元があること、初めて知りました~


薄茶席はガラッと変わって、前衛的な。

辻村塊さんに中村康平さん。
康平さんは粉引茶碗だったかな。

畠山耕治さんの青銅水指。

銀座一穂堂サロンではお馴染みの作家さん。

小池頌子さんの白い茶器。
無数の突起が前衛的。

見立てかと思いきや、仕服が添っていたとのこと。

お菓子も求肥の「青い鳥」が席主らしいなと思った。

ジュエリー作家のお友だちに作ってもらっという羽根の形の茶杓もよかった。

持ってみると、金属製なのに軽い。

プロの茶道家として、羽ばたいていかれるのねぇ。

抹茶は八女の星野製茶園。

ランダムに書いてしまったけれど、

秋の日に、空を見上げたら青い空に白い雲。

さらに上へ上へと思いを馳せれば、
星がきらめく宇宙が広がる~

というイメージを表現した趣向、だったのでしょうか。



茶箱席も席主さんを象徴するような明るいお席。
桐の茶箱に直に描いた葉っぱがきれい。

それで雪点前をするのだから、またよく映えて。

合間に点心。



11月 香月(かづき) のお品書
口取 : 玉子焼き・鰈香味焼・鶏つくね・亀戸揚げ・あさり大仙・中華くらげ・梅干・野菜煮物
御飯 : 鶏五目御飯
こだわりの逸品 : 亀戸大根たまり漬・亀辛麹


お茶会って、その名が示す通り「お茶を通じて人と会う」ってコトだなぁ、としみじみ感じた一日だった。

たまに行くから、なお楽しい。
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雛祭り茶会

2015年03月04日 08時13分48秒 | 茶会/茶事
この前の日曜日。

横浜市内の古民家にて。


↑ 移築

もともとあった長屋門も明治に建ったらしい。


古民家の囲炉裏を利用。




あまり宣伝していなかったし、
生憎の氷雨だったため、
2時間でお客さまは11名。

土間の吊るし雛も見応えあった。
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還暦茶会

2014年11月25日 08時49分30秒 | 茶会/茶事
私にとっては還暦はまだ先の話。

茶道の先輩の方が催されて
昨日はそのお手伝いに行った。

茶席は社中の方がされるので、
私他のメンバーは白ブラウスに黒のスーツで揃え、
外回りをしっかりフォロー。

私はパンツスーツで受付とお荷物番。

縁側で終日、大好きな露地を眺めながら、
お茶会を楽しむ方々を見守って過ごした。

お天気にも恵まれ、ほんわかの良い茶会だった。

今日は冷たい雨が降るそうだから、
昨日の晴天は主催者さまの御人徳と御精進の賜物だなぁ、
と、思う。

ところで、

陽が傾いて、お客さまも少なくなった頃、
役得?とばかりに紅葉が美しい露地の写真をパチリ。

お客さま方もバシバシ撮影してたしねー。

もちろん、自分が撮影する時は
茶席の最中で露地に人がいない時で
撮影する自分もお客さまの目には触れないタイミング。

「プログにアップしちゃダメよ~」と、
一緒にお役目に入っていた先輩から釘をさされた。

なので、いただいた主菓子を。


鶴をイメージした練りきり♪


還暦かぁ。

私はどういう還暦を迎えることになるのかなぁ、、、


たぶん、まだ仕事は終われそうにないかな。

年金ももらえないしね。


生活も茶道も、還暦までの航路計画を立てておかないとね、

五十路の坂はキツいぞ~

って、脅されているから。

とりあえず今日は新しいスマホをgetしてこよう。

もう予約済。

入荷の連絡を10日前に受けた。

忙しくて、取りに行く暇なくて。




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真之行台子許状引継の茶事

2014年03月22日 07時08分49秒 | 茶会/茶事
週半ばの祝祭日は交叉点。

平日の昼間にしか出かけられない専業主婦の方々、
週末しか時間が取れない職業を持つ方々、
双方の都合がつきやすい日だから。

もっとも、私のような、半端もんにとっては
早めに日程を決めていただけると、こういう日も都合はつけられる。

てなことで、
昨日は平日昼間クラスの茶事に参会。

真之行台子の点前をなさる茶事なんて、
めったにない機会。

美しい所作に感動した。


松高白鶴眠



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春のお茶会

2014年03月13日 00時35分08秒 | 茶会/茶事
茶友さんのお社中恒例の春のお茶会へ行ってきた。

何故に零戦?
それはね、会場が靖国神社だったから。

九段下駅から地上に出て、大きな鳥居をくぐり、
幅広の参道をどんどん奥へと歩く。

テレビによく出てくる拝殿に前に出て「あれ? 道に迷った?」
中門鳥居を出て、脇道をとことこ奥へ。

あまり知られていないかもしれないけど、
拝殿の裏にはココが靖国神社だと忘れてしまうほどの庭園とお茶室があるノダ。

円居(まどい)をテーマに和やかな濃茶席。

道具組も親子の作家さんとか、三聖人が車座で宴会している画賛とか。

たまたま座った場所もはすになった位置で。
「うっ」と思ったけど、まぁ、そこはカタイことは思わないでおこー。

洗心亭を後にして、神池をぐるっと回って行雲亭。

こちらは裏千家の茶道教室の稽古場で使われているとのこと。

けっこー本格的な空間で、これはちょっとビックリ。
八畳の広間、隣接した和室にも大炉が切られていた。

とはいっても、和室は寄付で、薄茶席は立礼席ということでお隣。

キラキラ若夫婦による、春の光をテーマにした趣向。

籠目模様の撫肩の茶釜がかっこいい。
摘みが独楽、環も、、、なんだか忘れちゃったけど、とても変わった意匠だった。

茶杓が、、、会記みると「鮑 象牙」。
なんだこりゃ?

介先は鮑の裏をそのまま利用。螺鈿のキラキラ。
おっとりのあたりで継いで、そこから下は象牙。

ナイフ職人さんの作なり。

よく見つけてくるなぁ。

タイ製の花鳥紋のベンジャロンの茶碗(←もちろん見立て)
紫交趾の水指。

万歴赤絵の菓子鉢。

ピッカピカに楽しんだ。

点心は靖国会館。

明治時代か大正時代かの重厚な建物。

と、その前に遊就館をちらっとのぞく。

零戦。

たしか、機動性を重視して薄くしたんだっけ。
身軽そうだけど、攻撃を受けたら弱そう。

というか、これは兵器だったのだ。

これが空を飛んでいたのかと思うと、不思議な気がした。

お昼を食べて、拝殿で参拝して帰った。

参拝客は東京見物できた人が多くて。

ちょっと意外。

中門鳥居出たところの掲示板。

たぶん日替わりで特攻隊員の遺書が転記されている。

読んでいたら、心が痛くなった。

勇ましく、自らを鼓舞するような言葉が並んでいるけれど、
果たして本心からだったのか。

本心だったとしても、書いてから実際に戦場に臨んだ瞬間には
おそらく大きな大きなギャップがあったはず。
(なかったとしたら、それは人間じゃない)

とても複雑な感じがした。

靖国神社は今回で3回目だけど、いずれも茶会でしか訪れたことがない。

これからもそうだと思う。

ただ、やっぱりここは苦手。
できれば避けたい。

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意識を持って!!

2014年02月03日 05時17分24秒 | 茶会/茶事
久しぶりの和服。
なーんも考えず、機械的に着たら、なんか納まりがよくない。

と感じつつ、出かけた。

茶事の前に着付け勉強会。

そうだ、ワタシもかつては注意するポイントを
ちゃんと習ったのに、
スルーしていた。

反省というか、ギクッとした。

ゴムと器具の着付けじゃなくて、
紐で着られるようにならないとだし、
男性用の袴も着付けてあげられないと、
茶道の先生は務まらない!?

また、「私にはムリだよー」と思う。

続いて茶事。

三客。

寄付は日の出画賛(円能斎)と炭荘。
床は『壽』仙叟、蓬莱山荘。

初釜なので、←かなり遅いけど~
祝い膳の懐石。

半月盆に煮物椀と向付。
盃が出て、後は預け鉢が五品。

中には赤飯も。

八寸。

預け鉢はフツーはあんなに出さないからね♪

前もって釘をさされてた。

たしか、一昨年の初釜の祝い膳は
食べる気満々だったのに、ちょこっとしか出てこず、
かなり、ひもじかった。←blogにも書いた

だから、覚悟していたら、、、
着付け勉強会の時に見学しかしてないのに、
なぜか体力消耗しちゃって、
席入り時点でお腹グーグーだったから、
めちゃ嬉しかった。

ワケあって、主菓子の時に取り回して中座。
中立ちで合流したので、珍しく花びら餅持ち帰る。


及台子で行の初炭。
香合は大ぶりぶり。

後座は曙椿が加わって。

島台の濃茶に続き薄茶、三客から水屋からの点出し~。

そこで、三客の私がお正客様に主茶碗の拝見をお願いしないとならなかったのね。

知らんかった…

鏡餅のような形の茶釜は環も打出の小槌。
炉縁は羽根つきの羽根が描かれた蒔絵。
翠嵐の黄交趾の皆具。

陶陽の肩衝茶入、円能斎の反り返った茶杓。銘は忘れた~
花兎金蘭の仕服、善五郎の鶴の群生が描かれた大棗。

薄茶の茶碗は主、替とも京焼で金、金、キラキラ~

席中では単純に正月を祝っての趣向かと思ったけど、
もしかして、5日後のソチ五輪を意識して?

「今日は勉強しなくてよいのよ♪ 楽しみなさい♪」
と云われたけど、とても勉強になった。

帰ったら、筋肉痛といろいろ考えすぎて、
立ち上がれないくらいに疲労困憊~

最近、此方の教室行くと生気を吸い取られるくらいに
クタクタになる。

吸収しきれないと不安になりながらも、
じわ~と内に落ちると感じることも。

ちゃんと意識を持って、何事も臨もう。

今年の目標と課題。


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朝酒は美味かった~朝茶事2013

2013年08月11日 10時34分21秒 | 茶会/茶事
1週間前、朝茶事に参会した。

いつもより少し遅い7時半の席入り。
お客は6名。うち2名は殿方。

ということで、お酒もたっぷり。お料理もたっぷり。

メニューは去年と同じ。→こちら

朝茶事でお酒の所望(おかわり)をお願いするなんて

ずっと忙しかったし、前日も湿し灰作りでクタクタだったし、
この後もすぐ湿し灰作りだったので、洋服にさせてもらってたし。

スパッツにTシャツの上から白ブラウス。
その上から黒いロングスカートと花月の友つけて
花月の友の左側の紐のところにポシェット通して、袂代わり。
足元は足袋。

というスタイル。

着物だと帯のおかげで背筋が伸びるけど、
洋服だと意識していないと背中が丸くなっちゃうなぁ。

体が楽な分、ついついお酒飲みすぎちゃうなぁ。

とか、それはそれで勉強になった。

オカラの煮物は飯椀の蓋に入れるといい。

熱いのに、でも美味しい味付の粥。

etc. 今年も一期一会の楽しさ。

ただ、お酒を所望をしたことが響いてか、終わったのが11時すぎ。

「朝茶事はサラッとやらないと」と先生からお目玉

ご亭主さん、正客さん、お詰さん、着物を脱いで作業スタイルで湿し灰作りに転身。

朝茶事で粥懐石食べても、あと作業したからやはりお腹は空く。

昼食は山崎のランチパックを予め買っておいた。

ふと見れば、お茶事に参加した方々も軒並みランチパックを食べている

茶事には参会しなかった仲間が「やっぱりさー。茶事と湿し灰作りは両立できないよ

帰り頃にはみんな汗だく、ズタボロ。←先週書いた

亭主役を務めた方が着物が入ったキャリーバックを引っ張りながら歩くのを見て、
「8時間前に粋な和服姿でしとやかに茶事を催した女性と同一人物に見えない


でも、それが茶道の幅広いところ、奥深いところ。

なのです。

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七夕茶会

2013年07月08日 05時41分56秒 | 茶会/茶事
正絹の絽着物はさすがだなぁ。

猛暑の中でか空気が通る感がある。

炎天下、靖国神社。

奥にある茶室、洗心亭にて
結婚披露の七夕茶会。

懐かしの面々に久しぶりの再会。

茶人の新郎新婦の
思い出もいっぱい詰まった道具組。

手作りの引出物。

帰りに蹲から振り返ると
簾戸越しに次の茶席が見える。

新郎の点前に新婦の半東(後見)。

↑写真に撮りたかったけど、遠慮。

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