藤田美術館が4月1日にリニューアルオープンした。
最後に訪れたのは2017年の5月の終わりだったかと。
約5年ぶりにJR大阪城北詰駅に降り立ち、階段を昇ってびっくり。
景色が違う!
灰色の塀がなくなり、ガラス張りのエントランスが。
中は広い空間。
喫茶スペースもオープンキッチンで感覚が新しい感じ?
テレビ映像で視たことはあるけど、思ってたよりずっと開放的。
とりあえず、展示室へ入りたい! 予約していないけど、大丈夫ですか?
何人か集まるごとの軽い入場制限はかかっていたけど、予約ないけど大丈夫。
びっくりしたのは完全キャッシュレス制だったこと。
私が利用しているスマホアプリは使えなかったので、交通系ICカードで決済した。
入場できるまで、ワクワク。
かつての展示室だった蔵はもうないけど、入口だけは切り取って遺されていた。
懐かしいなぁ。
待つこと約10分。ようやくドアの向こうへ。
床はかつての展示室の棚を再利用したって言ってたなぁ。
かつての展示室(蔵)の梁だそうな。
展示室内は暗かった。そして、アクリル?の透明度はすばらしくて。
わからなくて、いきなり額をドーンとぶつけて、しばらくして「おっ!」と思って近づいて鼻頭をべたん!とぶつけ。
いやはや、痛かった。
展示物は撮影OK.(ただし、フラッシュ撮影は禁止)
大亀香合もすごいし、国宝曜変天目茶碗の輝きもばっちり写せた。
展示室は3つあった。暗すぎて、メモは取れず。
(まぁ、時間を経たとはいえ、かつて一生懸命鑑賞したものだから、わかるけどね)
今回は雰囲気を楽しんだだけで十分。
暗い部屋から出ると、懐かしい窓が。
窓に近づいてのぞき込むと懐かしい石灯籠。
そして、これだけは動かしようがないもの。
かつて、この塔?を眺めながらエントランスに入ったっけ。
お庭は隣の公園へと続く。(かつては藤田家の庭園として一続きだったからね)
お茶室と露地もあった。
お手洗いも立派。
お祝いに届いたお花もいっぱい。 楽吉左衛門さんからのは渋い。
またちょいちょい。
藤田美術館のバックナンバーはこちら。
ご無沙汰しております。暁庵です。
もうもうびっくりです!
藤田美術館なんですよね・・・。
あのオドロオドロのうす暗い蔵づくりの、その雰囲気が大好きだった美術館がこんなに変身するなんて・・・。
そういうファン(不安かな?)のために所々にかつて面影を残してくれてるみたいですね。
すっかり出不精になりましたが、Akatsuki庵さまに刺激されて、藤田美術館へ出掛けてみたくなりました。
刺激をありがとう!!