昨日から読書週間が始まった。
たまたま?いや、あれはたぶんわざわざぶつけた日程だな。
所用でこの土日は神保町でほぼ缶詰だった。
缶詰だったんだけど、昨日(土曜)は昼休みが2時間あって
「ブックフェスティバルを散策していいよ」だったので、
自家弁(←古本まつりで人出が多いことを予測して外食を回避)を済ませて
すずらん通りの長~いワゴンセールをのぞきに行った。
本を買うのはやめておこうと思ったんだけどね、
やっぱ買っちゃった。
もっとも、古本ではなくて淡交社が出店しているワゴンで裁断直前であろう売れ残り本を半値で1冊。
本の雑誌社で「買いたいけど、書店で在庫がなさそうな本」だと諦めていた本を発見。
思わず「これ、いくら?」「定価です」「だろうねぇ。でも、ほしかった本だから買うわ」
と買ってしまった。
臨時出費になってしまったけれど、やっぱり紙の本はいいなぁと思った。
古本の方はね。新書に絞って通り沿いを歩いたけど、掘り出し物に出会えず。
現在の仕事に就いて意外に感じたことが売れる新書と売れない新書の落差。
新書って、もろ時流を反映する内容が多くて、それが故に流行り廃りが早い。
もちろん長く売れる新書がある分、波が過ぎたら品切・再版未定でお蔵入りなんてことが多く。
「え?5年で?」でビックリする。
(その分、昨今は版として“絶版”という状態にはならないか、何かの拍子で復活重版もあることもあるし、紙では買えないけど電子版なら買えるというケースはよくある)
故にタイトルで何か響くものがあれば買っておいた方がいいのかなぁ。
そんなことや、書店がどんどん減っている状況のこと、本を読む習慣について
これから本を取り巻く環境はどうするのか。
政府のてこ入れは? 読書のバリアフリーについて。
などなど、いろんなことを考えた週末だった。
最近、土日どっぷり外出することがほとんどないので、どんだけ疲れるかと心配したけれど、
好きなことなら、疲労感をあまりないみたい。
まだ頑張れる? かな。