倉本総先生の反骨.反戦精神 HGI様No.28 長生きしてね！

　”北の国から”をはじめとする
多くの名作を生み出した脚本家の巨匠・倉本聰さん・・・
現在も、放映中の“昼ドラ”『やすらぎの刻～道』（ＴＶ朝日系）の
脚本を手がけていらっしゃいます
”『やすらぎの刻～道』”も、
倉本先生のお考え・こだわりが随所に感じられて楽しく拝見しています。
物語もそうですが反骨.反戦精神、皮肉が心地よく感じます

例えば世の流れとして煙草を目の敵にしていますが
ドラマの中では、喫煙シーンがたくさん出てきます。
氏も愛煙家だそうですが、・・・・

今の世の中、目クジラ立てて「嫌煙・禁煙」と叫んでいますが
そこまで追い詰める必要があるのか私は疑問に思います
健康被害が云々・・と言われますが・
現在多くの80代・90代の喫煙世代の方々が生きていらっしゃいます。
戦後の混乱の中、食糧不足でもありましたがお元気で長生きです。
倉本先生ご自身も８４歳でお元気です。

又、ドラマの中の役者にセリフとして苦言を語らしています・・・
曰く「最近の俳優の中には、着物の着付けも出来ない人が多い・
スタイリスト等という高尚じみた名前の人々が増えているが
日本古来の着物の着付けも出来ず、いい加減な着付けを見ると腹立たしい」と

私も感じますが、
若手の俳優は「顔・スタイル・親の跡継ぎ」等で
ポっと出てくる方が多いせいか・・
”声が通らない人が多い”と感じます。
発生法一つとっても俳優としての基礎が出来ていないのだと思います

渥美淸さん（寅さんシリーズ）の主題歌で
「男はつらいよ」がありますが
私もこの曲を演奏し、セリフも入れますので参考の為に聞きました。

冒頭のセリフ部門・・・”ワタクシ・・生まれも育ちも・・・”
今まで何気なく聞き流していましたが
改めて聞いて見ると・・・
「語尾までしっかり発音されていて、力強さに驚きました」
なるほど・これがプロの発音だ！・俳優さんは、こんなに凄いのだ！・・と

昔のことを言うと、今の若者は嫌がりますがそれも時代の流れなのでしょう。

ところで・・・・
　今日から7月のボランティア演奏が始まりましたが
皆様に大歓迎され大変ご好評を頂き出足は上々といったところでしょうか

今日は、珍しく女性ばかりのご利用者様ばかりでしたが
リラックスされて女学生時代を思い出してかのように
大きな声で歌い・笑って下さいました。

中でも、利用曜日の関係でなかなかお会いできない一人のご婦人は
いつも、熱狂的に我々の訪問を喜んで下さいます。
最後には、ツーショットを職員さんに熱望され・・パチリ！
応援して頂ける方が一人でもいらっしゃれば励みになります。

皆様の多くのご主人は・・「額の中」・・・
「あきらさん、長生きしてよ！！長生きしてね！」の声に送られ
気分よく帰宅の途につきました。