今日は久しぶりに担当のHさんにお会いしました
しばらくお顔を見ないと心配になってきますが安心しました
高齢者が多いので選曲の反応を心配しましたが皆様の笑顔を拝見で来て良かったです
男っぽい歌謡曲のメロディは、良く似ているフレーズが多く
うっかりしていると他の曲に行ってしまう危険?があります
例えば、「浪曲子守唄・人生劇場のイントロ部分・傷だらけの人生の間奏)等・・
曲の内容のイメージからどうしてもそのようになってしまうのかもしれません
人生劇場(作詞:佐藤惣之助、作曲:古賀政男、唄:楠木繁夫)
1 やると思えば どこまでやるさ
それが男の 魂じゃないか
義理がすたれば この世は闇だ
なまじとめるな 夜の雨
2 あんな女に 未練はないが
なぜか涙が 流れてならぬ
男ごころは 男でなけりゃ
わかるものかと 諦めた
3 時世時節(ときよじせつ)は 変ろとままよ
吉良の仁吉は 男じゃないか
おれも生きたや 仁吉のように
義理と人情の この世界
尾崎士郎の同名の小説(昭和8年~昭和34年)を下敷きにして作られた歌で、
「青春篇・愛慾篇・残侠篇・風雲篇・離愁篇・夢現篇・望郷篇・蕩子篇」の各篇から成り、
任侠の世界を描いた『残侠篇』を除いて、作者の自伝的小説とされています。
「人生劇場」は、佐藤惣之助が内田監督の”人生劇場・青春篇”に感動し作詞・・・
それに古賀政男先生が曲をつけたもので、映画のために作られたものではないとのことです
昭和13年公開の日活映画「人生劇場・残侠篇(千葉泰樹監督)」の主題歌としして使われ、
レコードがテイチクから発売されました
歌に出てくる吉良の仁吉は、幕末期の実在の侠客で
慶応2年、伊勢の国鈴鹿郡の荒神山で起こった(浪花節でも登場)
”穴太の徳次郎” 対 ”かんべの長吉・吉良の仁吉・清水次郎長の子分たち”の
大喧嘩で命を落としたと言われています
最近は、「義理・人情」は、紙より薄くなったと言われていますが
時代の流れでしょうか?損得ばかりが優先する時代はどこか寂しいです
”こんなことを申し上げる私も・・・古い人間でござんしょうかねぇ~”
今回も手作りのおやつを頂き御利用者の皆様と談笑・・・・
旅の話など・・・皆様に喜んで頂けたようでした
でも、歌では唄えませんね。
唸るのは苦手です。
話しは変わりますが、福島県のいわき市には清水次郎長の養子になった天田愚庵(あまだぐあん)という人物が居ります。
義理と人情に厚い大親分だったのですね。
しかし、昭和13年と言う意外と古い?曲で、
リバイバル曲といってもいいのかもしれませんね!
今はヤクザにとっては住みにくい世の中になってしまいましたが、私の母方の曾祖父も清水の次郎長に会いに行ったことがあって、刀をもらったと聞いたことがあります