カンナからの風

沖縄県北部東海岸にある小さな1軒のホテルから

沖縄の人々

2011-05-22 07:20:55 | 日記

東京から移住?して9ヶ月。何度もなんども沖縄について語って・・・それでも、まだ沖縄の奥は深い。沖縄の人々の懐に入ったように過ごして来た日々。誰もが親しみやすく、気軽に話しができる。もちろん、適度な距離感はある。携帯で電話をすると、すぐに返ってくる言葉は、○○さんどうも!携帯電話は、登録さえしていれば相手の名前がわかるから、当たり前のように思うけど・・東京の友人にも電話して確かめてみる。すると「もしもし」から始まる。そこで○○です、と改めて名乗る。そこから、会話が始まる。沖縄では、いきなり名前を呼ばれるから、会話が直ぐに始まる。私だけかな・・・・?

沖縄の人々は、とてもフレンドリーで男性・女性の区別無く友人ができやすい。2度目に会う時は、かなり古い友人の様に会える人たちがいる。多分、これが全てではないにしても、人柄が穏やかな印象を受ける。苦手なところもある。アパート近くの仲間商店は恐い!年配の女性が数人レジにいて笑顔がない。買い物するのに気後れがするくらい・・だから、出来る限り速やかに買うものを決めて、精算を済ませることにしている。この店に限っては、自分が極めて異質な人間であると自覚する。

5月に入ってから、沖縄の男性たちは、ほとんど「かりゆし」に衣替え。かりゆしは、沖縄の正装でもあると聞く。先日のオリオンビール園竣工式典にも、ドレスコードのところに「かりゆしでのご出席」との記載があった。まだ、かりゆしへの衣替えはしていないから、相変わらず白のYシャツ姿での日常。殆どのホテルの支配人の人たちも例外なくかりゆしを着ている。真夏は、たぶんかりゆしに衣替えするんだろうな・・?

それと、名刺を出すと・・「うちなんちゅうじゃないの?」顔は「うちなんちゅう」に見えるらしい(笑い)出身は、九州福岡です。と答える。現在の自宅は、東京だけど・・沖縄では、なんとなく福岡がいい感じに思えて・・ずっと福岡ですと言うことにしている。もちろん今も実家で両親が福岡で健在。福岡は、意外に沖縄の人たちに好かれているみたいでうれしい!とりとめないおしゃべりが止まらない。今日は、ホテルで「マタニティーイベント」出産を控えたママたちが助産師さんを囲んでセミナーと美味しい食事会。