先週の木曜日、秋里と今秋二度目の京都遊びをしてきました。
題して『有頂天家族番外編 秋の南禅寺ツアー』(笑)。
丁度ままんも見たい絵の展覧会が有ったので一か月足らずの再京都でした。
京阪三条からスタート。
まずはままんの行きたかった展覧会へ。
京都市美術館。
竹内栖鳳の絵が見たかったんですよ、あたいv。
班猫。
これが目当てでした。
象図。
秋里はこれが一等のお気に入り。
蕭条。
京都国立近代美術館でこれを見てから栖鳳が好きになったきっかけの絵です。
今でも凄く好きです。
平日にもかかわらず人が多かったです。
班猫がその週からの公開だったのでその効果だと思います。
秋里とあたいは洋画よりも基本日本画が好きです。
美術館を出た後、白川通を上がって浄土寺へ。
住宅地の隠れ家的一軒家フレンチ『聖宙庵』へ行きました。
しかし平日昼間という条件でナメてましたよ、あたい・・・。
予約で一杯で食べれませんでした(-_-;)。
とほほ(ノД`)・゜・な気分で南禅寺前に戻り、順正さんへ。
順正さんの入口。
ちょっと待たされましたが一番奥の良い座敷席に通してもらいました。
奥の座敷棟の入口。
暖簾が可愛いv。
湯豆腐の『月』を頂きました。
美味しかったです。
結構品数も量も有ったのでお腹いっぱい。
昼間から冷酒も飲んで御機嫌なアホ母娘。
最初はあと二組いたお客様も途中で帰ったので座敷は二人の貸切状態。
この写真の真ん中の部屋ですよ。
綺麗な庭見てのんびりしました。
本当に庭が凄いお店ですね、ここ。
贅沢気分です。
のんびりし過ぎてハッと時間を見れば結構な時間になってたので慌てて店を出ました。
今回の京都の目的地、南禅寺へ。
そもそも『南禅寺ツアー』をするきっかけはあたいが
「南禅寺は虎と縁が有るトコなんだぜえv。」
と秋里を焚き付けたからなんです。
要は南禅寺×矢一郎兄さん。
秋里画伯の萌えが膨らんだ故のツアーです。
先ずは丁度紅葉が綺麗な天授庵へ。
秋の庭園特別拝観です。
本当に綺麗でした。
日本人に生まれてきた幸せを感じました。
とても広い庭園。
池に映った紅葉はまるで印象派の絵画みたいですv。
秋里画伯の萌えで良いモノが見れました。
南禅院前の水路閣。
南禅寺と言えばここは外せない。
森見作品にもよく登場しますね。
秋里は「けいおんにも出てるよお。」と言ってました。
そしてメインの南禅寺本坊。
上から如心庭、六道庭、窮心亭前の庭。
方丈庭園は虎の児渡しの別名があります。
狩野派の襖絵も素晴らしいv。
日本画好きのあたいらは感動しきりですよv。
如心庭に面した『虎の間』の存在に秋里画伯の萌えはMaxです☆。
「東西南北、矢一郎兄さん(虎)の襖絵にぐるりと囲まれるなんて、南禅寺さんは何て凄いトコに住んでるのv。」
どうやらネタがモヤモヤ湧いたみたいですv。
なんか描けそうだね秋里画伯♪。
「頑張ろう冬インテ☆」を合言葉にしてあたい達は南禅寺をあとにしました。
ついでに庭の片隅の鬼瓦(笑)。
南禅寺を出ると日が落ちて来たので紅葉巡りは諦めて哲学の道を北へ。
人通りが少なくなった哲学の道は静かです。
銀閣寺前から今出川通を西に。
この頃にはもう空は真っ黒。
寒くなって来たので京大前の進々堂でコーヒーブレイク。
昔旦那様と一緒に来た店。
懐かしいです。
レトロな外観デザインが好きな店です。
沢山歩いてやっと出町柳へ。
ここで晩御飯にする予定でしたが、おっとどっこい☆昼食べ過ぎでそれ程お腹がすいてない。
出町周辺には野菜メインの古民家フレンチが有って行きたかったのですが(昼のフレンチのリベンジ)、夜はコースのみ しかも十品あるのしかやってなくって悩みました。
結局前回の『有頂天家族聖地巡礼の旅』の時、赤玉先生のアパートの近くにあった店を思い出してそこに行きました。
旬菜ダイニング 葵匠。
出町の漬物と御味噌のお店の倉を使ったダイニングです。
ここで梅酒と共にちょこちょこっとだけお腹に入れました。
漬物と御味噌の店のダイニングなのでつきだしから凄く綺麗で美味しい。
写っていないけど生麩の田楽も綺麗で美味しかったです。
餅の揚げだし。
鰊のにゅうめん。
もうお腹いっぱい。
今度は是非お腹を空かして来よう。
お店も落ち着いてイイ感じです。
京漬物のにぎりを次回は絶対食べたいです。
そんなこんなで遅くなったので賀茂大橋を渡って出町柳から電車に乗って帰路につきました。
なんか今回の旅は白川通を行き来したり湯豆腐に時間を取られた旅でした。
ま、南禅寺に行けて秋里画伯は満足してますがね。
又今度はゆっくり行きたいなあ~。
冬の京都はアホ程寒いけど観光客が少なくて一等大好きなんですよ。
次は何時にしようかなあ、などと考える今週のあたい達でした。