遠野ごたく帳

田舎暮らしの何気ない日常を届けます

秋田駒を断念。兜明神岳・岩神山へ

2015-07-20 22:04:09 | 山登り&スキー&温泉

とおのぶれんどでばーち在住の山猫さん、

先週末の17,18日に行われた早池峰神社宵宮と例祭を見学に来遠するので

19日は一緒に秋田駒ヶ岳に登ろうと以前から計画していたのですが…

あいにく台風(のちに温低)接近中で19日の天気はひいき目に見ても宜しくない。

最悪は中止。もしくは台風の影響があまりないと思う五葉山へ。

どちらにしても19日早朝に決めるということで待ち合わせ場所へ。

 

19日、秋田駒付近の天気予報は午前雨で午後から曇。

協議の結果、午前の雨は小雨程度と判断し秋田駒に行くことに決定し

いざ秋田駒へ。

東北道では薄日が差し期待が持てたのですが、登山口の国見温泉に到着したら雨と風と霧。

とても登山出来る天気ではないのであっさり断念し温泉へ。

石塚旅館が10時からだったので森山荘で入浴。

 

コバルトグリーンの温泉に御満悦した山猫さん。

 

森山荘の駐車場付近。写真を撮った場所が登山口です。

 

時間はまだ8時半。近場だったらまだ登れる時間。

あまり台風の影響が無い山にということで川井の兜明神岳(1005m)に決定。

県境の国見温泉から盛岡市街地を経て川井の道の駅区界に立ち寄り、

そこでパンフをもらって登山口である兜神社の鳥居がある駐車場へ(R106脇)。

 

鳥居から兜明神岳が見えます。ここから山頂までは1.3Km。コースタイム50分。

 

駐車場から見た兜明神岳。

 

兜神社で登山の安全祈願をしていざ出発。

 

兜明神岳、

高山植物なんてあまり無いのでは?と思っていたのですが、大きな認識不足で

区界高原の自然観察が出来るよう登山道や樹木の案内板の設置等

よく整備されており、後で調べたら「花の区界」と言われるハイキングのメッカでした。

 

  「ヤマオダマキ」

 

山猫さんも吾輩もキョロキョロ観察しながら、ゆっくりと…

 

「ホタルブクロ」。高山植物ではなく山野草ですね。

 

「オカトラノオ」

 

ここまでコースタイムどおり、40分程で山頂が目の前。山頂のてっぺんに祠が見えます。

 

足もとに注意しながら山頂へ。山猫さんも慎重に登っております。

でも足場や手を掛ける場所があるので見た目より容易に登れました。

 

晴れていれば岩手山に早池峰山、すぐ北には岩神山が見えるはずなのですが…

登れただけでも良しとしましょう。

 

水分をあまり摂らないという山猫さんですが、山頂では一杯やっております。

 

兜明神岳を下りながら、岩神山へも登ろうということになり

まずは兜明神岳と岩神山との分岐であるかぶと広場(キャンプ場)で昼食。

 

「オオバギボウシ(ウルイ)」

 

「ヤマオダマキ」

 

「タマガワホトトギス」

 

岩神山に向かう途中の馬っこ広場でニホンカモシカ発見!(あそこに居ると山猫さんに教えられた)

望遠(トリミング)で撮りました(笑)

この馬っこ広場は区界高原最大の天然芝生地帯なそうです(立札に書いていた)

 

調べたけど名前がわかりません。

 

「ヤナギラン」

 

下草が刈られよく整備された登山道を50分ほど歩くと送電線の鉄塔が見え、

鉄塔を過ぎると山頂と思われる場所に謎の電波中継所が。

 

電波中継所の裏側が山頂と思い登ったのですが、

山頂とわかる表記も無いのでどうやら違ったみたい。

 

一旦下り、電波中継所手前に登山道らしき道を発見。

数十メートル登ると三角点を発見。そして数メートル登ると山頂でした。

灌木に囲まれていますが、岩神山も晴れていれば眺望が良いそうです。

 

「クガイソウ」

 

「エゾアジサイ」

 

下りは区界高原ウォーキングセンターに下り、ここでしばし休憩。

そして午後3時、無事鳥居横の駐車場に着いたのでした。

昨日のような 天気でなかったら兜明神岳と岩神山に登るなんてたぶん無いと思うので

いい機会だったと思います。

よく整備され案外手軽に登れる山なので、山なんて…と思っている方々は

一度登ってみてはいかがでしょうか?

 

川井小国経由で遠野へ。水光園で汗を流した後、飲み会会場へ。

笛吹さんと山の神さんはすでにスタンバイ。まずは4人で乾杯!

この後ゴンゲンさん一如さんも合流。

 

こちらのお店の名物?ジンギスカンのタタキ。

刺身盛り合わせや串焼きも撮ったけど、

こちらの写りが一番良かったのでこちらのみ載せます。

 

〆に行く店に9時半に到着。昨日の〆はあっさりとラーメン。

笛吹さんはカツ丼でした。

 

家には11時着。すぐ布団に直行、そして熟睡。

いやー疲れました。

今後、山登り後の飲み会参加は控えたほうがいいかもね。