伊勢志摩&名古屋旅も3日目。
3日目のメインイベントは内宮正宮への参拝。
この日は5時に起きて朝風呂に入り、タクシーで内宮の入口、宇治橋前へ。
6時20分頃到着。先客は一人。その後20人位になりましたが…
何故、タクシーまで使って朝早くから来たかと言うと…
宇治橋に立つ大鳥居の中央から昇る朝日を冬至を中心に前後1か月拝むことが出来るから。
今年の冬至が12月22日なのでギリギリ見れると思った次第です。
6時23分、日の出はまだまだ。
7時21分、待つこと何と1時間。待望の日の出。
7時35分、ようやく見れた光景。
宇治橋から。
この日は朝から快晴。とういうことは放射冷却。なので本当に寒かった!
橋上も霜がビッシリ。
そんな寒い中1時間以上も日の出を待っているなんて…
こんな機会はたぶんもう無いでしょうから。
日の出を見た後、あまり人が居ない朝の参拝予定だったけど、
宿の朝飯を9時に予約していたので時間が無くなり、一旦宿に戻る事に。
その前に朝のおはらい町を散策。
お目当ては朝5時から営業している赤福本店。
日中はかなり混むので座って食べるなんてたぶん出来ないと思って。
出来立て?の赤福、美味しい!
赤福…「赤子のような素直な心で自分や他人の幸せを喜ぶ」という意味の
「赤心慶福」が名前の由来との事。
火鉢があるのがありがたい。
バスで宿に戻り、朝飯を食べ、身体が冷えたのでちょいとふとっ風呂。
チェックアウト後外宮参道でお土産用の地酒を物色。
味見ということで…
店を出ると、何団体かが伊勢おんどという踊りをやっていた。
チェックアウト後でしたが荷物を宿に預かってもらい、正午前、再び内宮へ。
この日は土曜日。たぶん平日も休日も関係ないと思うけど、すごい人出です。
宇治橋を渡り、神苑の脇を通り、第一鳥居へ。
まずは五十鈴川御手洗場で身を清める(手を洗う)。
内宮の正式名称は「皇大神宮」といい、広大な宮域に正宮をはじめ2つの別宮と
10の所管社が点在している。
まずは所管社の一つ瀧祭神(たきまつりのかみ)を参拝。
林の中を通り正宮に向かいます。
「正宮」
外宮の正宮と同じく中では撮影禁止。撮影は石段の手前で。
広大な神域内で巨木を何本も目にしましたが、
その中でも一際高く太かったのがこの杉の木。
みなさんが触るので根本がテカテカ光っておりました。
荒祭神(あらまつりのみや)
正宮に次に重要とされる第一別宮。
個人的な願い事の申し出はこちらの宮のみ。
こちらの神札授与所で御朱印をいただく。
ちょっと離れた場所にある風日祈宮(かざひのみのみや)。
鳥居をくぐり、風日祈宮橋を渡った先にあります。
風日祈宮(かざひのみのみや) 風雨の神様。
宮域内にある全ての別宮と所管社を参拝しましたが、
最後に大山祇神社(おおやまつみじんじゃ)、子安神社(こやすじんじゃ)
を参拝して内宮のおまいりは終了。
宇治橋の欄干に飾られている擬宝珠の中に、
万度麻(まんどぬさ)という お札が納められた擬宝珠があり、
その擬宝珠は左側手前から2番目だということをガイドブックの情報で知りました。
万度麻というのは、 橋の安全を祈願したお札で、
「一万回お祓いをした」との意味を持つありがたいお札との事。
万度麻の納められた擬宝珠をさわると、
「運気が上がる」「パワーをもらえる」という俗説があるそうです。
ちょっと触りました。
既に13時45分。朝飯が遅かったとはいえ腹が減りました。
食べるところを探しておはらい町へ。
せっかくの伊勢なので、伊勢うどんは外せません。
おかげ横丁で初伊勢うどんをいただきました。
もちもちしてコシがない太麺と溜まり醤油のタレに絡めて食べる伊勢うどん。
普段食べているコシのあるうどんとはまったく別な食感ですが、
これはこれで美味しいですね。
伊勢をあとに、次は名古屋へ。
名古屋の夜は錦にある地場産中心の居酒屋へ。
名古屋コーチンの鳥皮。
味はそれなりに美味しかったのでが、値段が普通の倍だったのが驚きでした。
さて今回の旅も明日がいよいよ最終日。
つづきは其の肆(四)で。