生きていると、縁を感じます。
縁は不思議で袖振り合うも他生(多生)の縁というくらい、この地球上で知り合ったり、会ったりするだけでも、宇宙的視点からしたら奇跡的ですね。
そんな風にも感じる縁ですが、自分にとっては苦しみを与える縁もあります。そんな縁に出会うと私は動揺しがちでした。
数ヶ月前、知人が訳した道徳経の本をいただきました。
老子は昔から私の尊敬する偉人ですから、本を頂いたのも何かのご縁と嬉しくなりました。
その中に、縁に関して、どんな縁も肯定する言葉がありましたのでご紹介します。
順縁と逆縁はみな私たちの必須科目である。
あなたを愛する人はあなたに感動を与えるし、
あなたが愛する人はあなたに捧げることをしっかり学ばせるだろう。
あなたが好きでない人はあなたに寛容と受容を教えるだろうし、
あなたのことを好きでない人はあなたに自省と成長を促すだろう。
以上
全て後半の、「あなたに」
以降をもう一度みてみると、
感動を与える
捧げることをしっかり学ばせる
寛容と受容を教える
自省と成長を促す
とあります。
人が人と交わる縁は、順縁、逆縁、全部自分の糧に出来るんですね☺️
特に後半です。
自分にとって嫌だなぁ、好きではないなぁ、なんていう感情が沸き起こる出会いや縁こそ、
寛容と受容を教える
自省と成長を促す
ようです。
超がつくほど腹が立つことをされたり、
言われのないことを言いふらす人がいたとしたら
これを思い出そうと思います。
よし、そうきたかぁ、
腹がたつとは思いますが、
完全スルーです。
そうしないと相手の思う壺なんです。
だって、その人それが趣味なんですから。
だから、そんな相手の餌食にされるのも癪に触るから、
そんな時こそ心の成長の餌にして
身魂磨かせてもらいます
その人を自分の身魂を成長させる存在とみなすと、要は自分次第なんですね。
なかなか難しいけれど、生きて100年。もう折り返しすぎたから、道徳経を読んだりしながら、少しは視点の転換をしたりしていきたいなぁと思いました。
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