映画ツナグを観ました。
死者を一度だけ呼びだす樹木希林さん演じるツナグ。
呼び出された相手(死者)も、一度しか呼び出されないから、選択する権利はあります。
また、その秘儀が繋がる家系には、掟を破ることにより、呪術が非常に怖い結果を生むこと、悲しみを生むことも映画ではありました。
イザナギ様がイザナミ様と逢う場面を思い出します。
生きがいの創造の著者、飯田史彦先生は、特殊な能力が実際にある方です。無償で自死により亡くなった方と遺族を繋いでいました。自死するとその瞬間から非常に後悔するようです。魂は残り、周りを悲しませたことを痛いほど感じ、自分の選択の愚かさを時間の概念のない闇の世界で後悔し続けるようです。
飯田史彦先生の著書を愛読している友が、この映画がすごく良かったというので観ました。
亡くなった誰かと一度だけ会えるとしたら、誰と会いますか?
どう答えますか?
映画では死者に会えたけれど、
会いたいけれど、会えない、それが生死のさかいかな。
今コロナのせいで、生きていても面会などが病院で禁止されています。仕方ないけれど、もっと自由に、会いたい人に会いたいな、生きているんだから、、と思います。
自分ではほぼ動けない状態で、家族とも会えない父。父だけでなく、そんな存在が、コロナ禍の中、沢山病院にはいるんだろうな。世知辛いですね。
死者と生きている人をツナグ、には、青森の恐山のイタコなどを思い浮かべる人もいるかもです。いまは、イタコも激減しているみたいですね。
イタコの存在を、「昔の人が生み出した一種の「グリーフケア」(深い悲しみの癒やし)の仕組みなのではないか」と語った方がいました。
人は、他者とツナガルことによって様々な気持ちを分かち合います。癒し癒される。また、反対に生きている他者とツナガルことにより、気持ちを掻き乱されることも。
映画では、呼び出された亡くなった方は、生きている人に会いたいと思ってもらえるのは嬉しいし、また、生きている人に前を向いて生きてほしい、とありました。生きている間に後悔しないように生きて欲しいと語ります。
死後の世界はわからないけれど、
目に見えなくても、縁ある魂は自分に必ず繋がっている。応援してくれている。
そんなふうに思えた映画でした。
また、生きているからこそ、繋がりは大切にしたいなとも思えました。
亡くなった誰かと一度だけ会えるとしたら、誰と会いますか?
私は、
今は居ないし、自分が生きている間には居ないかも。
この先そういう存在がでてきたとしても、100年以内に会えるから、
あちらはあちらで、こちらはこちらで頑張りますから、
お互い頑張りましょう、、という感じかな。😅
だから、映画にはならないけど、
私があちらに行っても、
呼び出さないでほしい。
多分、あちらにいったらあちらの世界で私は楽しむつもり😚
まだまだ生きて💪😊いきたいですけどね😉
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