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大善人へ身魂磨き

富士山久須志神社とクズ繋がり ③

朝の連ドラのらんまんが面白いと聞きここ数日で全100話までオンデマンドでみてみました。とても面白い。純粋に好きな事に打ち込む、心を込めてし続けるのは素敵ですね。

ということで前回から少し空いてしまいましたが、また続きを書いてみます。

久須志(クスシ)神社という神社が富士山にありました。神仏習合の時は薬師如来(ヤクシクスシ)をお祭りしていました。そのクスシの響きに注目して空想したのが☟です。


①地名の久須志(富士山、青森)

 神仏習合信仰から薬師、くすり

③九重天や扶桑などの中国神話から、地名の久住連山(大分県)、熊野の九重

④太古の民族ら国栖(古代ツチグモ)、葛

 九頭竜信仰のクズ

⑥古代信仰から銅鐸(クスミ)


①②は前回書きました。

久須志神社という神社は、神仏習合の時は薬師如来、つまり、クスリの仏様です。クスリのクスですが、葛(クズ)植物は、薬草として使われており、葛根湯とか今でも有名なお薬があります。



今日は、クズから、前回に引き継ぎ↑の③④⑤あたりを書いてみます。

葛といえば、出雲大国と深い関係のあるカモ氏が大和に移り住んだ地も城(カツラギ)でした。また、九州の磐井の乱の息子は子(クズコ)でした。

以前、磐井の乱について書いた事がありますが、古代におこった九州の大乱の磐井の息子である葛子は、長野に逃げ逃れて父が作った王国を再び長野で造ったのではないか?と私は思っています。分かりませんが、伝承からなんとなく。

諏訪大社の摂社に井神社(九頭井神社)があります。境内の池は葛井の神池といって古来諏訪七不思議の一つに数えられ、池に住む魚はすべて片目であるといわれています。

クズは、葛、九頭龍、片目から出雲のタタラ製鉄(タタラ製鉄は出雲に多く、タタラに携わると目を痛めて片目になる)など、本当に出雲王国に結びついてしまいます。出雲は、太古から龍蛇信仰を持っていました。また、葛の木はつる性の植物で自らを木に絡めて成長するので、まるで木に巻き付く龍みたいですね。


出雲王国とヤマト政権の著書では、

スサノオは、出雲の国を治め、銅や鉄の利器を用いて国土の開拓を進め、やがてその勢力は西の筑紫や日向にまで及んでいき、やがて西の国造りが終わったスサノオは自分の息子饒速日を大和に使して、国造りをさせた。

とあり、また

饒速日は父須佐之男から学んだ鉄資源の発見、採取、鍛冶の技術を駆使して利器を造り、 山を開き、原野を開拓していった。 

とも。銅鐸も出雲からは沢山出土し、銅から鉄へ、タタラ製鉄が盛んに行われていたことも伺えます。

西は筑紫もおさめたとありましたが、九州にいた原住民。まつろわなければ土蜘蛛やクズと言われました。

九州の彼岸花の名所は消された太古の民が戦った地でした。大分県 竹田市久住神社があり竹田には七つ森古墳があり土蜘蛛の跡地でした。


近くの土蜘蛛塚は、に覆われていました。


常陸国風土記に、

『古老のいへらく、昔、風巣(クズ)山の佐伯、野の佐伯ありき、高尾張村邑に土蜘蛛あり、、、

佐伯は、大分県にあります。クズ山は、久住でしょうか。磐井の息子はクズコ(葛子)。


久住は九重と響きがにていますし、磐井は太古中国から色んな技術をうけとり新羅との繋がりが深くありました。

九重天扶桑などの中国神話の影響が太古の地名や人名に残るとすれば、クズはとても神聖な響きだったのかもしれません。

地名の久住連山(大分県)、熊野の九重。海からの太古の渡来人は、クズ、クジュウを神聖視していたのかもです。


記紀神話にも、神武天皇東征のおり、当地で光る井戸から出てきた尾のある人と出会い、それが国栖人(クズ人)であったと伝えています。
尾のある人などはいるはずもなく、山で働く時獣皮を尻に当てていたのかもしれず、西日本の豪族を支配して近畿に力を伸ばしてきた神武の東征軍が、力を強めるにつれ、クズを名乗る先住民を見下した呼称にしたのかも?わかりませんが。

久須志は須く久しく志す。しかし、歴史の中では、太古の国譲りやら覇者争い、須く久しい事を願う人々は歴史で消されたり、差別されたりしたのかも、、とクズの響きから想像してしまいます。

しかし、一番高く美しい山、富士山の頂上🗻付近に久須志神社が今でも有るのは救いのような気もします。😌


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