娘の友達(フランス人)が3週間ホームステイにきました。本当に日本が好きで、日本のこと、歴史、文化色々学んでいて、18歳なのに、自分でバイトして日本への旅行費を全部自分で払ったようです。日本へは2度目のようです。
明治維新あたりのことなど、もしかして私より詳しい?かもでした。
日本語は独学で3年勉強し、わたしとは、英語と日本語を使って問題なく会話出来ます。
将来は、大好きな日本とフランスを繋ぐ外交官になりたいから、勉強を頑張っているようです。
昔、私はパリに行ったことがあり、その時にルーブル美術館でとった気に入った絵の写真をみせました。
すると、この女性は、民衆を導く女神で、
フランスがNYにプレゼントした自由の女神の像のモデルであり、今年行われるパリのオリンピックのイメージキャラクターは、この女神が被っている紅い帽子なのだと教えてくれました。
この女性は「誰」というわけではない、「自由」という形のないものを擬人化した女神のようですね。
抑圧されたものからの「自由」、差別からの「自由」。フランスにも自由の女神の像があり見たことがありました。NYの方が有名ですが、オリジナルはフランスです。
私たちは、誰かから抑圧されたり、または、自分で自分を抑圧していることもありそうです。開くのは自分で、自分は自由なのだと感じました。
この、民衆を導く女神は、男性にも女性にも共通して存在する眠った母性🟰愛みたいにも感じました。
彼女の高校の卒論のテーマはなんと、日本文化や言霊、歴史や八百万の神、、についてだったそうで、そのプレゼンを見せてくれました。
周りの学生が日本については、アニメくらいしか知らなかったから、びっくりされた、、と笑っていました。先生は満点をつけてくれたと私に笑って教えてくれました。もし、日本の生徒がこのプレゼンを作っても、日本の先生も満点をあげるだろうねとわたしは言いました🥰
青森ねぶた祭りと、秋田竿燈祭りに行くみたいで、私が秋田竿燈祭りの提灯は稲穂を表していて、日本の神道は、自然災害の多い日本で、稲穂の恵みに感謝し、自然の運行に感謝する感じがあることを教えてあげました。祭りは、神道と深い結びつきがある話をしました。
彼女は、その話をすごく喜んできいていました。そして、日本は自然災害が多いけれど、自然災害が日本を救ったことがありますね、とわたしに言います。
えっと思い、きくと、元寇が2度攻撃したけれど、日本は自然により守られました。と言うんです。
すごいなぁ、そこまで知ってるの!と驚きました。話が合う!!なぁ、、と嬉しくなりました。
明治維新のあと、日本は鎖国をといて文明開花したけれど、帝国主義に傾いて近隣諸国に酷いことをしてしまい、政治的になかなか近隣諸国と和する事が出来ない話をしました。
彼女は、フランスも沢山の国を植民地にしました。それは同じ。フランスは日の沈まぬ国と呼ばれているのを知ってる?と聞いてきました。
わたしは、何?ときくと、
太平洋の島から、アフリカなどの植民地政策や、フランスが夜になっても、フランスが植民地にした国は朝なのよ。だから、日が沈まない、、、
と言い、悲しそうな顔をしました。アルジェリア戦争など、フランスからの独立により多くの血が流れた話もしてくれました。
私達は過去は変えられないけれど、歴史を学び過ちを繰り返さないことはできる。だから、残虐なことをした過去は忘れずに反省して、良い世界を作らないといけないというのです。
すごいな、若いけど、彼女の自立心、精神性に感動しました。
東京タワーに行った時、
善いことをためらわない
というポスターを貼ってあるのをみたことがあるようで、彼女は座右の銘にしているようでした。
素晴らしい若者との出逢いは、始まったばかり、これから、色んなことを話たりしたいです。出逢いに感謝したいと思いました。
座右の銘と、彼女の真摯な姿勢に
感動しました😭😭😭
善いことをためらわない。
彼女のインスタに、座右の銘として
書かれていました。きちんと日本語で。
太宰治や芥川龍之介の文学も読んでいて
すごい子だなと思いました。☺️
🇯🇵にくるため、バイトを頑張った、
🇯🇵は天国みたいと言っています🥰
沢山吸収してほしいです。
コメントありがとうございました😊