大善人へ身魂磨き

善でありたいと思う。日々精進。感情の渦に呑み込まれそうな時もあるけれど最後には明るく静かな大海原に和合したい。

生きた不動明王 ハンセン病問題を叩き斬る御方

2024-07-01 05:54:00 | ひとりごと
数日前に書いたブログの再投稿です。内容を少し変えました。

天から神様が人の形をかりて降りてくる時は、地上で本当に辛いところに身をおくだろうと思います。

多くの辛い人がいる場所に自ら身を置き、
引き受けるにはなかなか苦しいけど、
生ぬるい人生は選ばないだろうな。
と感じます。

かなり何もわからないまま幼少期から痛めつけて、練って鍛えて困難を乗り越えていけるようにするのかもしれません。

最大級のこの世の矛盾、長年積もった人間の犯してきた病と差別に関する人権侵害を、背負い投げして叩き斬る御方として生まれてこられたのではないか、、という方がいます。

まるで、八岐大蛇を斬って剣を得たスサノオ様のように強く、

また、大国主のように、傷ついた動物を保護して養う優しさもあり、

時には、弱いもの虐めに憤怒の形相で怒る不動明王のように怖い。

この世に蔓延る邪を叩き斬る御方として、竪山さんはハンセン病問題を斬る御方として活動されています。

闇を闇のままにしてはならない、
差別の歴史を、
知らない人は知って、
知っている人は、自分が目を背けたことがあるなら、その心を見つめることが大切かもと思います。

自戒でもあります。

アパルトヘイト黒人差別について、闘ったデズモンドツツ大司教はいいました。

ネズミの尻尾を象が踏んでいるのを知って、
それを自分が踏んでないから、と無視するなら、ネズミは尻尾を踏んでいないものも、尻尾を踏んでいる象と同じだと思うだろう、
と述べました。

自分は何ら関係ない、
差別していないから何もしない、
それは、
加害者とかわらないこと、
そういう加害者が大多数だから起こってしまった人権侵害がハンセン病問題だと思います。

未だにその傷跡は深く、未だに元患者は遺骨になっても故郷に帰れていません。



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2 コメント

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Unknown (Unknown)
2024-07-03 11:39:57
2002年 宮古島に住んでいました。
らい予防法が撤廃されてるのに、
未だに療養所を囲むアダンの木の群生が痛々しいと島の人が言っていました。

アダンは鋭いトゲがびっしりはえていて、
天然の鉄条網のような囲いになってました。

島では、
ブーゲンビリアやハイビスカスを積極的に植えています。

今はどうなってるのでしょうか?
忘れてはいけませんね。

ブーゲンビリアを最も積極的に植えて欲しいと思うところです。

不遇にお亡なりになられた方への手向けの花を満開に。命どぅ宝ど
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Unknown (あき)
2024-07-04 21:51:59
コメント遅くなりました。
ごめんなさい。

アダンのトゲがびっしりと
知りませんでした。
それは酷いですね。

自分がされたらどう思うか
自分なら、
それをどう感じるか、


酷い話が沢山あり
今生きておられる方は、
その差別と苦難を受け続けた方々でした。

アダンを全て伐採して、
ブーゲンビリアやハイビスカスを。
本当に然りです。
人の心にあるトゲを伐採することも
必要かもですね。

コメントありがとうございました。
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