大善人へ身魂磨き

善でありたいと思う。日々精進。感情の渦に呑み込まれそうな時もあるけれど最後には明るく静かな大海原に和合したい。

月読神社 in 京都

2023-03-08 06:05:00 | 神社仏閣

松尾大社から南に約400メートル先に月読尊をお祀りする月読神社がありました。

月読神社は、

伊勢外宮近くの月夜見神社

内宮近くの月読神社

川崎市麻生区にあります月讀神社

長崎県壱岐島にあります月讀神社

を参拝しています。


月読神社は全国に80余しかない数少ない神社で、今回は、京都の月読神社を午前中のためか、誰も居ない空間で参拝することができました。








静かな空間でした。

そして、10分くらい目を閉じていたでしょうか、、暫くしていると人がやってきました。

三貴神の一柱、月読尊。

古代から、天文、暦数、卜占、航海の神として信仰されます。


壱岐島にありますのが、元祖月読神社で、壹岐(伊岐)イキを氏とし、壱岐国の島を造った一族のようです。


亀卜の術をわが国に伝え、神祇官にあっては卜部(ウラベ)氏を名乗ったとあります。



京都の月読神社は、月読の地名の残っている桂川近くが元は鎮座地だったようですが、度重なる桂川氾濫を避けて松尾山麓へとうつされました。その後この地も祠官の家名も松室氏となったようです。


月読神社は秦氏創建の松尾大社の摂社とされています。帰化族の秦氏の勢力圏がこの辺りで、松室氏は秦氏の庇護をうけていたようです。


聖徳太子も、秦氏が絶大なサポートをされたようです。


和を以て貴しとする。


この思想の根幹に影響を与えていたのかもですね。


境内には聖徳太子をお祀りする社がありました。月読尊を崇敬された太子の徳を称え祀ったとされます。







また、神功皇后が筑紫に滞在された際、腹を撫でて安産されたとされる月延石には、安産祈願が沢山されていました。


いつの世も子供の健やかな誕生を祈ったのですね。










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