美味しい!鹿児島の自然と愛がいっぱい詰まってこのトマトは甘いフルーツです。
大地って凄い。色んなものを育成する。土と水に、太陽の光、人の愛が混ざると、野菜もフルーツも食べるものが色々作れてしまう。大地に感謝。水に感謝。太陽に感謝。
土と離れ、野菜はスーパーで買い、時には遥々海外から輸入されて来たものを口に出来る時代。化学調味料で味も変え、人工着色料で色も変え、遺伝子組み換えで色々変えてしまえる時代。
自然が一番だと思うけどなぁ。
何が贅沢かは人それぞれだけど、このように、大好きな父が大地に愛を捧いで自然で作ったものをいただけること、これは私にはめちゃくちゃ贅沢です。
ハンセン病被害裁判の原告団竪山勲さんには沢山の子供(血縁ではない)がいて、私も随分昔にその仲間入りさせてもらいました。娘だと言ってくれて、恐縮するばかり。でもとても嬉しかった。厳しくて、とことん優しい方。
魂が綺麗な御方。
尊敬するひと。
大好きな父。
私の旧友が、今竪山ご夫妻の本当の娘となって高齢のハンセン病患者のいる敬愛園で働いて、父と共にハンセン病被害の啓蒙活動をしています。
この旧友は、琴を弾きます。琴は神様の楽器。父とは妹の病の時に知り合いましたが、私と旧友は、そのずっと前に知り合っていました。旧友は妹の病が置かれた理不尽な状況を知り、何とかしたいと、当時、共に脳脊髄液減少症が保険適用になるように国に働きかけて頑張ってくれました。
交通事故がからみ、利権が絡む病のため、事故被害者なのに、医療からも見放され、廃人のようになる病でした。つくづく悲しい病だと感じました。
今では、この病は保険適用になりました。まだ、辛い身体の患者はいるのは変わりないですが。
旧友は私が知るこの世を生きる数少ない菩薩様のような人。
縁は不思議で、父と旧友は、時の流れを経て本当の親子となりました。
縁があれば出会い、縁が切れれば離れる。縁は目に見えないけれど旧友と父を見ると、神様が適切な時にキチンと不思議に人と人を介して結ぶように思います。
沢山のご縁に感謝。離れていく縁も、出会い学ぶ必要があったから出会い、そして別れる。様々な縁を織り交ぜながら人は生きている。
私は食に欲求は少ない方です。しかし、このトマトは本当に美味しい。子供もパクパク食べながら、おやつみたいと笑顔になります。
鹿児島に行って久しぶりに父と旧友に会いたいなぁと思いました。コロナ終息してほしいな。