大善人へ身魂磨き

善でありたいと思う。日々精進。感情の渦に呑み込まれそうな時もあるけれど最後には明るく静かな大海原に和合したい。

富士山ご来光館からの朧月夜

2023-08-11 06:35:00 | 神仏について

富士山日の出館で日の出のご来光を仰いだ次の日は、ご来光館にて宿泊します。ゆっくりペースだからか酷い高山病になることもありませんでした。


富士山と太陽(日の出)の次は、富士山と朧月夜を。不思議と優しく、また、雷光を誘なって水を地上から吸い上げ雲をつくるような月でした。






深夜山小屋には激しい雹❄️のような雨がうちつけ、大きな雷の音は山小屋の中にも轟いていました。



日本は天照大御神、太陽を尊びます。

「太陽」の対語が「太陰」で、これこそ月の別称です。


砂漠地帯から誕生したと言えるイスラム教を信奉する諸国は、「月」を尊びます。


砂漠の国では、酷暑の昼を作り出す太陽(時には死すらイメージさせる存在)より、それが和らぐ夜、冷たく輝く月と星こそが安らぎと幸福の象徴です。


月の満ち欠けと、潮の満ち干や女性の月経との相関関係、陰陽の陰。女性的なイメージを月は孕みます。


イスラム教の国で、訪れたことのある国、トルコ。国旗には赤地に白い三日月と星が布置されています🇹🇷。「夜」が象徴として採られ、太陽がでる「昼」を採っている日本国旗🇯🇵とは正反対です。両国はとても友好です。


イスラム暦は太陰暦であり、日本もかつては太陰暦を採用していました。


富士山は日本の山ですが、

朧月夜とその後の雷雨に、

日本代表として世界の様々な霊山と共に、

壮大な地球🌏の大いなる運行を静かに

辺りを美しく照らしながら、ただ黙々としているようでした。












富士山の御祭神はコノハノサクヤヒメ。

かぐや姫(鹿屋姫)はコノハノサクヤヒメのお母さまとも言われています。


また、カモ氏出身の高照姫(御歳神)、下照姫もかぐや姫の逸話に織り交ぜられているとも。


富士山からみる朧月のように優しくまた、どこか物憂げな一面に、かぐや姫を思い浮かべました。🌕




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