
三峯神社に三ツ鳥居があり、面白いなと思い調べていると、三柱鳥居というのもありました。
機織りにちなんだ名前の御祭神を祀る神社が日本にはあるようですし、天孫降臨の瓊瓊杵命のお母様栲幡千千姫命も機織りの神様でした。
京都の太秦には、三本柱のある木嶋坐天照御魂神社があるようで、渡来人で養蚕を日本に伝えたといわれる秦(ハタ)氏ゆかりの神社で、蚕ノ社という別名もあるようです。
ハタ織りは、養蚕を想像させます。蚕は天の虫。機織りは縦糸と横糸を絡ませながら、布や帯を織りあげます。
横糸が人としたら縦糸は神様のようにも思え神との和合のようです。
渡来人秦氏と土着の民との和合や、
人と人も和して織りなして布を作るように和合できればいいなと思います。

ハタ織りから、七夕伝説も想像します。もとは古代中国の伝説です。織姫、彦星を想像し、切ない恋愛や、男女の和も想像します。
養蚕は皇室では皇后様によって育てられています。

三本柱の木嶋坐天照御魂神社のご神紋は二葉葵のようです。葵はhollyhocks と英語でいいます。holly 神聖に hock繋ぐ双葉です。

この葵はまた、鴨氏のご神紋でもあり、美濃あたりは、秦氏が開墾し、鴨氏が治めた地域ともいわれています。
京都三大祭りである葵祭りは、鴨氏の上加茂、下鴨神社で行われ、葵の葉を頭につけます。

これらのことから、秦氏と鴨氏は関係が深いのかなぁと想像します。
修験道の祖、役小角は鴨一族でした。当時、鴨一族は役小角の偉大さに、ニギハヤヒの復活だといい、また小角自身、生涯をかけ神の国を飛鳥時代に復活させようとした御方でした。三峯にも深い縁がありました。
三峯神社や大神神社の三ツ鳥居と三柱鳥居には、繋がりがあるように思いました。
京都下鴨神社の鴨氏といえば、その祖は賀茂建角身命を祖とする一族です。別名は八咫烏です。3本脚の鳥居は、3本脚の鳥である、八咫烏と繋がります。
八咫烏は、日本サッカー協会のシンボルです。

道導の鳥であり、神話では八咫烏は、神武天皇を東征のおり熊野から大和へと導いたというカラスです。熊野大社の眷属神です。

太古から日本では、神々への祈りを守り続けるように、八咫烏は黒子に徹し、神の道を導いているのかもです。
この八咫烏は、太陽の化身だといわれ、三本の脚は、それぞれ天、地、人を現すとされており、
太陽の下に、神(天)と自然(地)と人が、血を分けた兄弟であること
を示したものであるようです。
また、機織りの糸を想起させる糺は、「正しく直す」「誤りを正す」
という意味のようですが、心を清める禊の場として、木嶋坐天照御魂神社の三柱鳥居は西側にある「元糺の池」という池の中に建っているようです。
木嶋坐天照御魂神社の漫画がありました。これがわかりやすいですね!


三本柱、ミツ鳥居、養蚕、機織り、八咫烏、、は古代から色んな形でさりげなく和の大切さを伝えているように感じました。
【画像はお借りしました】
やはり、物事の本質を知ろうとする、誠の心が無ければ、真の神の真心に通じないと云うことでありますね。
行ったことあるんですね!感合は、私はどんな感じかわからないのです。感合してみたい!
仕事がまだ始まらないので、マニアな探求心に拍車がかかり、なんのこっちゃのブログが続きます。ズレている事も多いかと思いますがその時はお許しください✨