尊敬する父(魂の父)が以前言っていた言葉に、
全ての毛穴から大切な話は入っていくからね
というのがあります。
ある時、父の話を聴きに心の病んだ方が連れられて来られたそうです。しかし、あまりに具合が悪そうな様子から、父は、
「寝ていなさい、話は毛穴から入るからね。」
と言ったんだよと話していました。
この感覚は、目で見たり、耳で聴くというより、全身で言葉を感じるということかなと思います。
耳は音を感じとる器官ではあるけれど、そもそも音は波形ですから、必ず波のように身体に受け止められ心に浸透している気がします。
だから、想像以上に器官が捉えた音や形の多くを全身で感じとりダメージを受けることもある気はします。
ハンセン病を患い長い間隔離された父は、今では多くの場所で講演をして、ヒトの心におこる差別心や様々な悪い想念をなくすようにと、色んな経験を織り交ぜて心に届くような口調で話してくれます。
痛みを知った人は優しくて、そばにいるだけで、その波動から癒されます。
心を病む人が今の時代は多いです。原因は色々で、何が理由なのかは様々な要因が複雑に絡んでいるように思います。
しかし、もし耳や目から入ってきたもので、自分を傷付けてしまったのなら、
そういう器官を静かにお休みさせるといいかもしれませんね。
嫌なものを自分から見にいかないようにしたり、
嫌な音を聞きにいかないようにしたり、
目を閉じたり、
なるだけ静かな場所で心を平にし、黙々とそして静かに坐したり、
静かな自然の中に身をよせたり
大切なものは、毛穴から入っていくからね。
そう、
優しさや愛なんか、目に見えないけれど、
確かに父のそばにいると、その厳しくも温かい優しい波動をはっきりと感じました。
そういう波のような波動を感じとる感覚をもっと研ぎ澄まし、
耳で聴いたり、目で見たりするものより大切なものを感じ取れるようになりたいなと思います。
音も情報も波のように押し寄せる時代に、器官が受け取るのは、質も雑多で、量もキャパオーバーになりがちです。
しかし、本当に大切なものはそんなに多くなくて、
全身の毛穴の中の微細なひとつひとつの細胞に染み入るようなものを感じて心を寄せたいなと思います。
鬱は、周りの協力も大切だと思います。ゆっくり休んで、自分を守ってほしいですね。
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ありがとうございました。
林檎さんのことは自分のことのように心配です。
なんとかうつ病が治ってほしいと思っています。
いつもありがとうございます。
どうぞ、お使いくださいね。
コメント欄が閉じていますのでこちらに書きますが、林檎さんの応援をする水仙さん、素敵だなぁと思っています。☺️
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