道に迷ったことは方向音痴ですので何度もあります。誰かに聞いたり、看板を探して人生ウンジュウネン難を切り抜け乗り越えてきました!湧き上がる不安に対しては、なんとかなる!なるようにしかならない?そう思いながら、かなり歩きました。
すると、向こうからなんと車がきました。やったー。私は、車道にでて手を上げました。車は止まってくれました。たぶん、驚いていたと思います。可愛らしい女性が一人で運転していました。
私は、自分が戸隠神社の奥社に行きたいけど道に迷ったことをいいました。すると、かなり反対側にだいぶ来ている、自分も戸隠神社に行くから乗せて行ってくれると言ってくれました。泣きそうに嬉しかったです。
車で、自分が本当に困ってたこと、歩き回ったこと、長野にきた理由なんかを話しました。彼女は長野出身で戸隠は5回参拝してることを話してくれました。
しばらく真っ直ぐ車を走らせると、奥社の近くの駐車場に着き、車を彼女はとめました。その時、私は、ひとみ爺さんの言った「戻る」とは反対に歩いていたのだとわかりました。不安マックスから解放されたもののやはり一人は不安に思い私が、
「もしよければ 一緒に参拝、 いや、ついていくだけでもいいからお願いしていいですか?」
と図々しく言うと了解してくれました。嬉しかったです。
雪深い戸隠はそれはそれは神秘的でした。磁場のエネルギーが凄くて、木々がぐるぐるうねりそれを見上げるとクラクラしそうでした。
御祭神も調べずに戸隠神社に来た私に、彼女は色々と御祭神の事を教えてくれました。私より凄い若いのに神社が好きだったり、神棚をお祀りしていたり。
困った見ず知らずの私を車に乗せて、その上一緒に行ってくれ、色々と優しくて、無垢な可愛い女神さまでした。亡き友が困った私を天国から笑いながら繋げてくれたとも思いました。ありがとう。涙。
神社は感謝の参拝をするとこ、お願いばかりするのは違うかな、という話しもまさに同感でした!また、長野の自然溢れる大地のエネルギーや自然の豊かさを戸隠神社には感じるから好きだと言っていました。
奥社、九頭龍社は入口からかなり山の上まで歩きます。一緒に行ってくれて本当にありがたかったです。
手水舎は雪で埋もれていましたが、私は女人禁制の道を行ったかもと心配していたので、戸隠の山の神様にお詫びと礼儀をこめて、また禊の意味をこめて、滑りながらも、手水舎にいき、手と口をすすぎました。彼女も、その後続きました。
雪道でなければ手水舎簡単に行けるんですよって、後で笑いながら教えてくれました。
つづく