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大善人へ身魂磨き

神珠の霊光と九重天

昨日の続きです。
津野山出身の禅僧義堂周信が、その書『空華集』に、廣田神社の宝物である珠剣を「霊光夜射九重天」「竜女神珠不直銭」と称賛しているとありました。


「霊光夜射九重天」「竜女神珠不直銭」漢字から推測するに、

「霊光夜射九重天」は、霊なる光は、夜、九重の天を射ると読めます。

また、

「竜女神珠不直銭」は、龍女が持つ神の珠は、銭(お金)ではない、、と読めるかな。

神珠は、剣珠や如意宝珠のことだと思われます。如意宝珠はこころそのまま宝の珠。心🟰宝珠と思われます。




心の清らかさしか、天には響かない、と私は感じました。お金?そんなものは天には無価値。心が珠であれば剣🗡️となり天に届く、轟くのかも。

九重天とは、

 天の最も高い所。九天。

また、九重とは

 いくえにも重なること。「錦衣―」

 宮中。宮廷。ここのえ。

とありました。

日本語は不思議です。九重と宮中。言霊の響きがにています。道教の教えか、道の教えが皇室の伝統の中に残っている気もしています。皇室は神道ですから、神の道ですね。


九天は道教が考える神々が住む空間であり、それに応じて魅力的な神々が住んでいるようです。

1. 九天

中国の伝統では、空には九つの天があると言われており、九中天の「九」という文字は、単数の中で最大の数であるため「限界」を意味します。


中国で、天を九つの方位に分けた称で、「淮南子」天文訓によれば、
鈞天(中)、蒼天(東方)、昊天(こうてん)(西方)、炎天(南方)、玄天(北方)、変天(東北方)、幽天(西北方)、朱天(西南方)、陽天(東南方)をいうとあります。
九重天とは、天国がたくさんあるという意味のようです。
道教の理論によると、真の元の初めからの3つの気は空を形成するために使用され、上流は3つの清らかな3つの領域です。
つまり、三清の気は、それぞれが三つの気を生み出し、それが総合されて九つの気となり、九天を形成します。
とありました。

日本で、九重というと地名としては熊野川九重が、和歌山県新宮市にあります。

熊野三山のひとつである熊野速玉大社や、巨大な磐座のある神倉神社がある場所です。


山の名前でいうと九重山があり、大分県玖珠九重町と竹田市久住の境界に位置する山々の総称です。



久住神社の御祭神も健男霜凝日子神


竹田市では2泊宿泊をして、近くの祖母山に登りました。素晴らしい地でした。健男霜凝日子神をお祀りする頂上は天国でした。


いつものことながら、またワカメが海中を漂い始めました。




頭がワケワカメ ユラユラ    

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