龍神様とお話ししたり、見えたりする方がおられますね。私はみたことも話したこともありませんが、いると思っています。
そこで、龍にまつわるお話しで興味深いものがありましたのでご紹介します。
詳しくはありませんが、易経なんかにもでてきます。
人生や、勉強とか、成し遂げたいことになぞらえるとわかりやすいかもですね。
第一段階「潜龍(せんりゅう)」
龍が雲を呼んで雨を降らす一大循環を創る為の準備段階で、確固たる志を抱く大切な期間です。
易では、潜龍用いるなかれとかいわれています。準備段階は、力を蓄える必要があり、操作的な意識をしないということみたいです。
また、沈鐘伝説でも、龍女が今は引き上げる時ではないから、と海の中で懇願する話がありました。
第ニ段階「見龍(けんりゅう)」
師を見習って学ぶ時期です。基本をしっかりと固めます。手取り足取り教えてもらえる時期はあまり長くないですね。職人の世界だけでなく、仕事は習うより真似ろ、みたいな感じですね。
第三段階「乾惕(けんてき)」
毎日同じことをやり技と応用を身に付ける時期です。勉強や修養、どんなことでも自分で毎日繰り返してこそ、自分の血肉となる気がします。
継続は力なりですね。克己心をもつこと、コツコツカツコツ。乾惕は自分次第ですね。
第四段階「躍龍(やくりゅう)」
勉学、修養、修行を積み重ね極め、独自性をもって天に昇りつめようという時期のようです。目に見えないものを自分の中で凝り固め、エネルギーにするイメージです。
第五段階「飛龍(ひりゅう)」
リーダーとしての能力を発揮して志を達成する時期のようで、何をやってもうまくいく時期のようです。
熊野にあります飛龍神社にいきました。左の木に龍神様が巻き付いておられるように見えます。
千葉 葺不合神社
驕り、高慢は亢龍、亢悔(後悔)を生む引き金になりそうです。昇りきると降る、降りきると昇る、陰極まれは陽となる、振り子の振れ幅の大きな人生を龍で表しているのかもですね。驕りが出てきたら、自分自神が七支刀の斧で己の我よしの魄をやっつけます。
陰も陽も拘らずに偏らずに、振り子の両極端は忘却の彼方へ、そして悠々と自然に任せて泳ぐのが理想です😌
草場さんの絵より
振り子の振れ幅の大きな人生を歩む人がいます。生まれる前に設定したのかもしれませんが、陰極まれば陽となると信じて、今が良くなくてもコツコツ歩む、
陽極まれば陰転する、今が良い場合は、慎む心を持ちたいですね。
あとは、自分の心に鏡を感じて、現世(うつしよ)の世界ばかりうつして喜怒哀楽せずに、
自然のままに心に何がウツロウ(虚う)とも、心を虚にして、泰然といられるようになれるといいなぁと思います。
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