F(t)麒麟山Racing 女池支部の記録

社会人になって始めた自転車ロードレースの成長の軌跡と、シクロクロス全日本チャンピオンへの道のりを綴るブログ。

2019新潟県自転車競技選手権ロードレース弥彦大会

2019年05月26日 | 大会
●コンディション
・体重58.3kg CTL140 TSB+5
・8割ぐらいのコンディションで良いやと思って調整してきたが、ふたを開けたら感覚的には3割。身体の浮腫みが酷いし、軽い頭痛も。レースに向けてプラス要素が無く、唯一の頼りはこの中の誰よりも努力したという自負だけ。

●機材
BIKE <tuning by 自転車の駅サガミ>
 フレーム:YONEX CARBONEX
 ホイール:GOKISO GD2 クライマー S-spec フルカーボンクリンチャー24mm
 タイヤ:Continental Grand Prix Supersonic 23c 6.5bar
 プーリー:REDEAビッグプーリーC35
 サドル:SLR KIT CARBONIO FLOW
WEAR
 ヘルメット:Kask VALEGRO
 ジャージ:valette TTジャージ軽量モデル
 インナーシャツ:オンヨネ 肚力
 ソックス:オンヨネ 腱力ソックス
 インソール:田村義肢 カスタムインソール
 アイウェア:CEBE Upshift  tuning by eyecue

去年の沖縄から変えたのはサドル。SLR KIT CARBONIO FLOWは130g程度で、ダンシングの際に振りが軽くて良い。
今回は暑さ対策がポイントの1つだったので、ヘルメットは通気性とエアロ効果を両立する Kask VALEGRO。


●補給
・Mag-on×1
・井村屋羊羹×1
・ZENトラ、MAGMA(スタート前)

●目標/作戦
・選手権なので1つでも高い順位を狙う。
・シーズン当初から、めきめきと強くなってきたじゅーじを勝たせることをイメージしてきたが、状況が変わり作戦を変更。
・フィジカルモンスター(りゅー、fuchi、U太)が逃げて、状況をみつつ後半勝負に備えることに。逃げ切りもあり得る。
・個人的な楽しみは、今シーズン非常に調子の良いケンタが、ついに選手権を獲れるかどうか。

●レース
序盤の不用意な落車を避けるべく、先頭から数列目に自転車をセット。
スタート前にトイレに行き、戻ってみると、皆スタートラインに移動していてポツンと残されているYONEX・・・。誰か一緒に動かしてくれても・・・いやいや勝負は既に始まっているのだ。で、最後尾スタート。。


1周7km×13周回、91kmのレース。1周目でモンスター達がサクッと逃げを決める。その他、3~4人が加わり、なかなか強力な逃げが始まる。
逃げの中にはケンタも入っていて、個人的な楽しみが・・・。

チームメンバーが逃げているので、特にすることが無く、給水だけ気を付けながら集団内で距離を消化していく。
逃げ集団は、1人2人と数を減らしていき、早々にケンタもドロップしてきた。「脚質がバラバラで走りづれ~」。まあそうでしょうね。中盤からは逃げがf(t)の3人だけとなり、チームTT状態という。


終盤に差し掛かる頃にリュージがドロップ。恐ろしい逃げだ・・・。タイム差は60~90秒で推移。

集団では、7周回目に入る競輪会館の坂でバン君がアタック。様子見のアタックだろうけど、しっかりチェックしておく。1回の動きで逃げとの差が20秒ほど詰まる感じ。
これをきっかけに集団が活性化、することは無く、再びサイクリング。ちょっとした動きはあるけど、協調する動きが無い。ローテを乱す動きをする気は特に無かったが、気付いたら前に出る状況になったり。ローテで下がる時に逃げチームのメンバーより下がったらうまく無いよね・・・。

この日は、季節外れの高温で気温が31度まで上昇、その影響がかなりあったと思われ、集団がグルペット化しつつあった。終盤にかけてペースが落ちる一方。
9周回 63km 1h40m 198w NP210w

逃げに追いつくにしろ、追いつかないにしろ、このまま行ってゴールスプリントだけして終わりじゃ、幾ら何でもつまらない。よって、自らレースを動かすことに。ただ、メンバーが逃げているのでさじ加減が難しい。

ラスト4周に入る競輪会館の坂でアタック。


縦に伸びながら集団が追いついて来る。逃げていたfuchiがドロップし、U太だけの逃げに。
奈良選手ともう1人が平坦でスルスル~と抜け出していく。集団は静観。

ラスト3周に入る競輪会館の坂で再びアタック。


前方の奈良選手にブリッジして、声を掛けて一緒に逃げを試みる。が、ぶどう山の登りの前で追いつかれる。ミヤケンさんが1本引きしてきたらしい。漢。
このブドウ山の登りで少し掛けてみると、泳がされる感じに。誰も追いたくないってことか。ふむ。
ブドウ山を下った平坦で落車が発生。本命の1人、バン君が巻き込まれたことを把握。

ラスト2周に入る競輪会館の坂で三度アタック。踏み損しないように後方を確認しながら踏んで行くと、アダチンコが追随してくるのを確認。下りで待って合流、ローテを回してブドウ山の手間でU太に合流。
U太に後ろで休むように指示して、まずはこの逃げを決めるためにアダチンコとローテして・・・の予定が、キツイとのことで自分が長く引いていく。集団との差は拡大傾向。

ラスト周回を目前に、ここまで頑張ったU太に勝たせる方法を考える。自分とアダチンコがドンパチやればドロップしてしまうだろうから、U太の得意なペース走で逃がせることにした。


競輪会館の坂に入るところで、ペースで逃げるように伝える。この状況でまだ淡々と踏めるのがU太の強み。

下ったところで10秒差ぐらいのギャップ、もちろんアダチンコが引く必要があるので自分はツキイチ。アダチンコはさすがに強くて差がどんどん縮小し、ブドウ山の手前で追いつくペース。追いついてしまってはU太の勝ちはほぼ無くなるので、あと数秒に迫ったところで、クランクコーナの立ち上がりを利用してアタック。一気にU太へブリッジする。ここから、U太がドロップせずに、かつアダチンコとの差を拡大できるペースで1本引き開始。最後となるブドウ山の登りは、箱根駅伝の監督車ばりに激を入れる。脚攣って厳しいと言ってきたが、カカト落して回せーと。

下りに入ってここはしっかり踏んでいく。平坦に出て差を確認すると10秒以上はありそう。気を緩めずに引き続けて、最後の競輪会館の登りへ。ここまでくれば間違いない。
身なりを整えて、U太を少し前に出して、F(t)ワンツーフィニッシュ!!中盤まではチームTT的な逃げもあり、地元チームとして最高のアピールになったし、リザルトもついてきて素晴らしい結果になった。







最後に、この季節外れの酷暑の中、大会の運営、立哨等に携わった方々には本当に感謝です。選手と同じぐらい(それ以上!?)に大変だったかと思います。

また、補給スタッフをかってでてくれたメンバーの皆さん、ありがとうございました。この暑さの中では、補給は生命線でした。


次のレースはニセコクラシック。少し期間が開いてしまうが、じっくり走り込んで、レース後の北海道観光を満喫できるように頑張っていこう。


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (りゅーじ)
2019-06-01 08:39:53
来年こそは。
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Unknown (てぃーざき)
2019-06-02 04:28:43
期待しとるぞ!ただ越えなきゃいけない山は高いぞ〜(U太
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