F(t)麒麟山Racing 女池支部の記録

社会人になって始めた自転車ロードレースの成長の軌跡と、シクロクロス全日本チャンピオンへの道のりを綴るブログ。

ローラーでも手の添え方を意識した

2017年07月30日 | トレーニング
昨日は外乗りミドル、今日は晴れでもローラー活動。

午前中から用事があったので、モガテンを2本だけ集中して。2本目は5分以降を320~330wを維持できて良い感触。昨日会得したハンドルへの手の添え方がかなり効いているっぽい。
1000 106rpm 308w
1000 93rpm 314w


10時に長男と2人で小針浜へ。社内トライアスロンチームのswim練習会があり、自分はボートを借りて、長男とキス釣りw
今年から参加の道路部気鋭のスイマーが、予想を超える泳力があり、本番が楽しみ。(問題はスタミナらしい)


キスの方は、実動1.5hほどで9匹。このうち長男3匹、やるな。数は少なかったけど型は17~18cmが揃ってまずまず。


久しぶりに捌いたけど、綺麗に開けたと思う。(自画自賛


キスは美味しいね。


7月の走行距離は1360k。
ローラーが増えた分、距離は乗れなかったが、強度は高く維持できたかな。

ハンドルの手の添え方だけで出力は変わる

2017年07月29日 | トレーニング
今日は9時過ぎの帰宅を考えて、100kmほどの距離を設定してのポイント練習。

まずはスイカTT。100kmといえども平日の練習と同じ強度で。
1510 301w 100rpm

五箇峠が通行止めなので、間瀬側のトンネルを引っ張っていく。トンネルは涼しくていいね。
0428 91rpm 326w

海沿いをクルージングしてから、弥彦の野積側から猿ケ馬場まで。勾配の変化が大きくうまく加速できず。。
0841 287w 89rpm

観音寺の登りを少し流して5合目から5分走。もう出がらしっぽい。。
0500 89rpm 306w

流して裏五箇へ。マイナスイオンが満ちる裏五箇の登りでリピートする監督と合流して、SFRで1本一緒に。

帰路は、スイカ区間を利用して2分×R2分のインターバル。思いのほか頑張れた。今さらながら、ペダルに加重しやすいハンドルの手の添え方が分かってきた。
0200 339w 94rpm
0200 341w 93rpm
0200 348w 92rpm
0200 347w 95rpm

〆の青山斎場スプリントは939w。オツカ!


帰宅後、自転車洗って、昼飯作って、間髪入れずにとある取材対応。

夕方は、幼稚園の夏祭りだったが、ムスメ1号が大流行中の手足口病の恐れがあり(口が痛いとの申し出)、ムスメ1号&2号と留守番。
2年前に嫁さんが手足口病に掛かって、熱や痛みで結構辛そうだった。遠征まで1ヶ月弱、今うつる訳にはいかないが、濃密な接触は避けられず、こればかりはロシアンルーレット状態。。

ケイデンスが落ちるということ

2017年07月27日 | トレーニング
昨日は完全レストにして、今日はホームコースでトレーニング。

スイカTT往路は、いつも通りにケイデンス100~を意識していく。走りながら掛かりが悪い感触があったが、ゴールまでやりきる。さとりんぎと途中スライド。
1522 99rpm 286w

調子がイマイチだったので灯台は流して、五箇に突っ込む予定が、スライドしたタイル~ハメトルトンさんから通行止めの情報。仕方なく五福トンネルまで。横目で五箇峠を見ると通行止め看板があったけど、詳しい情報案内は無い感じ。土砂崩れかな。
0235 88rpm 358w

スイカTT復路はエアロを意識して、ケイデンスはナチュラルに。途中、積み荷がバラけたと思われるスイカの残骸が路肩に散在。そんな所を通るスイカTT。
1510 91rpm 282w

調子が悪い時は、でかい筋肉に頼ったペダリングになってしまって、ケイデンスが下がり気味になる。時々なら問題はないけど、ずっとこれをやっていくと伸びが無くなるので、気を付けないといけない。


日中は村上の高規格道路の現場。自分は川屋のはずだが。。まあ仕事は幅広くこなせた方が良い。現場をみつつ、樹木も気にしていたら、いたー!カブトの♂。我が家の家族になりました。

ムスメ2号が6ヶ月。最近はようやく寝返り出来るようになった。とにかくめっこいの一言。

東京出張でXCOエリートライダーと語る

2017年07月25日 | トレーニング
あれ、何か物静か。実はドライだったり?と扉を開ければ外はウェッティ。のんびりホットモーヒーを楽しんでからローラーへ。

UCIグランフォンド世界選手権のコースプロフィール、登りは長くて10分。今の暑さも考慮すると、長いメニューは軸ではないかなど。

なので、ローラーはそれを鑑みたメニューで。1本目は回しながらパワーを出すことを大事にして。
10分 304w 105rpm

飴と鞭。2本目はケイデンスを落として。苦しい時は、290でも良い、骨盤の角度を変えて、もう1分1秒が自分との対峙。
10分 308w 89rpm

乳酸上等の5分メニュー。時間が半分だと5%は増しの闇ルール。それも気持ち意識して。
5分 323w 104rpm

最後にもういっちょ。
5分 324w 92rpm

屍。


本日、講習会で珍しく東京に出張。


それにしても、東京は人は多いし(新潟比較)、新橋付近をぶらりすると、ビーーグな電通社屋とか。すげーね。(ネットでご覧ください) 田舎者としては、全ての仕様が高度&高密度と感じる。車も歩行者も交通レベルも。だから、このエリアでトレーニングしている選手はすげーなと思う。

しかし、待てよ。こういう環境だからこそ室内トレーニングに身が入るのかもしれない。大切なことは、何処でトレーニングしているかではなく、どの目的にどんなトレーニングをしているか。

夜は、十数年振り?にオリエンテーリング繋がりのある羽鳥さんがお声掛けしてくれて新橋で一杯。羽鳥さんは、マウンテンバイクオリエンテーリングの日本代表で、XCOのエリートを走るツワモノ!しかも50代で!ロードを走る自分とのトレーニングは、内容が全く違うし、年齢を踏まえたメニューはとても参考になった。



夏のトレーニング方法

2017年07月23日 | トレーニング
秋田で大雨をもたらした梅雨前線が南下し、夜中から豪快な雨模様。二日続けて猛暑の中を走る元気は無かったので、ローラーで丁度良い。

クーラーの効いている居間の空気をローラー部屋に送り込むようにしたら、常時28度前後に維持されてすこぶる涼しい。(当社比)
週末のうち、1日は外乗りでスタミナ強化、1日はこんな感じでローラーの流れが良いかもしれない。

昨日は全くダメだったので、どこまで掛かるか分からなかったが、L5強度を入れてみる。自分をここまで強くしてくれた ザ・モガテン。意外と掛かってくれた。
10分 306w 104rpm

同じケイデンスでは、ちょっと維持できなそうだったので、少しサボり気味にケイデンスを下げて。
10分 309w 90rpm

時間を半分にしてもうちょい負荷を上げて。
5分 323w 99rpm

嫁さんが買い物に行くっちゅーので、ここで終了。

午後は、長男と鳥屋野体育館のプールへ。ビート板を使ってバタ足の練習をしたりしていると、幼稚園の友達が居て一緒にワーワーと。
その間に、25mにチャレンジしたが、なんとかかんとか泳げた。間をおかずにさらに25m、溺れかけた・・・。

長男も楽しんだようだし、今度は家族総出で来ようかな。

果実なムスメたち。

UCIグランフォンド世界選手権参戦 & 弥彦山塊周回

2017年07月22日 | トレーニング
先日のニセコクラシックでグランフォンド世界選手権への切符をゲッツしてから、参戦の可能性を探ってきた。フランスへの1週間弱の遠征となるので、家庭、仕事、費用面をクリアする必要があり、各方面の調整を図ってきたが、何とかなりそうな気がしてきたので、見切り発車的な所はあるけど、参戦を決意した。先日のチーム祝勝会では、みんなから遠征費用のカンパを頂きまして。しかも専用の箱まで!
本当にありがとうございます!!


レースは8/27、フランスのアルビで150km。残念ながら乗鞍は不参加です。けど、グランフォンドワールドツアーの優勝者として世界選手権に参戦することは、今後無いかもしれないし、この経験をチームや県内のライダー、ジュニア選手に伝えられればなと。

応援よろしくお願いします。

世界選手権のコース距離を考えると、ロングを入れたい所はだが、この暑さの中はコンディションを崩しかねないので3時間以上のボリュームを稼いで、9時ぐらいには帰宅する内容で弥彦方面へ。で、sagami_Rの練習に合わせてスタート。

アプローチは列車を前に見据えて単独走。そのまま五箇峠へ突入。脚を使ったせいか苦しくて上げられず。
0648 310w 88rpm

弥彦だいろゲートへのアプローチで。ここは一定勾配なのでシンプルに頑張りやすい。
0403 342w 90rpm

ここから来週インハイを狙うイワセ君と合流し、エースと3人で野積方面。先頭時は300w以上で引き、ハイペースのローテで。野積の坂で切れかける…。

息を整えて国上山へ。イワセ君が速く、さらに自分の脚がすでに終了していて相手にならず。ごめんなさい。
0508 291w 86rpm

今日はもう出がらし。けど、折角イワセ君が来てくれたので弥彦観音寺へ。付き位置なら粘れるかもしれないとの淡い期待はスタート数分で粉砕。ごめなさい。
3100 224w 84rpm

しっかり揉んであげたので来週のインハイでは結果を残してくれるでしょうw

帰路はエースと平地をテンポ以上で。観音寺よりパワーが出てきた。下ハン持ってエアロで華麗に。(イメージです)
黒崎の跨線橋でもがき一本、エースに差されるが1002w。

暑さに耐えるトレーニングと避けるトレーニング。どちらも必要なので、バランス良くやっていきましょう。


夕方にへたれさん宅に伺って、GOKISOを返却。誠にありがとうございました。ホイールの価値観が変わりました。
お土産に好物のスイカを頂きました。ムスメ1号を除き、家族大喜びです。

暑い時は短期集中で

2017年07月20日 | トレーニング
飲み会の翌日は、ご多分に漏れず眠いの一言。
救いは具合が悪くは無いこと。頑張って一次会で帰ったからね。

そんな状態なので、6時ぐらいからやんわりと動き出す。
外に繰り出す元気が無かったので、ローラー活動にする。こちらはこちらで、灼熱地獄なのだけど。

短時間集中で。2分-R5分×5
337w 115rpm
345w 106rpm
372w 102rpm
361w 93rpm
350w 88rpm


夜はチームで祝勝会。トライアスロン、MTB、実業団、ニセコ。入賞、昇格ラッシュ!
帰りは何時だったかな。。

ホームコースで積み重ねること

2017年07月19日 | トレーニング
ニセコの輪行時に衝撃を受けたのか、リアディレイラーのプーリーの調子が悪く、チェーンがプーリーの脇に外れる症状が。セラミックプーリーをデュラに戻す。そして朝練へ。

今日はホームコースの五箇峠。ホームコースの利点は、自分の調子を容易に図れること、これはレジェンド利ちゃんも言ってた。あとは事故などのリスク回避がし易いこと。

スイカTT往路はcad100〜で。高い位置からの入力を意識して。
1519 301w 101rpm

五箇峠も同様の意識で。コースがウェットでうまくスピードに乗せられず、キツくもあり。
0632 316w 85rpm

スイカTT復路はcad落として。
1538 271w 90rpm

青山斎場スプリント、後半に車が壁になったので減速したけど997w。前半にマックスに至っている模様。

おつかれさま。


夜は、春に退社しバリスタを目指す元同僚と一杯。目が輝いてますな!

夕霧峠で登坂トレ

2017年07月16日 | トレーニング
金沢帰省2日目。

コロちゃん、kitaさんと夕霧峠に登る約束を直前にしていたが、地元メンバーと調整してもらって10名ほどのライダー集結。

昨日のトレーニングと、夜に父の日に送った麒麟山の純米大吟醸を自ら飲むというちゃっかり飲みの内臓疲労にて、朝から切ない疲労感。

とりま先頭に食らいついて絞り出して行く感じていく。林道入口で2050、先頭はカツリーズな選手と貴族な方の3人。カツリーズな選手が少しリードし、貴族な選手と自分が競りながらの展開。最後は自分が千切られて3番目のゴール。
4110 279w

ベストはキシリウムを履いた時の3950ぐらいだったような。鉄下駄仕様で疲労もあった中では、まずまずのパフォーマンスかな。皆さん、ありがとうございました!


帰りに茶屋街に寄りつつ。





遅めの朝食を済ませて親戚に挨拶へ。チビ達は、飼い犬の散歩にいって大喜び。

で、お腹が減らないまま家族でランチへ。あ!やってしまった…。ホテルで食べるって聞いていたけどブッフェか!!完全にコンディショ二ング失敗。。後半追い上げ型にして、カレーで一気に食欲を回復させ、なんとか満足感あるところまで到達w



午後はふれあい昆虫館へ。子供より楽しんでいる気がする。笑








夜はIKEMIさんでコロちゃん、kitaさんと美味しい料理を。

ついで というトレーニング

2017年07月15日 | トレーニング
今日は金沢に帰省するので、自分は早く出発して途中まで自走し、後追いの家族に合流するトレーニング方式。

まずは青山斎場からベース構築のための耐久走。CADは100以上で。
60分 245w

寺泊を過ぎてからLTレベルのトレ。
20分 270w

あとは登りでちょいちょい上げていく。鯨波海岸はいつ来ても良い景色で出迎えてくれる。


115km走って家族と合流。
AVE33.5kmph TSS218


金沢に着いてから、今日から上映のカーズを観に映画館へ。今日は長男の誕生日なので、存分に楽しんでもらう。自分は爆睡、と思いきや全部鑑賞。新人とベテランの勝負、トレーニング方法や機材の変化、自転車競技に通じるもがあり、なかなか楽しめた。ただ、一番のクライマックスで長男が小便で一時退場という…

夜はシースー食べて、ケーキでお祝い。

エアロでスイーツな走りを

2017年07月14日 | トレーニング
今日はレスト日なので、サイクリング。

力まずに軽く回しつつ、エアロなフォームで少しでも速く走ることを意識して。

そしてこちら、かがきや農園に到着。


ようやくトウモロコシのブームが落ち着き、待ち時間無しで購入。4本を背中に挿して再びエアロフォームで爽やかに帰宅。

トウモロコシは甘くて、もはやこれはスイーツだな。

心拍を目安にして乳酸域で & ニセコクラシック機材の工夫

2017年07月13日 | トレーニング
朝起きると雨の音。のんびりとホットモーヒーを飲んで目覚めを待つ。昨日、久しぶりに日本酒(〆張鶴)を飲んだら、やっぱり少し朝が辛い感じ。

ローラー活動は、パワータップをつけたホイールが入院中なので、心拍ベースで乳酸域を刺激する。

10分 MAX164bpm(91%

5分 MAX171bpm(95%

室内気温28度、これはもはや違う競技だと思う。途中大量の汗に伴い、レーパン、靴下を着替えたほど。


ニセコクラシックでの機材面の工夫をもう少し紹介。

まずはホイール。受け取り時は、高速で空転させると前後に振動しバランスが取れていなかったので、自転車の駅サガミの山田メカに専用のウェイトを付けてもらいバランスをとってもらった。ダウンヒルで安定して高速で下れたのは、この効果が確実にあった。

次にチェーン。TTチャンピオンも使っている?と噂の低摩擦のものを使った。今回はSACRAのSLFチェーン。比較テストまでは自分でやっていないけど、みんなが厳しいところで粘れたのは、低いワットで走れたからだと思っている。

ウェアは、バレットの長袖TTスーツ。F(t)麒麟山Racingでは薄手のタイプも特注オーダーしている。薄手の良いところはフィット性が高く空気抵抗を限りなく軽減できること。F(t)麒麟山Racingと同仕様でと言えば、オーダーできると思います。

ヘルメットは、KASK Protone。最近ではエアロヘルメットが各種出ているが、Protoneは格好いいと思う(主観です)。気温が30度近くまで上がったけど、暑さは特に問題無し。

効果がある、と信じているものを使えば、それだけで走りの自信にも繋がる。機材チョイスも自転車の楽しみの一つ。

トレーニング再開 & ニセコクラシックのホイールチョイス

2017年07月12日 | トレーニング
レースの疲労に加えて、輪行による移動疲れ、日焼け疲れでもうクタクタ。MAGMAとZENによるリカバリーは欠かさない。

中2日リカバリーして、今朝は角田灯台まで。スイカTTは、1630、1503。


また少しずつ上げていこう。


ニセコクラシック。
シクロワイヤードより

ホイールはSACRA 4G-50-CL。ホイールは3つの選択肢があった。
・EDGE チューブラー 1100g 車体6.8kg
・SACRA クリンチャー 1600g 車体7.3kg
・GOKISO クリンチャー 2000g 車体7.7kg

県選手権と栂池ヒルクライムでGOKISOを使い、ホイールは軽さだけが進む要因じゃないことを体感した。けど自分はクライマー、機材の軽さの優位性も理解している。
ホイールと車体重量を併記した。

栂池はホビーレース仕様のアッセンブルで6.8kgに調整たGOKISO仕様(レッド シングル)。加速減速が少なく車体重量もハンデなし。これは驚くほど進んでくれて51分台のナイスタイム。

県選手権はロード仕様のGOKISOで7.7kg。短い登り、加速が求められるコースでも、全体的には良く進んでくれたけど、やはり登りと加速時は少しもっさりしている感じだった。これは車体全体重量を含めたトータルバランスの問題。軽量パーツをアッセンブルして6.8kgにすれば違ったフィーリングになると思う。

すぐに軽量パーツを買える時間も軍資金もない。

本来ならニセコではEDGEをチョイスするところだけど、GOKISOを使って軽さだけが正義じゃないことを学び、転がり抵抗や空気抵抗を最小化することを考えた。そこで、急浮上したのがSACRA。色々とネット上で話題になっているのは皆さんもご存知の通り。このホイールなら空気抵抗値をかなり軽減できる。さらにクリンチャーで転がり抵抗値の小さいスーパーソニックにラテックスチューブを組み合わせて、転がり抵抗値を最小化。

その結果、純粋なフィジカルで一番じゃない自分が驚くべきリザルトを。CARBONEXとの組み合わせもフィーリングがとても良かった。

ちなみに、ギアはコンパクトで最大でも50×11。最高速度は90kmph近くまでいき、いかに自転車が勝手に進んでくれたかが分かる。



機材関係の御礼など

2017年07月10日 | トレーニング
早めの朝食をお願いしていて、その前に帰りの支度を。飲み過ぎて頭が痛い。昨日のレース後は、アンディとアンディの知り合いと英語飛び交うインターナショナルな時間を美酒とともに味わった。


ニセコが、ただでさえ外国人旅行者が多く、ふっと海外にいる錯覚に陥るので、アンディたちと一緒にいてなおさらそんな気分になった。一緒にいたバン君もそうだったろうな。

手作りのサクランボのジャムをパンに塗り、美味しいホットモーヒーを飲んで幸せな朝を過ごす。


ペンションのオーナーともう少し話したかったが、時間がなくて、宿を後にする。

倶知安駅までは、下り基調なので軽くペダルを回すだけで20分弱で到着。
ディーゼルの軽快なレール音を聞きつつ小樽で乗り換えて千歳空港へ。チェックイン、荷物預けが激混みで、お土産を買う時間が15分しかなく頭をフル回転。保安検査はフライト10分前に通過でバタバタ。空港では2時間は時間を確保したほうが良い。

機内で少しの贅沢を。




空港からほど近い自転車の駅サガミによって、優勝報告とバイクのチューニングの御礼を。店長の脇にサドル高の高いCARBONEXがあるゾ。


そこから、先日に腹下しで行けなかった万代のeyecueへ。今回のレースでは下りの最高速度85kmph。一瞬の判断ミスで大惨事に繋がるレベル。自分に合った、コースに合ったアイウェアのチョイスやセッティングが凄く大事だと再認識したレースだったので、こちらでもレース報告と御礼を。

新潟も凄く暑くなっているので、今後のトレーニングの仕方を考えなきゃな。

ニセコクラシック2017

2017年07月09日 | 大会
140kmクラス 総合優勝




シクロワイヤードより

▼機材
フレーム:YONEX CARBONEX tuning by 自転車の駅サガミ
ホイール:SACRA 4G-50-CL
タイヤ:スーパーソニック 7.0bar
チューブ:ミシュラン ラテックス
チェーン:SACRA SLFチェーン
ヘルメット:protone
ジャージ:valette TTジャージ軽量モデル
ソックス:オンヨネ 腱力ソックス
アイウェア:ジョーブレイカー tuning by eyecue

▼補給食
レース前
ZENトラ、MAGMA、梅丹ツーラン
レース中
ZEN塩梅水、ワンセコンド×5

▼目標/作戦
・狙うはカテゴリ優勝の証のUCIジャージ
・そのためには総合上位の戦いがマスト
・エントリーメンバーからして前半の山岳から振い落しがある
・とはいえ後半の中小の山岳が勝負所となるだろう
・それを見越したペース配分が重要

▼レース
昨年のツールド沖縄があっけなく落車に巻き込まれて終わった反省を活かして、前々でだけでなく、出来るだけ上手な選手の後ろを走るように心掛ける。カテゴリー優勝を意識して、特に森本選手や岩島選手の近くを走るようにする。

前半のアップダウン区間を過ぎてからのダウンヒル、これが直線基調の激下りでサイコンに見たことない速度が表示され、かなりビビる。サイコンを見ないことにする。そしてヒョンと現れる深いコーナー。数人が森の中へ…。マージンを確実に取りながらこの区間をクリア。

スプリントポイントの勝負を見つつ、最初の難関かつレースの重要ポイントの600m登る山岳へ。予想通りペースが速く、森本選手が前に出ると一段階ペースが上がりかなり切ない。それでも先頭メンバーでローテは回りペースを維持する感じで回す。

シクロワイヤードより

25分ぐらい登った所では10人ほどしか居なく、さらに山岳賞を狙った?中村選手のペースアップにより、高岡選手、森本選手、中村選手、岩島選手、新井選手の6人となる。山岳賞まであと数百メートルの段階で自分が先頭だったので、色気が出て狙いに行くも、ここは中村選手にサラリと抜かされる、と、その背後から岩島選手が猛然と加速し捲っていく。岩島選手とゴールまで一緒に行ってはいけないことを悟る。恐らく森本選手もそう思ったに違いない。

この後はワインディングのダウンヒル区間。言わずもがなこのメンバーはみんなダウンヒルが上手いし速い。高岡選手は特に動きが洗練されていて見入ってしまう。

中盤は平地20kmで、6人で淡々とローテを回していく。補給所で水を2本受け取り、すぐさまシャワー。とにかく暑いので熱中症対策は怠ってはならない。

バイクから追走12名でギャップ1分少々の表示、これが1〜2kmで5秒ぐらい喰われていく展開で、後ろはうまく強調していると推測。自分だけ焦っても仕方ないし、追走の中で後半の山岳で勝負できる選手は僅かなので、平坦では消耗しないように丁寧にペダリングする。とは意識していたけど、前に出るタイミングで少し踏んでいたようで、岩島選手から加速抑えてと助言をもらう。

そして後半の勝負所の山岳へ。この絶妙のタイミングで追走に吸収される。追走からのカウンター気味のアタックで先頭のペースが上がり、真打ちの森本選手が登場。ここの15分を耐えれば目標をグッと手繰り寄せられると言い聞かせて、森本選手の後輪だけを見て修行の時間に入る。中盤から高岡選手もダンシングで前を引く。沖縄の高江の坂を思い出すぜ…。あと何分、あと何分、もうそれだけ。そして山岳賞のポイントに辿り着き、森本選手、高岡選手、自分の順で静かに通過。振り返ると、誰も居ない。

ここから下ると思いきや、アップダウン区間で脚にこたえる。ローテを回していると高岡選手が離れている。何度も確認するが詰めてくる様子がない。森本選手と逃げられると思い、負債を抱えることを承知で踏む。しばらくして切り離しに成功したもんだと思っていたら高岡選手復帰…。脚を早い段階からつっているとのこと。つりながらこの位置ですか。。で、さらに想像してない事態で、森本選手がいつの間にか離れていた。状況確認して、再び踏んでいき、ローテをしながら2段目の8分ぐらいの坂へ。

かなり疲労してきているので、丁寧に、丁寧にペダリングすることだけに集中する。

シクロワイヤードより

高岡選手が離れたのは分かったけど、振り向くことなくペースを維持し、ゴールまでまこのまま行くことを考える。しかし、通称3段坂の最後の坂、ラスト10kmが思っていたより登るプロフィール、平坦も交えてなかなかペースが上がらない。そしてラスト5km付近で高岡選手にキャッチされてしまう。

後ろから岩島選手が追いかけて来ている?との話があり、まずはカテゴリ優勝を死守すべく最後の力を振り絞ってペースを上げる。

シクロワイヤードより

ラスト2kmの宿泊していた宿を通り過ぎ、2人の勝負となることを確信。話かけると、総合はもちろん狙うが、つってて厳しいとのこと。ラスト500mの登りに入ってギリギリで踏んで行く。ラスト200でギャップが出来ていた。コーナーを曲がってラスト100で勝利を確信。総合優勝を手にした。

この強豪の中で信じられないリザルト。単純なフィジカルで負けている中での勝因は、強豪が過酷なコースとコンディションで脚をつったりする中で、最後まで脚を残せた点かなと。ロングの練習では、CARBONEXのバネ、推進力を活かせる効率的なフォームを模索し続けた。

ニセコクラシックでの総合優勝は、和歌山国体ロード入賞に匹敵する程の結果だなと思う。38歳にして自転車キャリアにビッグなリザルトを残せて、努力が報われたし、無茶苦茶嬉しい。

今回、単身の遠征だったが、理解してくれた家族には本当に感謝。ニセコは家族で来たらより楽しめるフィールドだと思ったので、叶うなら今度は家族で来たいな。