動画サイト"You Tube"をほっつき歩いていたら、チェ・ゲバラの1964年の国連総会での演説がありました。チェの演説は動画サイトにはいくつも残っていますが、私はスペイン語が分からないので何をしゃべっているのかまるで分かりませんでした。これは、スペイン語と日本語の字幕がついているので何を言っているのかわかります。
ただ、これは半世紀近く前の出来事です。当然現在では国際情勢が当時と相当変わっています。ですから、当時のチェの発言内容が現在の国際社会にそのまま当てはまるとは限りません。
マルクスやエンゲルスが執筆した科学的社会主義の古典とされている著書を読むときにも当てはまることですが、どんな人でも生きていた時代を背景にして発言しています。チェ・ゲバラの発言や行動には当時のラテンアメリカと世界情勢が反映しています。このへんをよくわきまえてチェの国連総会での演説の内容をとらえることが大切です。


キューバ危機の本を読んで、ゲバラの国連演説と関連させて記事を書こうと思ってネットで検索してたら横山さんのブログに以前、僕が投稿した動画が紹介されているのを発見しましたw
紹介ありがとうございます!
確かに当時の国際情勢を理解したうえで聞かなければいけないですね。この演説は1964年に行われたもので、キューバ危機の2年後です。アメリカはラテンアメリカの共産化を恐れてプンタ・デル・エステ会議で「進歩のための同盟」を呼びかけてキューバを孤立化させようとしました。
僕はブログでカストロとゲバラについて書いていますが、さっきキューバ危機に関連させてこの国連演説についての記事を書いたので興味があればURLから観てみてください!コメント待ってますw