間に合わせで撮った写真なのでピントが合ってないのは申し訳ありません。今日から「しんぶん赤旗」日刊紙で「働く女性はいま」という表題の連載記事が始まりました。
今回の記事では取材を受けた女性が働いているところでは、とくにリーマンショック以降、リストラが加速して60人も満たない規模の会社で年間に20人ほどが辞めては入ってくるという異常な状態、女性は語っています。リストラによって労働環境、労働条件が悪くなっているといいます。取材をうけた女性が答えています。子どもはほしいけど……「こんな状態で妊娠は考えられない。妊娠したらヤバイと思う」
これが、一部の悪辣社長の会社での特殊な出来事というならばまだしも、現在の日本における労働環境ではそれほど特殊とも言えないというところが、まさに日本共産党が指摘している「ルールなき資本主義」の実態を言い表しています。
「妊娠したらヤバイ」というのは、未来に希望がないこととほぼ同義であります。
資本主義社会が競争社会だからといって何でもありとうのでは、極めて破滅的です。すべての企業に労働法を順守させる、労働基準法を始めとする各種労働法制の抜本的改善などは、労働者の生活を向上させていくために欠かせません。
あえて言えば、今の時代こそ戦う労働組合に団結して資本の横暴を抑えこむことが求められています。
各種労働相談は全労連のホットラインまでどうぞ。
http://www.zenroren.gr.jp/jp/