毎月24日の夕方、江戸川区内の駅頭で江戸川社会保障推進協議会(東京土建江戸川支部、江戸川民商、新日本婦人の会などから構成されています)、消費税をなくす会で宣伝行動をしています。江戸川区内には、駅が9箇所(間違っていたらすみません)ほどあるので、毎月順番でどこの駅でやるかを決めて宣伝活動を行ないます。昨日は、東京メトロ東西線の葛西駅駅頭で宣伝活動がありました。
参議院選挙で「消費税増税No!」という審判ははっきりしました。しかし、国会内ではいまだに消費税増税路線に固執する勢力が多数存在していますし、選挙時に本性隠しながら「消費税増税No!」というにわかポーズをとっている勢力がいます。残念ながら、消費税増税に真っ向から反対して、このことで決してブレない政党の議席はすくなく、それどころかこのたびの参議院選挙で現職を選挙区、比例代表合わせて2名落選させ、議席を後退させてしまいました。
ですから、草の根での消費税増税を阻止する戦いには極めて困難なものがあります。だからといって、仕方ないでは、私たちの生活が政治によって壊されてしまいます。
消費税は、税の応能負担の原則に反し、所得が低い人ほど生活に重くのしかかる逆進性の強い性質を有しています。また、今のような日本の経済状況下で消費税を増税すれば、国民の消費購買を冷え込ませてしまいますので日本の経済に悪影響ばかりが出てきます。これは、自民党政権時代の橋本内閣が消費税率を3%から5%へ引き上げたときに持ち直し始めた景気が一気に冷え込み、その後失われた10年を日本社会にもたらした教訓から明らかです。
消費税増税に固執する勢力がのさばっている限り、消費税増税阻止と、めざすべき消費税廃止への国会内外、草の根での戦いは続きます。