独身の独り暮らしの私から見ても、日本は本当に子どもを育てにくい国です。その一端が、小池晃政策委員長の話からも伺えます。
板橋区で小池晃さんが暮らしていたときは保育園であまり苦労されなかったようですが、他の区に引っ越してから保育園に子どもを預けるときに相当苦労したようです。これは、動画をごらんいただければ小池晃さんが自らの体験をもとにお話しています。
放射能問題一つとっても、国家には国民、とくに子どもたちを放射能汚染から守ろうという姿勢に真剣さがなさ過ぎます(私が居住している江戸川区も他の区に抜きん出てひどい)。
子どもを育てにくい社会は、未来に希望がない社会です。日本で子どもが育てにくい原因としては、社会的なバックアップがお粗末だからです。保守系の政治家は、子どもは親が育てるべきであって云々という論理で社会保障、とくに子どもへの福祉を顧慮しない口実にしております。確かに、親子関係など子どもの親でなければできない、親が自らの責任でしなければいけないことはあります。しかし、どのような人でも、病気や事故、その他、生活するために社会的バックアップを必要とする局面はいくつもあります。私たちは無人島で独りで生活しているわけではありません。私たちは社会の中で生きているんです。だから、子どもを育てるにも社会的なバックアップは普通に必要です。例えば、保育園などは今となっては社会に欠かせません。
歴代自民党政権、そして現在の民主党政権は、新自由主義思想・政治のもと社会保障・福祉(教育含む)に市場原理を適用させています。社会保障・福祉は、市場原理を適用させてはならない分野です。
もはや、新自由主義から決別しない政党に国政を任せるわけにはいきません。これからはとくに私たち日本共産党には、革命政権樹立を展望した戦いが求められています。
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