12月5日の午後私は「就活シンポ」へ行きました。場所は都営三田線春日駅近くの文京区民センターでした。行事の正式名称は、「やっぱ、おかしい日本のシュウーカツ!?学生がホンネで語ろう!就活シンポ」です(ながったらしい)。
午前10時30分から12時30分まで分科会・セミナーがありましたが、同じ時間帯に、江戸川区平井4丁目のコミュニティセンターで日本共産党の瀬端勇区議会議員団団長による区政報告会がありましたので、私は午前の分科会・セミナーには行かれませんでした。立場上、私が区政報告会をほっぽって文京区民センターの行事へ行ったら任務放棄になりますので、それで「就活シンポ」は午後からの参加でした。
午後のシンポジウムでは、本田由紀・東京大学大学院教育学研究科教授、平田美穂・中小企業家同友会全国協議会事務局次長、笠井亮・衆議院議員(日本共産党政策委員会副責任者)がパネリストをしていました。就職問題についてそれぞれの立場からの発言がありました。
若者の就職問題、とくに大学の学生をとりまく問題では、就職活動の著しい早期化と長期化があります。これは、私が学生の時代の話ですが、就職協定が廃止になってしまってから顕著になっています。私が、大学4年生の時には、ゼミが成立しないなどということが早速生じていました。いまでは、学生生活のうちの半分くらいが就職活動に裂かれるという深刻な事態さえ発生しています。
就職状況をめぐる状況を打開するには、学生の意見を最大限に尊重しながら学生、経済界、大学側、それぞれが納得でき、誠実に守ることのできるルールを築き上げていくことが不可欠です。