民主主義社会において私たち主権者国民のすることには、政府を監視することが不可欠です。政府を監視することが何故必要なのかは、政権を担っている人や勢力が憲法から逸脱して主権者国民を抑圧しないようにするためです。また、経済社会政策のあり方について考える際にも憲法が思想信条を超えて政府の行為を点検する際の重要な指針になります。
日本国は、最高法規である日本国憲法に基いて存在していることを建前としています。そして、日本国憲法は、主権者国民が国家に対して主権者の利益に奉仕するために仕事をするように突きつけた主権者国民による国家への命令書のような存在と言えます。だからこそ、憲法を政府を監視するための指針として生きてきます。
さて、日本国憲法はどのような内容でしょうか。伊藤塾塾長である伊藤真氏が自民党が出している憲法「改正案」の問題と照らしながら日本国憲法の基本を解説しています。1時間近くと少々長いのですが、ぜひ1度視聴されることを私は1人でも多くの方へ願う次第です。