4日間の休み、制約の隙間にアンテロープ・キャニオンを訪れました。アンテロープ・キャニオンは、アリゾナ州のナバホ居留区にあり、彼らのガイドがないと入れないことになっています。ガイドのお兄さんにお会いして、一番に訊かれたことは、「どんなカメラですか」。
このツアーが“フォト・ツアー”と書いてあり、少々お値段も高めでしたので、どういうことなのか少し不安ではありました。私も大きいカメラを持ってくれば良かったのかもしれませんが、“足場が悪い”ということでしたので、いつもの小さなカメラしか持ってきませんでした。少し恥ずかしげに「これです。」と差し出すと、「ほとんどのカメラの操作は、把握できているのだけれども、お持ち頂いているのはどうかと思って。」と手に取って確認をしていました。
まずは、ロウワー・アンテロープ・キャニオンへ行きました。受付から歩くとすぐ、地面に割れ目があり、そこを下りていくと言います。こんなところ入れるのか、というほどの狭い割れ目。そして谷底へ下りると、その割れ目からは想像もできない、写真で見ていたあの幻想的な世界が広がっていました。狭い渓谷の所々には階段があり、確かに“足場が悪い”かもしれません。一応持ってきた三脚は、バックパックに隠し持ったままで良いようです。ロウワー・アンテロープ・キャニオンは、人も少なくひんやりとしていて、流れるように形作られた美しい色の岩を静かに見ていきました。
「ここが、撮影ポイントです。」と言われて、やっと分かりました。フォト・ツアー…。小さなカメラでも、腕が良ければきれいに撮れるはずです。そうは思いましたが、私にはその腕無く。しかし、お兄さんがとても親切で、露出の変更の仕方などを丁寧に教えて下さいました。もしかすると実際に目にするものよりも、きれいに写真に納まったものもあるかもしれません。
端まで行くとほんの少し自由時間がありました。そしてそこで撮影をしようとすると、なんとバッテリー残量ランプが赤く点滅し始めました。換えの電池はありません。まだまだ撮りたいものはこれからたくさんあるでしょうに。
集合時間に指定された場所に戻ると、少し待たされました。何が起こるのかと思っていると、そこに光が差し込んでくるのを待っているのでした。そして光が差し込むと砂を投げ、その光が目立つように砂煙を立たせました。差し込んだ光と美しい岩の撮影会。こちらもきれいに撮れました。
次は車で移動して、アッパー・アンテロープ・キャニオンへ行きました。受付小屋はその車のまま通り過ぎ、幅の広いキャニオンをぐんぐんと走ります。途中、アッパー・アンテロープ・キャニオンだけのツアー客を乗せていると思われる車と何台もすれ違いました。私達の車は普通の車ですが、その車はトラックの荷台に座席を置いているようなものでした。
行き止まりのようになり、そこで車を停め、少し待つと、ガイドのお兄さんの上司と思われる女性がいらして、今度はその方が先導して下さいました。
行き止まりに縦の割れ目があり、そこがアッパー・アンテロープ・キャニオンの入り口でした。こちらは人の多いこと。
アッパー・アンテロープ・キャニオンは、ロウワー・アンテロープ・キャニオンより幅が広いのですが、高さがあるためでしょうか、こちらは暗く、念のために持ってきた三脚が役に立ちました。大きな三脚に小さなカメラを取り付けて、入り口近くに光が差し込むのをまずは待ちました。
アッパー・アンテロープ・キャニオンは、谷底が平坦なため、歩きやすいので観光客が多いようです。そして、みなさん写真撮影に熱心なこと。そして、こちらには何か所も光が谷底に差し込むポイントがあり、その時間を把握しているガイドさんが手際よく案内をして下さいました。私達のガイドさん、後からいらした女性のガイドさんは、このキャニオンの長ではないかと思われるほど権限があるように見え、私達のグループが一番良い位置から良い時間に撮影出来ていた気がします。人数も少ないので、まとまり良く移動も早く、よりたくさんの位置で撮影が出来ました。カメラも電池切れにならず、何とか撮り切れました。
帰り際、幅広いキャニオンの途中にある、もう一つのキャニオンをのんびりと訪れ、そこでフクロウを見ました。
憧れのアンテロープ・キャニオン、少し写真撮影に夢中になり過ぎたかもしれませんが、幻想的な景観を十分に楽しめました。
その後、ホースシュー・ベンドを訪れました。蹄鉄形にコロラド川が曲がっているところです。駐車場から20分くらい歩いたのでしょうか、突然崖となり、すごい景色が現れました。壮観。崖っ縁は柵など無く、自分の責任でその端に立ち、または寝そべって川を覗き込みます。川までどれくらいの距離があるのでしょう。川岸で遊んでいる人が小さく、本当に小さく見えました。赤岩、赤い砂漠の中に突然のように現れたホースシュー・ベンドは思っていたよりも遥かに雄大で素晴らしい景色でした。
このツアーが“フォト・ツアー”と書いてあり、少々お値段も高めでしたので、どういうことなのか少し不安ではありました。私も大きいカメラを持ってくれば良かったのかもしれませんが、“足場が悪い”ということでしたので、いつもの小さなカメラしか持ってきませんでした。少し恥ずかしげに「これです。」と差し出すと、「ほとんどのカメラの操作は、把握できているのだけれども、お持ち頂いているのはどうかと思って。」と手に取って確認をしていました。
まずは、ロウワー・アンテロープ・キャニオンへ行きました。受付から歩くとすぐ、地面に割れ目があり、そこを下りていくと言います。こんなところ入れるのか、というほどの狭い割れ目。そして谷底へ下りると、その割れ目からは想像もできない、写真で見ていたあの幻想的な世界が広がっていました。狭い渓谷の所々には階段があり、確かに“足場が悪い”かもしれません。一応持ってきた三脚は、バックパックに隠し持ったままで良いようです。ロウワー・アンテロープ・キャニオンは、人も少なくひんやりとしていて、流れるように形作られた美しい色の岩を静かに見ていきました。
「ここが、撮影ポイントです。」と言われて、やっと分かりました。フォト・ツアー…。小さなカメラでも、腕が良ければきれいに撮れるはずです。そうは思いましたが、私にはその腕無く。しかし、お兄さんがとても親切で、露出の変更の仕方などを丁寧に教えて下さいました。もしかすると実際に目にするものよりも、きれいに写真に納まったものもあるかもしれません。
端まで行くとほんの少し自由時間がありました。そしてそこで撮影をしようとすると、なんとバッテリー残量ランプが赤く点滅し始めました。換えの電池はありません。まだまだ撮りたいものはこれからたくさんあるでしょうに。
集合時間に指定された場所に戻ると、少し待たされました。何が起こるのかと思っていると、そこに光が差し込んでくるのを待っているのでした。そして光が差し込むと砂を投げ、その光が目立つように砂煙を立たせました。差し込んだ光と美しい岩の撮影会。こちらもきれいに撮れました。
次は車で移動して、アッパー・アンテロープ・キャニオンへ行きました。受付小屋はその車のまま通り過ぎ、幅の広いキャニオンをぐんぐんと走ります。途中、アッパー・アンテロープ・キャニオンだけのツアー客を乗せていると思われる車と何台もすれ違いました。私達の車は普通の車ですが、その車はトラックの荷台に座席を置いているようなものでした。
行き止まりのようになり、そこで車を停め、少し待つと、ガイドのお兄さんの上司と思われる女性がいらして、今度はその方が先導して下さいました。
行き止まりに縦の割れ目があり、そこがアッパー・アンテロープ・キャニオンの入り口でした。こちらは人の多いこと。
アッパー・アンテロープ・キャニオンは、ロウワー・アンテロープ・キャニオンより幅が広いのですが、高さがあるためでしょうか、こちらは暗く、念のために持ってきた三脚が役に立ちました。大きな三脚に小さなカメラを取り付けて、入り口近くに光が差し込むのをまずは待ちました。
アッパー・アンテロープ・キャニオンは、谷底が平坦なため、歩きやすいので観光客が多いようです。そして、みなさん写真撮影に熱心なこと。そして、こちらには何か所も光が谷底に差し込むポイントがあり、その時間を把握しているガイドさんが手際よく案内をして下さいました。私達のガイドさん、後からいらした女性のガイドさんは、このキャニオンの長ではないかと思われるほど権限があるように見え、私達のグループが一番良い位置から良い時間に撮影出来ていた気がします。人数も少ないので、まとまり良く移動も早く、よりたくさんの位置で撮影が出来ました。カメラも電池切れにならず、何とか撮り切れました。
帰り際、幅広いキャニオンの途中にある、もう一つのキャニオンをのんびりと訪れ、そこでフクロウを見ました。
憧れのアンテロープ・キャニオン、少し写真撮影に夢中になり過ぎたかもしれませんが、幻想的な景観を十分に楽しめました。
その後、ホースシュー・ベンドを訪れました。蹄鉄形にコロラド川が曲がっているところです。駐車場から20分くらい歩いたのでしょうか、突然崖となり、すごい景色が現れました。壮観。崖っ縁は柵など無く、自分の責任でその端に立ち、または寝そべって川を覗き込みます。川までどれくらいの距離があるのでしょう。川岸で遊んでいる人が小さく、本当に小さく見えました。赤岩、赤い砂漠の中に突然のように現れたホースシュー・ベンドは思っていたよりも遥かに雄大で素晴らしい景色でした。