レンタカーを返し、友人の車でクラにあるラベンダーファームへ行きました。地図にある星印が行き先であると思っていた私のミスで、道を間違えてしまいましたが、その道が眺めの良い道でドライブを楽しみました。
ラベンダーファームに着くと、車を降りた途端にいい香りがし、山の中腹からの眺めは素晴らしく、風が静かに吹いていました。
地図をもらうと、植えられているラベンダーの種類が色分けされています。数えると16種類。こんなにたくさんの種類があるとは知りませんでした。
ラベンダーの他にも見たことのない植物が植えられています。かわいい花もあれば、奇妙な花もあります。焼きとうもろこしの様な花もありました。
途中、ラベンダー茶とスコーンを頂きながら、島を中央に、左右に青い海を見渡せるテラスで休憩。すると友人が、すぐ近くの落葉した木に、一か所不自然な緑のものを見つけました。私はメガネを掛けていたのでよく見えず、緑の葉が飛んできて付いているのかと思いました。カメラを取り出し望遠を最大にして見てみると、葉のように薄くなく、立体に見えます。写真を撮るとピントが合い、もっとはっきり見えました。「カメレオン?」友人に言われて見直すと、尻尾あり、手あり、足あり、目あり…。「気持ち悪ーい。」「あ、動いた!」「写真撮ろう。」「ピントが合いすぎて気持ち悪ーい。」「あ、動いた!」「写真撮ろう。」…とカメレオンが動くたびにシャッターを切っては気持ち悪がっていました。
生まれて初めて見たカメレオン。舌をのばして獲物を捕る瞬間も見ることができ、面白い経験でした。
山に広がるラベンダー畑の方へ行って景色を眺めながらのんびりしていました。写真を撮ろうとすると、電池のサインが点滅しています。カメレオンの写真を撮りすぎました。
此処もいつまでも居たいところ、一日中でも居たいところです。母が来たら喜ぶだろうな、と思いました。
のんびりしているうちに、近くにカウボーイの街があって、おいしいシュークリームを売っていることを友人が思い出しました。まだ寄り道する時間もありそうなので早速向かいました。
マカワオにあるその街は小さな街で、小さなかわいらしいお店が並んでいました。シュークリームを売っているお店は田舎に昔からあるお店という感じで、建物や台に使われている木々の艶やかな深い茶色が年月と温かみを伝えていました。
カスタードクリームのいっぱい詰まったシュークリームを道端でほおばると、小さな街をひと歩きしていよいよ空港へ向かいました。友人も知らなかったという道を抜けながら空港へ向かうと、思っていたよりも早く到着。少し早い別れとなりました。今日は帰路につくだけで何もできないと思っていた私ですが、友人のお陰で素敵な時間が生まれました。滞在中、のんびりとした中に充実した時を過ごさせてくれた友人の、人の大きさに、心の大きさに感謝です。
空港のチェックインカウンターへ行くと、中の人の動きが少し違うように感じました。「コンピュータが動かないのですか。」「そうなの、時間が掛かってすみません。」と。手書きのチケット、手書きの荷札。ご苦労様です。
早く着きすぎたことと、荷物の重さを気にしてくれていた友人に、無事チェックインができたこと、早目について丁度良かったということを報告しながらお礼の電話をしました。
この便が遅れると、ラスベガスへは翌日の当日の到着になってしまうことを気にしながら搭乗を待ちましたが、時間通りに離陸。感心しました。
ホノルルに着くと急いで次のゲートへ向かいました。マウイでコンピュータが動かなかったため、次の便のチェックインができなかったからです。ゲートに着くともう搭乗が始まっていました。ドキドキしながら順番を待ち、こちらも無事にチェックインができました。
ホノルルからラスベガスまで約5時間半。昼から夜中へ時間を追いかけるように進みます。青い空、青い海を見、ひと寝入りすると真っ赤に染まった夕焼けを見、ひと寝入りすると真っ暗になっていました。
この航空会社は珍しく、国内線で食事が出ます。パスタを選んで頂くと、もうラスベガス。真っ暗の中、ものすごく明るい町が見えてきました。成田を発つ時に、ここも夜景がきれいだな、と思っていましたが、ラスベガスの灯りの数は倍を超えているでしょう。だんだんと灯りの数が減っているようなことはなく、くっきりとした分かれ目に、そこには海があるのかと思ってしまうほど。改めてこんな町に住んでいるのだと思いました。
離陸をして、見慣れたホテルが見えてくると少し緊張してきました。そういう町に帰ってきました。
荷物を受け取りに行くと声を掛けられました。クリエイションのディレクターのアシスタントをしていたクリスチャンでした。彼女は新しいショーのために、このショーのディレクターと共に、モントリオールから来たところでした。
話しながら、父役のキャラクターがなくなったことに触れると、彼女はそのことを全く知りませんでした。ショーを創るときにあんなに大きくかかわった方でも、こんなに大きな変更を知らないのだと思ったら淋しくなりました。
ターミナル2からストリップへ行くシャトルバスはなく、仕方なくタクシーに乗りました。近すぎていい顔をしないタクシーの運転手さん…。こんな町、ラスベガスに無事着きました。
ラベンダーファームに着くと、車を降りた途端にいい香りがし、山の中腹からの眺めは素晴らしく、風が静かに吹いていました。
地図をもらうと、植えられているラベンダーの種類が色分けされています。数えると16種類。こんなにたくさんの種類があるとは知りませんでした。
ラベンダーの他にも見たことのない植物が植えられています。かわいい花もあれば、奇妙な花もあります。焼きとうもろこしの様な花もありました。
途中、ラベンダー茶とスコーンを頂きながら、島を中央に、左右に青い海を見渡せるテラスで休憩。すると友人が、すぐ近くの落葉した木に、一か所不自然な緑のものを見つけました。私はメガネを掛けていたのでよく見えず、緑の葉が飛んできて付いているのかと思いました。カメラを取り出し望遠を最大にして見てみると、葉のように薄くなく、立体に見えます。写真を撮るとピントが合い、もっとはっきり見えました。「カメレオン?」友人に言われて見直すと、尻尾あり、手あり、足あり、目あり…。「気持ち悪ーい。」「あ、動いた!」「写真撮ろう。」「ピントが合いすぎて気持ち悪ーい。」「あ、動いた!」「写真撮ろう。」…とカメレオンが動くたびにシャッターを切っては気持ち悪がっていました。
生まれて初めて見たカメレオン。舌をのばして獲物を捕る瞬間も見ることができ、面白い経験でした。
山に広がるラベンダー畑の方へ行って景色を眺めながらのんびりしていました。写真を撮ろうとすると、電池のサインが点滅しています。カメレオンの写真を撮りすぎました。
此処もいつまでも居たいところ、一日中でも居たいところです。母が来たら喜ぶだろうな、と思いました。
のんびりしているうちに、近くにカウボーイの街があって、おいしいシュークリームを売っていることを友人が思い出しました。まだ寄り道する時間もありそうなので早速向かいました。
マカワオにあるその街は小さな街で、小さなかわいらしいお店が並んでいました。シュークリームを売っているお店は田舎に昔からあるお店という感じで、建物や台に使われている木々の艶やかな深い茶色が年月と温かみを伝えていました。
カスタードクリームのいっぱい詰まったシュークリームを道端でほおばると、小さな街をひと歩きしていよいよ空港へ向かいました。友人も知らなかったという道を抜けながら空港へ向かうと、思っていたよりも早く到着。少し早い別れとなりました。今日は帰路につくだけで何もできないと思っていた私ですが、友人のお陰で素敵な時間が生まれました。滞在中、のんびりとした中に充実した時を過ごさせてくれた友人の、人の大きさに、心の大きさに感謝です。
空港のチェックインカウンターへ行くと、中の人の動きが少し違うように感じました。「コンピュータが動かないのですか。」「そうなの、時間が掛かってすみません。」と。手書きのチケット、手書きの荷札。ご苦労様です。
早く着きすぎたことと、荷物の重さを気にしてくれていた友人に、無事チェックインができたこと、早目について丁度良かったということを報告しながらお礼の電話をしました。
この便が遅れると、ラスベガスへは翌日の当日の到着になってしまうことを気にしながら搭乗を待ちましたが、時間通りに離陸。感心しました。
ホノルルに着くと急いで次のゲートへ向かいました。マウイでコンピュータが動かなかったため、次の便のチェックインができなかったからです。ゲートに着くともう搭乗が始まっていました。ドキドキしながら順番を待ち、こちらも無事にチェックインができました。
ホノルルからラスベガスまで約5時間半。昼から夜中へ時間を追いかけるように進みます。青い空、青い海を見、ひと寝入りすると真っ赤に染まった夕焼けを見、ひと寝入りすると真っ暗になっていました。
この航空会社は珍しく、国内線で食事が出ます。パスタを選んで頂くと、もうラスベガス。真っ暗の中、ものすごく明るい町が見えてきました。成田を発つ時に、ここも夜景がきれいだな、と思っていましたが、ラスベガスの灯りの数は倍を超えているでしょう。だんだんと灯りの数が減っているようなことはなく、くっきりとした分かれ目に、そこには海があるのかと思ってしまうほど。改めてこんな町に住んでいるのだと思いました。
離陸をして、見慣れたホテルが見えてくると少し緊張してきました。そういう町に帰ってきました。
荷物を受け取りに行くと声を掛けられました。クリエイションのディレクターのアシスタントをしていたクリスチャンでした。彼女は新しいショーのために、このショーのディレクターと共に、モントリオールから来たところでした。
話しながら、父役のキャラクターがなくなったことに触れると、彼女はそのことを全く知りませんでした。ショーを創るときにあんなに大きくかかわった方でも、こんなに大きな変更を知らないのだと思ったら淋しくなりました。
ターミナル2からストリップへ行くシャトルバスはなく、仕方なくタクシーに乗りました。近すぎていい顔をしないタクシーの運転手さん…。こんな町、ラスベガスに無事着きました。