のんのん太陽の下で

初めての一人暮らしが「住民がいるんだ・・・」と思ったラスベガス。
初めての会社勤めが「夢を売る」ショービジネス。

ペルセウス流星群

2006-08-14 | 日記
 フグの彼女、メラニが彼を驚かせに現れたのはフグが最後のショーを終えみなで集まった居酒屋。本当にビックリでした。今日は彼らの誘いを受け、もう一度その居酒屋に行きフグの弟とその彼女と5人で日本食を楽しみました。フグとメラニはこの居酒屋が大好きでラスベガスにもう一度くることがあったらまずはここに来る、ラスベガスを離れて残念と思うことはここに来られなくなること、と言うほどです。いつものように注文を任され、彼らにとって“新しい”ものを選んでそれを楽しみました。ここのTシャツがあることに気付き社長に頼むと彼はプレゼントをしてくれました。フグは「ノリコのアイディアにはいつもビックリするよ。僕はこれを20年は愛用するね。」ととても喜んでくれました。
 
 その後、彼らが“LOVE”を観に行くのを待ち、それから山に流れ星を観に行きました。昨日がピークで1時間に50個は見えるだろうと言われていたペルセウス流星群です。山は思ったよりも寒くみんなは先に来ていた仲間の毛布に包まり、寝転がりながら夜空を見上げました。私は私達の到着後すぐに来た日本人の友人といすに座って夜空を見上げました。流れ星を観るたびにみなで盛り上がり、それを逃してしまった人は悔しがり、しばしラスベガスの涼しく暗く明るい夜を楽しみました。そのほかに彼らには私達の日本語の会話がおもしろいらしく、私達は普通に話しているのにまるで漫才を見ているかのように反応して笑われていました。あまりの寒さに私は持ってきた非常用のアルミのブランケットを取り出すとこれまた大盛り上がり。友人とそれに包まっているのを見て「大きなベイクドポテトみたい。」と写真を撮られてしまいました。
 
 フグの植物油で走る車で送ってもらうのもこれが本当の最後になりました。素敵な夜の思い出で一つの幕が閉じられます。