のんのん太陽の下で

初めての一人暮らしが「住民がいるんだ・・・」と思ったラスベガス。
初めての会社勤めが「夢を売る」ショービジネス。

シルクデュソレイユ25周年のパーティ

2009-06-14 | イベント
 25周年のパーティには何を着ていこうかとずっと考えていました。そして何もなかったらこれにしようかと考えていたのが、バトンの衣装。このドレスを着てここラスベガスで踊ったのは、2年ほど前のことでしたでしょうか。もうみなさん覚えていないかなと、他に思い当たらなかったらそれを着ようと思っていました。
 そして、やはり他に何もないので、それを着ることにしたのですが、いろいろと直さなくてはならないところがありました。そしてシワシワ。
 針仕事をしてから、しわを取るのにアイロンをかけようとしました。アイロンは持っていません。でも、このアパートに引越してすぐに、これはいざという時にアイロンになるかもしれないと中古のお店で買った、ステンレス製の底の平らな1.8リットル計量カップがあります。実際にアイロンとして使うことになったのは今日が初めて。お湯を沸かして、“アイロンがけ”をしてみました。しかし、しわは取れませんでした。
 これがだめだったら、と決めていたことがありました。いろいろなものを安く売っているお店の広告で、スチームアイロンのことを丁度見ていたのです。このスチームアイロンは、私が昔から欲しいと思っていた形のもので、スチームブラシというのかもしれません。ハンガーに吊るしたままアイロンがけが出来るものです。一度買おうと思ったことがありました。でも“コンパクト”と謳っていても、結局は水を入れるタンクが大きくて、スチームが出るところから床にある水のタンク全体を見ると、掃除機のような形をしていて収納場所を取るのです。しかし、広告にあるものは、本当に小さそうに見えました。
 早速、そのお店に買いに行きました。長年欲しいと思っていたものを買いに来たのでワクワクしながら、探すと、ありました。そして、その製品の入っている箱の小さいこと。これは良い、とすぐに思いました。今まで見たスチームアイロンと違い、これは、シャワーヘッドのような所に水を入れる小さな容器が付いていて、あとはコードがあるだけ。確かにそこに書いてあるように、旅行にも持って行けそうな大きさです。私にしては珍しく、すぐに買うことを決めました。
 家に戻ると、早速ドレスにアイロンをかけてみました。なんときれいにしわの落ちること!水を入れるタンクが小さいので、すぐに水がなくなってしまい、補充をしなくてはなりませんが、他に問題はなく、ドレスはきれいに整いました。そうなると、他もアイロンがけをしたくなって、洋服を持ち出して少し行ったのですが、ランチの約束があったので、残念ながら途中でやめました。
 ランチから戻ると、髪を上げ、お化粧をして、アイロンがけをしてきれいになったドレスを着て、この衣装をパーティで着ることになった時のためにと、これまた中古のお店で見付けて履く機会のなかったかかとの高い靴を履いて出掛けました。
 パーティはルクソールのナイトクラブ『LAX』で行われました。ナイトクラブで行われるパーティはあまり好きではなく、すぐに帰ってしまう事が多いのですが、今日は居心地が良く、長居することになりました。ドレスのことは、私が思っていた通り、みなさん覚えていないようで好評でした。お蔭で稀な変身を余計に楽しめました。
 また、友人のお蔭でクリスエンジェルさんにお目に掛かることが出来たり、ダニエル社長と25周年前のシルクデュソレイユ設立に大きく貢献された、現在はクリエイティブ部門の副社長をされているジル・サンクロワさんと写真を撮らせて頂く事が出来ました。貴重な写真となります。
 真夜中に近づくと、人がさらに増え、音量も増し、たばこの煙も気になるようになってきたので、珍しく名残惜しみながら会場を後にしました。楽しく思い出に残る記念の一日となりました。

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