のんのん太陽の下で

初めての一人暮らしが「住民がいるんだ・・・」と思ったラスベガス。
初めての会社勤めが「夢を売る」ショービジネス。

親指下向き

2013-02-12 | KA
 日本から戻ると暖かいので、桜の木の下を通り過ぎながら蕾を探してみましたが、分からないほどでした。十日ほど経った今日、そのことを思い出し、見ると蕾が膨らんでいました。いつものように二月下旬には開花するでしょう。
 一日の休みは、休日明けを思わせない身体でしたが、それが良いことなのか悪いことなのかと思っていると、ショーが近づくにつれ、疲れを感じました。しかしそれは、先週あまり食べることが出来なかった影響が、今出ているのかもしれません。
 ふくらはぎの調子は良いので、舞台の上は気を付けながら普段通り、舞台裏はまだ慎重にと使っていくことにしました。
 自分ではあまり良く動けなかったと思いますが、モニターから観るとそこまで分からなかったようです。舞台裏でお会いしたお客様にも声を掛けて頂き、何とかなっていたのかと思います。
 双子の男の子が代役でした。シェリーが今日の影絵はどうだったか訊くので、感想を述べると、彼と練習をすることになるらしいと言いました。丁度、彼の影絵を見ながら、彼は代役だから上の人は何も言わないのかしらと思っていたところでした。猫と犬は良いとして、始まりのうさぎはたくさん練習してもらいたいです。
 二回目のショー、最後のお辞儀でお客様の前まで出ると、一列目の真ん中に、日本からと思われるお客様がにこやかにいらっしゃいました。しかしその横で、親指を下に向け、良くなかったことを示すお客様がいらっしゃいました。その方は、ショーの半分は口を開けて寝ていたそうです。満足頂けなかったお客様の顔を目にすることはありますが、ジェスチャーで示されたことは、初めてでした。そこまで表して頂かなくても、私達は感じることが出来ます。
 夜はとても疲れて、夕食の後何も出来ませんでした。先週のお腹の具合も、この疲れもどうやら身体のリズムの関係のようですから、逆らわずに。

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