のんのん太陽の下で

初めての一人暮らしが「住民がいるんだ・・・」と思ったラスベガス。
初めての会社勤めが「夢を売る」ショービジネス。

月面に立った人

2007-03-20 | 日記
 車、バン、大型バス、小型飛行機、ヘリコプター、ボート…。朝の8時までにこれだけの乗り物に乗ったのは初めてです。今週末は三連休。三連休最大のイベントはモントリオールから戻ってきたジュリと、ミュージシャンのジェニンとのグランドキャニオンツアー。向かった先はグランドキャニオンのウエスト・リム。北と南は行きましたが西は初めてです。
 小型飛行機に乗っているときがちょうど日の出の時間で、この飛行機の特徴である大きな窓からフーバーダムやミード湖がとてもよく、きれいに見えました。飛行機でグランドキャニオン西空港に着くと、今度はヘリコプターに乗り換えてコロラド川まで下りていきました。ヘリコプターに乗るのは初めて。このヘリコプターも景色がよく見えるようになっていました。垂直の離着陸の体験は面白く、また、ヘリコプターは岸壁に限りなく近づいて迫力満点でした。
 素朴な川岸に着くとそこには静かに流れるコロラド川がありました。ボートに乗って川を下ります。風を切りながら、流れる景色を楽しみ、グランドキャニオンの谷底にちっぽけな自分がいることを心地よく思いました。
 ヘリコプターで上に戻ると、バスに乗り換えて展望台にいきました。そこには私が来たかった絶壁がありました。小学校の頃に見たグランドキャニオンの写真、そして、コマーシャルの映像、それは柵も何もない絶壁でした。1200メートル下を柵にもたれないで恐る恐る覗ける絶壁。
 天気は穏やかで風がそよそよと吹き、眺める景色をさらに素敵なものにしてくれました。その景色を眺めながら、朝の3時にジャニン達が作ってくれたサンドウイッチを頂く贅沢。
 しばらくゆっくりしていると食事が到着しました。チキン、豆、とうもろこし、コールスロー、コーンブレッド、アプリコットタルトなどです。彼女たちはこんなに朝早くに肉を食べたことがないと言いながら頂いていました。
 西空港に戻るとものすごい人の数。今日は2年前から建設工事が進められてようやく完成した“スカイウォーク”のメディアへの公開日だったからです。“スカイウォーク”とはグランドキャニオンの谷底から1200メートル上に架けられた空中橋。崖からU字型に張り出した谷底が見えるガラス製の橋です。
 その橋を一番初めに渡ることになっていたのは、アポロ11号で月面に二番目に降り立った“バズ・オルドリン”。ジャニンと私は一目彼を見たくてきょろきょろしていました。ターミナルではもうすぐの情報が入ってもご到着せず、私たちは小型飛行機に乗る時間になってしまいました。ところが、小型飛行機まで歩いているとき、一番奥に外装の特殊なヘリコプターが着いたのを発見。そして彼がそこから降りて歩いてくるのを発見しました。旅の最後に特別な瞬間もいただきました。
 大満足のこの旅、ラスベガスに戻ってきたらまだ12時15分。3人でおかしくなって笑いました。

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2 コメント

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スカイウォーク (AO)
2007-03-24 01:21:08
のんのんさん、はじめまして。AOと申します。
ラスベガスでシルクにはまりました。
パンフでのんのんさんのお名前を見つけ、
大好きなシルクでがんばってる
日本人の方を知ったときはとてもうれしかったです!

スカイウォークのニュースは昨日か一昨日の新聞で見かけました。
あの壮大な大自然を足元に見るって、すごいことだと思います。
新聞を読みながら妄想してました(笑)。

大自然の豪華な旅は、うまくやりくりすれば半日で周れるのですね!
読みながら、勝手に私も行った気になり
幸せな一時を頂きました♪

これからも遠い日本から、のんのんさんのご活躍を応援いたします!
長文失礼しましたm(_ _)m
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AOさま (のんのん)
2007-03-27 16:32:32
はじめまして。

スカイウォークはやはり日本でもニュースになっていたのですね。
これで観光客が増えすぎて、素朴な感じがなくなってしまったら少し残念です。

確かに豪華な旅でした。
実はこの小旅行、3名分の招待券を持っていて行く事が出来ました。
大自然は気持ちを豪華にしてくれます。
行く価値は充分にあります。

コメントありがとうございました。
そして応援ありがとうございます。
また是非こちらにいらしてください。
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