のんのん太陽の下で

初めての一人暮らしが「住民がいるんだ・・・」と思ったラスベガス。
初めての会社勤めが「夢を売る」ショービジネス。

大きな男の子

2009-10-22 | KA
 ヤンチャオのために、エピローグのリハーサルがありました。新しい代役のためのリハーサルがある時、時々アーティスティックコーディネイターは「こうではなくて、こうして欲しい。」と言うことがあるのですが、それは本役ではなくて代役がやっていることということが良くあります。今日のリハーサルでもそういうことがありました。
 ヤンチャオは影絵でもデビューをしました。それを見ながら、彼は少し大き過ぎるかなと思いました。小さな男の子が、彼と対照的な大きなジェスターに守られてあの影絵をするのがいいような気がしました。でもこれは、彼が大きいと分かっていて会社が選んだことなので、彼が悪いわけではありません。
 アーチャーズデンで舞台に上がる時、舞台後ろの階段下でリガーの方が待機をしています。父役が矢を射ると、私はそこに走り込んで一瞬待ち、階段を上がって舞台上に登場するのですが、今日の彼は、矢が胸に刺さり、死んだふりをして待っていました。その姿と表情があまりにもおかしくて、私は笑顔いっぱいで舞台上に出ていくことになりました。
 クレベーフに、『夕刊デイリー』を余分に持っているのなら一部欲しいと言われました。彼との写真が載っているからです。でも、「思い出に…。」と言われると、涙が出そうになります。
 最近、最後のお辞儀で舞台に上がるミュージシャンの数が少なかったのですが、今日はついに3人となってしまいました。とても淋しかったです。みなさんの体調が早く戻りますように。
 今日はリガーの人達と居酒屋へ。5月の休暇で日本へ行った二人の話をようやく聞くことが出来ました。彼らが“体験”したことのおもしろいこと。また、ジェスチャーと共に効果音がたくさん入った説明はとても面白く、頭の後ろが痛くなるくらい笑いました。彼らが気に入って毎日のように食べたというものは、うどん。この居酒屋に、うどんがあることをとても喜んでいました。うどんを食べたい時は、いつでも言って下さい。うどんぐらいなら、いつでも作ります。

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1 コメント

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・・・・!? (ROCY)
2009-11-21 21:50:04
のんのん

11月14日2ndありがとうございました。
ショーの開始前に隣の席の
Raichael  Richard夫妻と
意気投合し、
この日は何かが違う予感がしていました。
そう、
オープニングでダイアナが
のんのんであることに安心し
エンディングで
のんのんの名前を叫んでいる間、
ショーの細かい変更点にも
気がついてはいたのですが
覚えていないのです。
正確には感動は得たものの、
脳に記憶されなかったようです。
のんのんのソロで Raichaelとともに
誰の目をはばかることなく涙を流し、
ショーが終わると三人で抱き合い、
一緒の感動を共有したことに
喜び合ったので、
確かにすばらしいかったことは
間違いありません。
日本の文化を理解していただいている
仲の良い老夫妻の想いと
KAのストーリーがシンクロして
その波長の渦に巻き込まれたようです。
のんのんをはじめ多くのアーティストたちが
3日6回連続で
KAを観賞している夫妻へ送った
パワーのおこぼれをいただいたようです。

ところで 毎回、大冒険をして
帰国前の日にKAの 
のんのんの演技を見ていますが
つらいですね。
燃え尽き症候群に加えて
とても大切な人と生き別れる思いです。
それ以来、心が痛くてしようがありません。
だからこそ また、再び 
ということになるのでしょうね。
1月9日 2nd 102セクションA-5
とりました。
次回は何が起こるか楽しみです!
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